映画
1999年の日本映画。amazonビデオで見ました。
ホラー映画のランキングなどでよく見かけるので鑑賞することとしました。
7年前に妻を亡くした子持ち中年男(主人公)が、
息子のすすめもあって、ようやく再婚相手を探すことを決心。
飲み友達の映画プロデューサーの友人に相談したところ、
たまたま映画のオーディションをするところだったので、
審査員となり、ヒロインを選ぶ傍ら、理想の結婚相手を探すことに。
そして、理想の女性が現れ、交際を始めるが・・・
続きは作品をご覧ください。
序盤は、主人公の中年男に密着して、
一人息子との二人暮らしの生活や、
小さい会社ながらも経営者として働く姿などを丁寧に描写しています。
社会的な地位はそこそこありつつも、
特別偉ぶっているわけでもなく、
恋愛に関しては純粋なところがあり、
息子との関係も良好であり、
小ズルい作戦を帳消しにする程度には、
主人公に同情的に感情移入することができます。
そして主人公が惚れてしまう女性。
おっとりとした見た目ながらも、芯の強さが感じられる清楚系美人。
よく見ればそれほど美人ではない雰囲気美人の塩梅が、
なかなかリアルでイイです。
後半はその女性の本性が徐々に露わになり、
クライマックスに至ります。
クライマックスの後に、夢落ちシーンを入れたのは、
凄く良かったと思います。
これはちょっとした発明なんじゃないでしょうか。
蛇足:
これまで、石橋凌と白竜を明確に区別してなかったことに気付きました。
よく見れば全然別人なのですけどね。
オーディション