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2013年 12月 12日
殺人処方箋 【印象度:80】
1968年のアメリカのテレビ映画。刑事コロンボシリーズ第1作目。
本シリーズは母親がファンで、子供のころからテレビでよく見ていました。
Blu-ray BOXを購入したので、昔を懐かしみつつ、
少しずつ見ていきたいと思います。

吹き替え版ではなく、英語音声、日本語字幕で見ました。
小池朝雄の吹き替えは素晴らしいのですが、
ここはあえてオリジナルを尊重して。

ピーター・フォークの地声は、吹き替えよりも多少甲高いダミ声。
これはこれで慣れると味があります。

ピーターフォークがまだ若々しくて、精悍な感じで、
眼光の鋭さが目立ちますね。
のらりくらりのキャラクターは、おおむね確立されているものの、
まだまだ年季が足りない感じです。

お話は、精神科医が若い愛人との新生活のために、
年老いた妻を殺し、
愛人の協力を得て、アリバイを偽装するというもの。

コロンボの犯人を追いこんでいくさま、
特に、ドジッ娘の愛人に狙いを定めて攻めていくさまは、
S的、M的素養を刺激するところがあるのか、
終盤まで楽しむことができました。

ただ、終わり方が急過ぎていまひとつストンと落ちない感じでした。
同じトリックで犯人を陥れる着想は分かるのですが、
愛人がコロンボのトリックに協力するに至った
感情に飛躍があるように感じて、受け入れづらいのです。

愛人に対して愛情がある=愛人が死んだら目的を失い自白する
という勝手な等式のごり押し感が残ってしまいました。

たまたま犯人が血も涙もない悪者と判明したことになったわけですが、
そういう単純化ってあまり面白くないじゃないですか。

十分愛情はあったのだけど、秘密は墓場まで!
というようなことが、むしろ普通にあり得るケースで、
その場合にどう落とすのかが見えないので、
切れ味が悪く感じてしまいます。


刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX [Blu-ray]
by camuson | 2013-12-12 22:06 | テレビ | Trackback | Comments(0)
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