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2013年 05月 10日
風流夢譚 【印象度:85】
1960年発表。電子書籍で読みました。

大部分が主人公が見た夢の中の話です。
他人の夢の話ほど聞いていてどうでもいい話はなく、
リアクションに苦慮するものもないわけですが、
本作は、そんな通説を吹っ飛ばして、やたらに面白いです。
夢にありがちな荒唐無稽さや滑稽さを、
夢を見ている本人が自覚しつつ、
不可抗力的に話が転がっていくところが、
何とも言えないとぼけた味わいを醸し出しています。


さて、本作では、主人公の夢の中で、
天皇、皇后、皇太子、皇太子妃が、
蜂起した民衆に殺されてしまうシーンがあります。
リアルで深刻なものではなく、
フランス革命に代表されるような典型的な革命のイメージが、
主人公の頭の中でマンガチックに認識変換された上で、
主人公の暮らす現代日本に嵌め込まれたというものです。

これが皇室に対する不敬にあたるとして、
右翼団体の少年が、出版元の中央公論社の社長宅を襲い、
お手伝いさんを刺殺し、夫人に重傷を負わせる
事件が起きてしまいました。

それ以来、活字化が封印されていましたが、
この度、電子書籍で復活したとのことです。
復活の経緯については以下サイトが詳しいです。

幻の小説「風流夢譚」を電子書籍化した理由
2011年12月14日posted by 京谷六二(志木電子書籍)
http://www.dotbook.jp/magazine-k/2011/12/14/furyu_mutan/


風流夢譚
by camuson | 2013-05-10 20:40 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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