映画
1975年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。
原作は未読です。
あまり奥行きが感じられない映像だと感じたのですが、
精神病棟という外界から隔絶された
奥行きのない世界にマッチしていると思いました。
主演のジャック・ニコルソンがとてもナイスガイ。
登場人物の中で最も整った顔立ちなのが意外。
他の精神病患者たちの演技も過剰にならず、
とてもリアルに感じられてすばらしいです。
しかし、知的障害、言語障害に近い人から、
幼児期のトラウマでパニック気味な人から、
主人公のような、手が早いだけの人まで、
問題児を何でもかんでも一緒くたに詰め込み過ぎですよね。
雑な世界もあったもんだなあと。
テーマとして、30年前だとインパクトがあったのでしょうが、
複雑化した現代から振り返って見ると、
ある意味問題が単純明快で平和だなと、
逆に思ってしまうところがありますね。
ぜんぜん平和じゃないけど。
終盤の展開は、( ゜Д゜)ポカーン でした。
カッコーの巣の上で [DVD]