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2012年 12月 17日
コレキヨの恋文 【印象度:80】
2012年発表。
4月に購入して以来積んだままになっていましたが読みました。

副題が、「新米女性首相が高橋是清に国民経済を学んだら」
ということで、著者本人も認める「もしドラ」の便乗モノです。

ちなみに「もしドラ」は、週刊ダイアモンドの表紙になる
などのごり押しに乗せられて、購入してしまいましたが、
読まずに積んだままになっています。
あまり話題になってしまうと読むタイミングがなくなってしまう
というのが困りものです。


で、本作ですが、
2010年代に34歳で女性初の日本国総理大臣となった主人公が、
過去、大蔵大臣としてデフレ対策に辣腕を振るった高橋是清に、
年に1回タイムスリップして面会し、薫陶を受け、
デフレ対策を進めていくという史実を織り交ぜたファンタジーです。

1920~30年代は、大震災、バブルの崩壊、世界恐慌、デフレ、
そして大津波(「三陸海岸大津波」)に見舞われるなど、
現在の社会状況と酷似しているというのが着想の原点になっています。
その厳しい状況下で、見事にデフレを乗り切った
高橋是清の手法に学ぼうという趣旨です。

史実に基づいた緊張感みなぎる重厚な過去パート。
主人公のお子ちゃま首相が半ベソかきながら奮闘する軽薄な現代パート。
2つのパートが交互に進行し、ギャップと類似性を楽しむという趣向はいいと思うのですが、
仮想キャラクターが平板すぎるというか、 もう一クセ、もう一ひねり欲しい感じがしますね。
主人公が泣けば泣くほど、こちらが泣けなくなってしまいます。
史実自体はとても興味深く、それを丁寧に描いていて、
高橋是清の人となりと、是清が生きた時代の空気を感じられたのが良かったです。


コレキヨの恋文
by camuson | 2012-12-17 23:34 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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