映画
2014年公開のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。
原題は、Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
かつてヒーロー「バードマン」(バットマン風)として人気を博した
老いた映画俳優が、
ブロードウェー舞台劇に主演兼演出で打って出るというような話です。
業界の裏側を見せ、かつ、劇中劇と劇中現実の境界を曖昧にさせるところなどは、
「
脳内ニューヨーク」の感覚に似てるかなと思いました。
なにせ、男女ともに、個性と主張の強い、濃ゆい人だらけで、
仕事がらみだけでなく、元妻、元彼女、現彼女、子供までが、
関係入り乱れて応酬を交わすので、飽きる暇が無いです。
場面が変わるところでも、映像処理で長回し的に繋いだことも、
テンポの良さに貢献しています。
プレ講演だからとアドリブで暴れまくる人気俳優、
そいつが娘にちょっかいを出すなど
主人公から見て、かなりムカつく役をムカつく顔の人が好演。
(後で調べると、日本語も話せるナイスガイらしい、
それだけなりきって好演してたということですね)
「バットマン」の映画を見たこともないし、
マイケル・キートンを初めて見ましたが、
前知識が皆無でもメチャクチャ楽しめました。随所で笑えます。
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(字幕版)