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2016年 02月 11日
シグルイ 【印象度:97】
2003年から2010年までチャンピオンREDに連載された漫画。
4巻まで紙媒体を購入していましたが、完結後に残りを電子書籍で読みました。
南條範夫の原作小説は未読です。

武闘派時代劇エンターテインメントの最高傑作です。


徳川家光の弟である徳川忠長の命により開催されたとされる
真剣による御前試合の第一試合。
隻腕の剣士と盲目の剣士による異様な立ち会いから、
一気に過去に遡って、そこに至るまでの2人の剣士の因縁が語られるという構成。

日常的に殺しがある世界。
グロテスクな残虐描写は、「殺し屋1」並みですが、
あちらが心身凍り付くような陰惨さがあるのに対して、
本作は、人間ワザの領域を軽く突き抜けていて、
エンターテインメントとして昇華されてしまっていて、
暗さがあまりないのですよね。時代の隔たりもそれを助長してます。

「シグルイ ギャグ漫画」で検索すると複数の巨大掲示板スレがヒットするのも
肯けるところです。

とは言え、非現実的な超人業を、緻密な説明と、細部に至る描写で、
作品世界の中では現実として定着できているところが肝です。


暗君の狂気、剣の道を究めんとする者達の狂気、
それに関わる女達の狂気、
様々な狂気がそれぞれに描き分けられていて面白いです。
怪物ぞろいです。
個人的には、牛股の怪物っぷり、怪物たるゆえんが心に残りました。

途中、忘れかけていた今は亡き強烈キャラ舟木兄弟の妹とか、
ガマガエルみたいなのとか、
本筋からは遠いキャラが登場してきて、
ありがちな連載引き延ばしが懸念されなくもなかったのですが、
やたら濃く、魅力的なキャラでありながら、あまり深掘りせずに本筋に戻ったので、
いいアクセントになったばかりか、少しもったいない感じさえ残りました。
贅沢なさじ加減の妙ですね。


追伸
漫画の電子書籍は画質が粗くて残念ですね。
絵はそれほど気になりませんが、
固有名詞など通常の読みでないものが多く、
ルビがつぶれてしまって読めないのがかなりストレスになりました。

事務事項
南條範夫はあくまで原作小説の作者で、
漫画には一切関わっていないことから、山口貴由の単独作品としました。


シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)
by camuson | 2016-02-11 19:07 | 漫画 | Trackback | Comments(0)
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