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2011年 06月 26日
クマのプーさん(Winnie the Pooh) 【印象度:75】
1926年発表のイギリスの童話。
英語原著を講談社英語文庫で読みました。
ディズニーのアニメ化作品jは見ていません。

英語原著挑戦はこれで4作目で、アメリカ発2作、イギリス発2作となります。
(1)チョコレート工場の秘密(アメリカ1964年)
(2)不思議の国のアリス(イギリス1865年)
(3)オズの魔法使い(アメリカ1900年)
(4)クマのプーさん(イギリス1926年)

この中では、本作は対象年齢層は一番低いと思われ、
難しい単語はほとんど使われていませんが、
それでも、アメリカ発の2作に比べると随分読みづらいです。

サンプル数が少ないので、なんともいえないですが、
大陸と島国の文化の違いで、
アメリカではとにかく、万人に通じることが、
第一優先になっている感じがします。

また、アメリカの場合、子供が勝手に読み進められるような
「読み物」の色が強いのに対して、
イギリスの場合、大人が介在して読み聞かせて、
コミュニケーションを図るような
「語り物」の色が強いのかなと、勝手に推測したりしました。

そんな風に感じたのも、本作クマのプーさんの構造が、
作者が自分の子供のために作った作品として作中作となるような、
メタ構造をあえてとっているからです。
子供相手にしては、入口の敷居が少し高めなのですよね。

まあ、それはそうと、作品そのものの感想ですが、
登場人物の動物たちが、
だいたい人間の5歳児くらいの知能レベルだと思いますが、
その癖に結構な策略家で、
そのために話があらぬ方向に進んでいくのが、
愛嬌があって、健気さが感じられて、癒されるんですよね。

そして何より、E・H・シェパードの挿絵が、素朴で飾り気がなく、
味があって、物語のとぼけた感じとぴったり合っています。

後にディズニーがアニメ化するにあたって、
キャラクターをデフォルメする際に、
随分と不恰好で可愛げなくしてしまったかに気付かされます。

当時のアニメ技術上、出っ張っているところを更に出っ張らして、
キャラの区別がつき易く、動きをつけ易くするための、
一種の必要悪だとは思いますが。
ディズニーのキャラクターでかろうじて可愛いのってアヒルの
甥っ子達くらいしかいませんから、まあ仕方のないことです。

私は第一生命と契約しているので、
ディズニーのプーさんグッズが配られたりするのですが、
プーさんと一緒にいる虫みたいな不思議な生き物が、
ちょっとした謎の存在でした。
本作を読んで、ピグレットという名の、
その名のとおりの子豚だということがわかりました。
本作の挿絵では子豚以外の何者でもないので、
虫化の経緯はよくわかりませんが、
必要悪みたいなものなのだと推測します。

作品に癒された後に、
作者A・A・ミルンの息子でもあり、
作中作登場人物中の唯一の人間であるクリストファー・ロビンに関して、
ちょっと調べてみたら、少し切なくなりました。物語の外側の話です。
(外部リンク:http://lovepooh777.fc2web.com/robin.html

クマのプーさん―Winnie‐the‐Pooh 【講談社英語文庫】
by camuson | 2011-06-26 13:46 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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