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2008年 11月 23日
ラーゼフォン 【印象度:92】
もうすでに6年前の作品になりますが、「ラーゼフォン」を見始め、見終わりました。

テレビを見なくなると、映像コンテンツの調達がレンタルDVD中心になって、
どうしても古めの話題作を選ぶことが多くなってしまいますね。

それはそうと、
本作は、確信犯的にエヴァンゲリオンの設定を借りている所がちらほらなので、
どうしてもエヴァと比較したくなります。

実際に比較に足るくらいの大作だと思います。
良くも悪くもエヴァほど濃い味でなく、洗練された感じですかね。

エヴァの映像は、「凄い」とは思っても「美しい」とはあまり思わなかったですが、
本作の映像は、どちらかというと幻想的でアーティスティックで美しいと思います。


物語については、もうすでにエヴァ的な物語に対する免疫ができていても、
本作は序盤から、理解がしづらく、混乱させられます。

第一話で、味方同士(?)が戦っているのは、最初は混乱しますが、
新米に対する、「かわいがり」の一種なのだなと、理解はできます。

しかし、その後、次々と新しいのが攻撃を仕掛けてくる意味がわかりづらく、
なぜ戦っているのかという根幹的なところがよくわからないまま、
更にいくつかの隠された設定が重なりながら物語が進行していくので、
続きがすごく気になる一方で、
どこか、足場を固められず、うまく心に引っ掛からない感じが残ります。

一通り見終わった後に、冷静に考えてみると、
あれは、離脱者に対する、「はなむけ」の一種だったのかなと
思ったりはします。


20話あたりまで見た段階で、
あと6話で、テーマを収斂させるのは無理だろうと感じましたが、
性急すぎる展開で、何とか、まとめちゃっています。

終盤になって、登場人物の人間関係が次々と明かされて行き、
明かされた関係の数だけ、物語もあるはずなのですが、
そこは、あまり語られず、想像するしかありません。

それはそれでいいのかも知れませんが、
登場人物が続々と死亡するところについては、
もうちょっと話数があれば、もっと丁寧にできたのに、
ちょっともったいないかなと思いました。


まとめに入りますが、
テレビアニメ単体としてみた場合は、
前半の説明不足感、終盤の語り足りてない感が否めないですが、
その後の劇場映画、ゲーム等のメディアミックス展開で、
隙間を補完していくことが、当初から計画されていたと考えれば、
また、評価も変わりそうですね。

個人的には、久々に見る、アニメがオリジナルの大作で、
エンディングも美しかったので、満足感を得られることができました。
他のメディア展開、特に、評価の高いゲーム版をプレイしてみたいと思いました。

ラーゼフォン DVD-BOX
by camuson | 2008-11-23 22:30 | アニメ | Trackback | Comments(0)
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