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2010年 05月 04日
狼と香辛料 【印象度:75】
2006年発行の日本の小説。

導入部がいいですね。
すんなりと中世の農村に、古来伝わる風習の景色の中に入り込むことができます。

貨幣経済がある程度発達して、農村の作物を行商人が買い付けに来るような時代。
農業技術が発展の兆しを見せて、豊作の神がないがしろにされ始めた時代。
行商人と豊作を司る狼の化身との旅物語です。
狼の化身以外にはファンタジー要素はなく、地に足の着いた世界設定です。

シリーズものの第1巻としての位置づけで、本作では通貨に含まれる銀の純度と、
通貨への投機が大きなテーマになっています。

当時の商人が、生きるための知恵として身に付けていそうな考え方などが、
それらしく丁寧に描かれているので、読んでいて充実感が得られます。

後半に、どたばた逃亡劇が延々と続くのは、ちょっと余計で、
作品自体が水増しされて純度が下がった感がありますね。

最後のオチは悪くなかったので、多少持ち直しました。

狼と香辛料 (電撃文庫)
by camuson | 2010-05-04 15:32 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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