書籍
2014年発行。電子書籍版を購読しました。
古文の文法をとにかく手っ取り早く1週間程度で、
頭に入れたいというニーズに最適です。
結構前に読み終えていたのですが、学習した内容が使えるかどうか確認するため、
「竹取物語」を読んでみました。
やはり文法(特に助動詞)を頭に入れた上で読むと、
現代語を読まなくてもある程度意味がわかるようになります。
効果はバッチリだったと思います。
本書中で紹介されていますが、
「源氏物語」に使用されている単語は約40万語で、
そのうち20万語が助動詞・助詞だということで、
本書は助動詞・助詞の説明に力点を置いてます。
そもそも、名詞や動詞形容詞などはおおよそ意味を想像できることを考えると、
助動詞・助詞を制することが、古文を制する一番の近道だと私も思います。
著者が読者に語りかける形式になっていて、
肩肘張ることなく気楽に読めて、内容が頭に入ってきます。
望月光の古文教室 古典文法編 改訂版