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2015年 04月 08日
ワンダフルデイズ 【印象度:65】
アニメ
ワンダフルデイズ 【印象度:65】_e0020682_18035899.png

2003年の韓国アニメ。レンタルDVDで見ました。

基本的にはオリジナル音声を重視するので、
韓国語音声に、日本語字幕を選んだつもりだったのですが、
何故か日本語音声で再生が始まりました。
変えるのも面倒だったのでそのまま鑑賞。
結果的には言語による違和感を排除した評価ができて良かったかも。
(後に、韓国語でも再生できました。操作ミスだったようです)

日本語吹き替え音声で鑑賞した範囲では、
日本のアニメといわれても、違和感は感じないです。

女主人公を筆頭に、キャラクター造形は攻殻機動隊っぽく、
コンピュータグラフィックで描かれた世界は、ファイナルファンタジーっぽく、
主人公達が駆るバイクはAKIRAっぽく、
これに、ハリウッドの宇宙物を混ぜたような感じでしょうか。


映像技術は凝っていて、
ミニチュア模型と3DCGと手書きの人物を融合しています。
映像だけで作品世界に引き込む力があり、
当時としては最先端を走っていたと思います。
ちょっと羨ましくなるくらい手間とお金をかけてるなと思いました。

お話は近未来を舞台にしたSFものです。
汚染物質が蔓延した世界において、
汚染物質をエネルギーとする技術が発明され、
汚染物質から隔離された清浄な都市がつくられ、
選ばれた上層民がそこに住み、
選ばれなかった下層民が反旗して戦うという、
夢のようなトンデモ系技術以外はありがちな設定です。

限りある環境・資源を巡っての争いという全体的な設定の中で、
争いの原因がなくなる方向の夢の技術が、
争いを激化させてしまうという逆転の発想をしています。
ですが、ナルホドと思わせる説明はなく、ちょっとムリ筋だと思いました。
結果、リアリティや深みが感じられず。
ムリしてねじ込んだ設定なら、
それをネタに話をふくらませるかと思いきや、
大して使われてないのでなおさらそう思いました。


キャラクター造形は、視聴者に媚びるところがないのはいいのですが、
感情移入できるような深みがないのが残念でした。

音楽、特に英語の歌は心に沁みて来る感じで良かったです。

ワンダフルデイズ
by camuson | 2015-04-08 20:50 | アニメ | Trackback | Comments(0)
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