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ランまとめ
2017年 08月 06日
グッド・バイ 【印象度:80】
1948年「朝日評論」初出。青空文庫版。未完。

太宰治生家訪問をきっかけに読んだ「人間失格」が読みやすくて、
普通に面白かったので、同時期の別作品を読むことに。





これはコメディ。
編集社に勤める主人公の男が、10人ほどいる愛人と別れるために、
知り合いの怪力担ぎ屋女に妻役として、別れ話に同行してもらい、
相手に綺麗さっぱりあきらめさせようと画策、実行するという話。

あまり気の進まない縁談や、告白を断るために、
知人に恋人役を演じてもらうという設定はありがちですが、

相手が10人の愛人、
本当の妻がいるのにもかかわらず、他人に妻を演じてもらう、
妻を演じる美人が、汚美人とでも称すべき、
普段はとにかく汚い格好で、下品で、大飯食らいで、
汚部屋で、色気が皆無という。

太宰治だからこそ考え得た設定だと思います。

主人公が汚美人のペースに巻き込まれつつ、
途中でプツリと終わりますが、
設定の面白さ、キャラクターの面白さは十分伝わり、
作品の魅力はほぼ出し切れていると思うので、
さほど、続きを読みたいとは思いませんでした。

作者もそこに未練はなかったわけですし。


グッド・バイ
by camuson | 2017-08-06 17:04 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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