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2017年 01月 19日
竹取物語 【印象度:86】
成立時期には諸説ありますが、9世紀後半から10世紀初めとされています。

「竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」電子書籍版を購読し、
古文原文を、現代語訳と解説付きで読みました。

本レビューは原文に対するレビューとなります。
現代語訳、解説部分のレビューはコチラをご参照ください。



学校で習う古文の教科書で冒頭部分は読んだことがありますが、
原文をすべて読むのは今回が初めてです。

なまじあらすじを知っているので、原文を読む機会がなくなりがちですが、
この度、原文に触れ、作品の完成度の高さに舌を巻いてしまいました。

まず、第一に、最古の物語小説と言われているのに、
要所に和歌を織り込むスタイルと
その美意識が確立されていることに驚かされました。

なんとなく松尾芭蕉の「おくのほそ道」あたりが最初なのかなと思っていましたが、
大きな認識の誤りでした。


第二に、偽の故事成語でオチを付けるスタイルと
その洒落っ気が確立されていることに驚嘆しました。
探していた子安貝がない→かひなし(甲斐なし)
つわものを大勢連れて山に登る→富士山 etc.


第三に、宇宙規模の壮大なファンタジーでありながら、
実在する貴族をモデルとして持ち込み、
実社会の批判をも織り込むというバランス感覚の妙です。


初っぱなからどれだけお手本なんだよって話です。


P.S.
冒頭部の文章末尾に「けり」と「ける」が混在していて、
これまでどちらもあり得るのかなくらいの認識だったのですが、
古文文法を学んでから読むと、その違いを納得することができます。
学んだ文法を確認する教材としても手頃だと思います。


竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典<ビギナーズ・クラシックス 日本の古典> (角川ソフィア文庫)
by camuson | 2017-01-19 22:02 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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