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2007年 01月 27日
今回のWILLCOM端末発表会について
1/22のWILLCOMの発表会についてです。
ハイエンド端末の発表はないというリークもありましたが、さすがに1年4ヶ月のブランクがあるからには、何らかのサプライズを期待してしまうのが人情といったところでしょうか?

はたして、蓋を開けてみたら、やはりリーク通り。
WX310K、W-ZERO3の後継機については影も形も無しでした。

今回の発表会はWILLCOMとユーザーの間で意識のずれがあったのかなと思います。

そもそも、通信事業者の報道向け端末発表会の日程をチェックしてるようなユーザーは、一般人ベースで1,000人に一人、ウィルコムユーザーでも10人に1人くらいでしょうか?統計的根拠は何もないですが(^^;
とまあ、圧倒的少数派でありながらも、声だけはやたら大きい(特にネット上で)層で、ここらへんの大部分がWX310KまたはW-ZERO3の後継機またはそれに匹敵する端末、要は業界初の破壊的サプライズを待ち望んでいるわけで・・・この層に向けて何らかの方向性だけでも匂わせないと・・・

ハイエンド機のモデルチェンジは本来2年に一度でも納得するはずなんですよ。
WX310Kの「進化系ケータイ」というキャッチフレーズどおり、必要なファームアップさえ行っていれば・・・
実態は2006年2月にミュージックプレーヤー、同4月にオプション辞書が追加されて以降、実に9ヶ月も進化を止めています。
ほんとに、不本意ながら新機種に期待せざるを得ない状況になっていただけなのです。

完成度にはある程度目をつむり、前倒しで製品を出荷して、その後改良を加えていくというモデルは、ソフトウェアでは普通に行われているものの、旧来的な視点から品質管理面で批判を受けることが多いようです。「先鋭度と完成度は両立しない」、「100%にコンマ数%近づけるためにかかる膨大なコストと時間はムダである(特に技術進歩により100%の枠が拡大しつつある状況下で)」という考え方に理解を示すユーザーが現在のWX310K、W-ZERO3の市場のメイン層であり、現状では非常に小さな市場ですが、これらのマイクロマーケットを拾えるのが、WILLCOMの強みなわけで、オンリーワンの企業として頑張って欲しいわけです。

それはそうと、本題の今回発表された個々の機種をみていくと、WX320Kを除いて、従来機種のマイナーチェンジで、派手さはないですが、地道な改良が積まれています。
一つの形にこだわって改良していく姿勢は、従来ユーザーからすると素直に評価できますが、新規ユーザー獲得という面ではどうなんでしょう?ただでさえ機種数が少ないわけで、前機種との併売も考えて、わかりやすいモデルチェンジをした方が売場が賑わうような気もします。余計な心配ではありますが。

【WX320K】
WX320Kは、WX300Kの後継機種といわれ、W-OAM対応、JAVA、RSSリーダー、メガピクセルカメラ搭載等、大幅に機能がアップしています。他と比較して突出した機能がない代わりに、改良が進んで穴も少なくなっており、おもに新規ユーザー向けの普及機として位置づけられるでしょう。
デザイン的にも普及機らしく、丸っこくなっています。AH-K3001VWX310Kのようなエッジの効いたデザインを嗜好する私としては受け入れづらいデザインですが、一般受けはするのでしょうか?
普及機のデザインがハイエンドよりカッコイイと、イヤだから、普及機を丸っこくするのはある意味賛成です。丸いなりにバランスを考えれば、けしてダサくはならないと思うのですが・・・
個人的な嗜好の問題なのでこれ以上深入りはしません。

WX300Kがやたら売れているのも、1万円以下で買える唯一の二つ折り端末という点が大きく、京セラが優先的に後継機種を投入するのは至極当然と言えましょう。
むしろ、なぜ他のメーカー(特に日本無線)が、2つ折りの普及機をつくらないかの方が謎です。二つ折りの普及機があと2機種あってもおかしくないです。

【nico】
nico.necoはタカラトミー、インデックスとのコラボ端末です。
業界初の猫好き用端末で、サプライズという面では、新機種達よりも評価できます。
しかも、これは、オレでも、特別猫好きでもない、このオレでも欲しい気がするする。

nico ベネトンコラボレーションモデルは文字通り、ベネトンとのコラボレーションモデルで、企業とのコラボレーションの前例としては、エイデンの中日ドラゴンズモデル、ヨドバシカメラ、ビックカメラモデルがあります。
カメラやのモデルは、企業としての独自色が少なく、がっかりだったのに対して、
今回のモデルは、今までの端末にはない独特の色を使っており、少数ロット生産が可能なW-SIM皮の特性が発揮されています。
2色の端末をセットで見ると、どぎつい感じがしますが、個々の色は渋みのあるいい色。バックの中に無造作に入れた状態とかの方が、映えると思います。

コラボについてはむしろ企業にどの程度のインセンティブが与えられているのか、そのしくみの方に興味ありますね。
by camuson | 2007-01-27 23:50 | 技術 | Trackback | Comments(0)
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