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2011年 01月 13日
ノー・マンズ・ランド 【印象度:70】
2001年のボスニア・ヘルツェゴビナ/スロベニア
/イタリア/フランス/イギリス/ベルギー映画。
レンタルDVDで見ました。

カンヌ脚本賞、アカデミー外国語映画賞などを受賞した作品です。

これまで、ボスニア紛争を題材にした作品として、
サラエボの花」や「ウェルカム・トゥ・サラエボ」などを見てきましたが、
それらは、一般市民の被害に焦点が当てられていました。

本作品は、国境最前線の無人地帯(ノー・マンズ・ランド)を舞台にした
軍人同士のいざこざのお話しなので、
銃弾によって、簡単に人が死んだりしますが、
湿っぽさがなく、ドライな感じで、悲壮感はあまりないです。

主人公も、まあフツーに良さげな人なんだけど、
よくよく考えると、これまたフツーに人殺ししちゃってます。

シーンのほとんどは、塹壕の中に取り残された
主人公のボスニアック兵とセルビア兵とのやりとりで、

銃を相手に突きつけて命令していた一方が、
気を抜いてるうちに、相手に銃を取られて立場が逆転し、
というような展開で、
あえて例えるならば、コント赤信号的な脚本です。

紛争のバカらしさを皮肉を効かせた苦笑いをまじえて、戯画的に伝えていますが、
これは紛争当事国出身の監督だからこそ許される手法だと思います。

こういう毛色の変わった反戦映画もよいとは思いますが、
少なからぬ脚色があることから、
どこまでをリアルとして受け止ればよいか迷うところがあります。
どこか、ワンクッション挟んだ感があり、
今ひとつ、直接、突き刺さってこなかった気がします。

ノー・マンズ・ランド [DVD]
by camuson | 2011-01-13 00:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 08日
修羅雪姫 【印象度:75】
1973年の日本映画。レンタルDVDで見ました。
原作漫画は未読です。

雪と血しぶき、怨歌とスポ根、
その他もろもろを綯い交ぜにした
バイオレンスエンターテインメントです。

話はいたってシンプルで、
親の恨みを子が晴らすというもの。
暗く重いテーマを一本真ん中に据え置きつつの、
何でもやりたい放題。

映像に対する細やかなこだわりと、
大雑把で安っぽいケレン味溢れる演出とが同居しています。
このメリハリを楽しめるかどうかが分かれ目でしょうか。

終盤のめまぐるしい展開。
そして最期の呻きと表情。
なかなかいいですね。

修羅雪姫 [DVD]
by camuson | 2011-01-08 22:57 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 06日
ウェルカム・トゥ・サラエボ 【印象度:80】
1997年のイギリス映画。レンタルDVDで見ました。

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1992年~)の一断片を、
戦場ジャーナリストの体験にもとづき映像化した作品です。

戦争の当事者でないイギリス人による作品ですが、
部外者がわきまえるべき“分”を踏み外すことなく、
脚色すべきところは脚色し、
うまく作品化しているのではないかと思います。

主人公は、イギリス人の戦場ジャーナリスト。
紛争の惨状を伝えるのが仕事ですから、
殺傷の情報が入ると、現場に駆けつけて撮影をします。
こうして、主人公の視点で、
紛争の悲惨な状況が映し出されていきます。


主人公がカメラマンを引き連れて、
街の通りに駆けつけると、
凄惨な実録映像につながり、
ふと、銃撃を受けた市民達が、道端に転がり、
うごめく地獄絵図の世界に放り込まれました。
ゾクッときました。

ウェルカム・トゥ・サラエボ [DVD]
by camuson | 2011-01-06 22:47 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 03日
旧約聖書を知っていますか 【印象度:80】
1991年に発行された旧約聖書の入門的エッセイ。
文庫版を購入し、読み終えました。

余談ですが、実家にネット接続パソコンがないので、
WILLCOMのアドエスを使って書き込んでいます。
1年以上ほったらかしていたのですが、
フルキーボードはやはり使いやすいですね。
ブログ投稿などでは威力を発揮します。

さて、宗教の門外漢は、
聖書を読もうとすることは度々あれど、
気合いを入れて読み始めても、
いつのまにか興味がフェードアウトして、
結果、創世記のさわりだけで投げ出してしまうことが、
多いのではないでしょうか。

その辺りを見透かしたのか、
本作では聖書冒頭の神話部分は飛ばして、
アブラハムの物語から語り始めています。

これにより、「俺の知ってる聖書と違う」という感じで、
(単にそこまで到達しなかっただけですが)
新鮮な気持ちで読み進めることができました。
このアイディアは成功だと思います。

非信者、非学者の立場からの解説なので、
中立かどうかはわからないまでも、
距離を保ち、押しつけがましさはないです。

軽妙な文体で書かれているので、とても読みやすいです。
ただ頻繁に交えてくるユーモアの感覚が、
非常に古臭く感じます。
作者に悪気はないようなので、
適当にスルーしながら読み進めるのがいいかと思います。

旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)
by camuson | 2011-01-03 00:19 | 書籍 | Trackback | Comments(0)