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2016年 09月 22日
シン・ゴジラ 【印象度:97】
2016年の日本映画。

樋口・庵野コンビの前作「巨神兵東京に現わる」が力作だったので、
かなりの期待を持って観たいと思っていたのですが、なかなか時間が取れず。

たまたま出先で時間ができたので(過去記事参照)見てきました。
本当に意図しないナイスタイミングだったため、
トレーラー、ネット情報なども見ない、ほぼまっさらな状態で、
見ることができました。

以下、感想です。



日本でも制作費をそれなりにかけて、本気で創れば、
海外映画に負けないパニック映画が十分成立するんだな~と、
改めて感じ入りました。

62年前に公開された初代ゴジラが到達していた境地なのですが、
長かったなと。ようやくそれを超えれたなと。

ま、ゴジラシリーズはこれまでに初代ゴジラ以外見たことがないんですがね。


映像のリアルさ、グロテスクさ、迫力は、
怪獣映画の頂点と言って過言ではないでしょう。
ただリアルだけを求めると、ハリウッド的になってしまうのですが、
リアルさを捨ててケレンを付加しているところもあり、
そのさじ加減がたまらんです。

話としては国家の災害対策にフォーカスしているのですが、
真面目かつ滑稽で、緊張感と笑いのバランスが絶妙です。

エヴァンゲリオンを観たことがあれば、さらに楽しめ、
終始ニヤニヤすることができます。

思いっきりネタバレになりますが、
キモカワイかったシャムシェルから、かわいさを引いて、
腐ってやがる早すぎたんだ的な生物的なグロテスクさを、
とことん突き詰めた造形です。


キャストに石原さとみが入っていることに一抹の不安を感じていたのですが、杞憂でした。
(これまでCM等で見かける裏が透けて見えるわざとらしい演技が嫌いでした)
今回ちょっと見直してしまいました。

カヨコ・アン・パタースンと名乗り、英語混じりの日本語をしゃべる米国大統領特使という、
作品内でも随一にマンガチックでわざとらしいキャラがあてがわれていて、
ムチャぶりもいいところなのですが、
(おそらく、香貫花・クランシー(過去記事参照)のような日系辣腕才女のテンプレートを意識)
熱演が結構ハマっているんですよね。新たな発見でした。

制作陣の本気度、熱が役者にも伝わるものなんだなぁと思いました。

メーキングも早くみてみたいです。
IMAXの上映、再上映が早々に終わってしまったのは、つくづく残念。



追伸

興味を持ったので、色々調べてみたのですが、
日本での大反響を受けて、アジア諸国でも公開したものの、大爆死らしいですね。

「会議ばかりで退屈」「CGが玩具」「演技が下手」「米国への怨み節」などなど、
あえて狙ってやっていて、作品の肝であり、面白いと思われるところが、
そっくりそのまま、面白くない、稚拙と思われている点が、とても興味深いなと思いました。
(稚拙と思われたところは、ケレン味の部分だと都合の良い解釈をしました)
米国の部分は、あれは怨みと言うよりは、現実の戯画化で、むしろ自虐的な笑いなんですけど、
そういう細かい機微を理解しろというのは確かに無理がありますね。

まあ、考えてみると香港映画とかインド映画とかと本作とは対極に位置し、
そもそも映画に求める娯楽の質に大きな差があることは否めません。


政治的な文脈の意味まではわからないとしても、
文脈の存在にはさすがに気付きそうなものだと思ってしまうのはこちらの傲慢で、
金を払ってみるエンターテインメントにおいて、「察し」の信条など皆無に近いでしょうし。

こうなると欧米での反応も楽しみです。


2016.11.10追記
北米では1週間の期間限定公開(後に2週間延長)でした。
元々ゴジラマニアが多い地でもあり、
アジアとはまったく客層が違うと考えられますが、
全体的に上々の評価だったようです。

意外にもアメリカネタがウケてたらしいです。わかってますね。

参考サイト:「シン・ゴジラ北米上映 観客の反応など」(togetter)
by camuson | 2016-09-22 17:49 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from 象のロケット at 2016-09-26 17:11
タイトル : シン・ゴジラ
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