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2016年 06月 14日
30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 【印象度:80】
書籍
30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 【印象度:80】_e0020682_19275662.png

2014年発表。電子書籍版を購読。

「マラソンは毎日走っても完走できない 「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ」(過去記事参照
の続編で、実践編です。

フルマラソンで4時間または3時間を切るための3ヶ月間の練習方法が、
具体的に示され、そのねらいと効果を詳しく説明するというものです。

前作の感想として、
「小出節なのに理路整然としている!?」という驚きを伝えましたが
本作に関して言えば、それに加えて、
「赤ら顔なのに緻密である!?」という驚きを伝えたいと思います。

提示される練習メニューは緻密なのですが、
事情や都合は人それぞれという、社会人に対する理解・包容力があり、
各個人に応じた練習メニューを柔軟に、臨機応変に組めるように、
押さえるべきポイントを的確に解説してくれます。

川内優輝のようにレースのはしごをするのは、
忙しい社会人には有効で大賛成という意見も、
この人は、よくわかっているなという印象を持ちました。

高橋尚子(元マラソン世界記録保持者、オリンピック金メダリスト、Qちゃん)や
有森裕子(オリンピック銀・銅メダリスト)を育てた実力は
伊達じゃないと感じさせます。
彼らのエピソードなどが随所に織り込まれて、楽しさと説得力が増しています。



これまで、後半失速するので前半で貯金しておく走り方で自己ベストを出したこともあり、
ポジティブスプリットを基本としてましたが、
(絶対的に練習量が不足していると、前半抑えようが何しようが後半必ず失速するので、
行けるところまで行くというのは、それなりに合理的なのですが)

今後当面は、本書に影響されて、ネガティブスプリット、
後半勝負型をめざして行きたいと考えています。

週5日の練習はとても無理なのでハナからあきらめ、週2日程度とし、
週末はこれまで通りレースかLSD、
平日には短い時間で効果のあるビルトアップ走や
坂道インターバル走を取り入れていきたいと思います。


30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)
by camuson | 2016-06-14 21:33 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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