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2013年 02月 27日
愛のコリーダ 【印象度:40】
1976年の日本/フランス映画。

大島渚監督の追悼として、
日本では販売されていない本作のBlu-ray版(米国criterion社製)を、
米国amazonで注文したのですが、届くまでに1ヶ月もかかりました。
しかもその間、
日本のアマゾンでも米国版Blu-rayを買えるようになっていました。
骨折り損のようで複雑な気分です。

監督逝去後、米国amazonに日本からの注文がある程度集中したことに目を付け、
日本で値段を高くして売った方が儲かると思ったのでしょうかね?

法的に大丈夫なのかが気になりますが(モザイク的に)、
日本に法人税を払っていないくらいなので大丈夫なのでしょう。



それはさておき、本作ですが、
テーマがチンポコということもあり、
とんだチンポコ映画になっています(いい意味でも悪い意味でも)。
阿部定事件がモチーフになっています。

最近のしおれた役柄を見慣れていたので、
藤竜也が若くて威勢がいい角刈りで最初は気持ち悪かったのですが、
それにはすぐに慣れて、だんだん可愛くさえ感じてきます。

それと反比例して、主演女優が鬱陶しくなってきます。
これは本当に残念なことで、申し訳なくさえ思うのですが、
一瞬たりとも色気を感じることができませんでした。

しゃべり方が大きいんでしょうかね。
時代劇的女言葉が板に付いてなくて、
すべての台詞が一本調子でべたぁっと間延びしていて、
台詞が動作や感情と完全に分離してしまっているんですよね。
意図してやっているか否かに関わらず、
結果的に、とてつもない大根演技に見えてしまいます。

その一方で藤竜也が、ほぼ現代語で緩急を付けて、
自然な演技をしているので、余計それが目立ってしまって、
どうしてこんな事になっているのかと、とても気になってしまいました。

また、身のこなしもありますかね。
意味もなく下あごのあたりからにじり寄ってくる感じで、
反射的にチンに地を這うようなアッパーカットを見舞わせたい衝動に駆られます。

そんな調子で鬱陶しさがどんどん増していくので、途中見続けるのが辛くて、
何度か休憩を入れながら、なんとか最後まで見ました。

中居のおばちゃん(50代?)や68歳のばあちゃんと
藤竜也の絡みの方が数倍面白かったというのが致命的です。


・・・はっ!!?
そう思わせるのが監督の狙いだったのでしょうか?

究極の選択を迫り、敗北感を味わわせる・・・だと・・・。
68歳を選ばせる・・・だと・・・ゴクリ。


映像は海外を意識した日本的なものとなっており、
丁寧につくられていて美しいです。


愛のコリーダ ~IN THE REALM OF THE SENSES~ (Blu-ray) (PS3再生・日本語音声可) (北米版)
by camuson | 2013-02-27 20:27 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 26日
ラン(自宅周辺5km×2周 計10km)
鴻巣パンジーマラソンに向けて

続きを読む
by camuson | 2013-02-26 23:10 | ランニング | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 26日
モルグ街の殺人 【印象度:50】
1841年の短編作品。Kindleで青空文庫版を読みました。

初めて読むのですが、犯人が誰かだけは知っていました。
「犯人はヤス」ほど有名ではないので、最近まで知らなかったのですが・・・

芸人だかが本作の核心部分をネタにしたのがトピックに挙げられていて、
たまたまネットを周回しているときに目に入ったとかそんなだったと思います。

ネタバレを知らない方が、かりそめのワクワク感、そして更には、
無理ありすぎだろ感、おめふざけんな感を
より深く楽しめたような気がして残念です。
あくまで気がするだけですが。


モルグ街の殺人事件
by camuson | 2013-02-26 01:04 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 25日
盗まれた手紙 【印象度:60】
1845年発表の短編作品。
Kindleランキング(無料)で上位にあったので読んでみました。
青空文庫版です。

ポーは学生時代に短編をいくつか読んだことがあり、
海が擂り鉢状になる話が、超現実的で好きだったのですが、
本作はそれとは随分雰囲気が違っていて、
気取ったペダントリー(衒学趣味)が若干鼻に付く探偵小説です。

冒頭から、もったいぶった語り口でムズムズしてきますが、
オチはなかなか考えられていて、さすがと思いました。


盗まれた手紙
by camuson | 2013-02-25 19:41 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 24日
ラン(自宅周辺5km×2周 計10km)
急遽、鴻巣パンジーマラソンキャンセルをキャンセルすることになったので、
急遽トレーニングです。

久々なので無理をせず。
途中ストレッチ。

続きを読む
by camuson | 2013-02-24 22:14 | ランニング | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 22日
スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲 【印象度:55】
2004年のフィリピン映画。レンタルDVDで見ました。

原題はGagamboy(ガガンボーイ)です。こちらの方がいいですね。

蜘蛛を誤って飲み込んでしまった主人公が、
正義の味方の蜘蛛男(ガガンボーイ)に変身し、
ゴキブリをパンと一緒に誤って食ってしまった主人公のライバルが、
悪の味方のゴキブリ男に変身し、
主人公とライバルが対決するという話です。

まず、ヒロインがフィリピン人らしくないです。
ほとんど高岡早紀と言っても過言ではないのですが、
高岡早紀のほんわか部分を取り除き、
川原亜矢子とかの年配系モデルの目の細い笑いを貼り付けたような感じで、
相当あざとい感じです。高岡よりエロいです。

で、主人公は、名倉はタイ人なので名倉にはあまり似てないですが、
名倉の親戚ぐらいには見えなくもないです。

だが、しかし、とても驚いたのは、
主人公がガガンボーイに変身すると、
ほぼ100%庵野秀明だと言っても過言ではないことです。
マスクを取ったら、中身も庵野秀明なのではと思いながら見ていたら、
そういうシーンもありました。
マスクを取ったら中もマスクだったというギャグでした。
まあ、誰に似ているとか、内容にあまり関係ない低俗な話は
ここら辺でやめておきます。

終盤は着ぐるみの蜘蛛とゴキブリの対決なのですが、
そこに至るまでは、どうしてそこまでやるかと思うぐらい
セットのつくりや、絵づくりが丁寧でこだわりが見られます。

ロッカー式お墓をモチーフにしたような屋外の立体墓地であったり
(フィリピンで実在するものだったらごめんなさい)、
赤い檻状の木箱が大量に積まれているアジトの倉庫であったり、
人々の生活を俯瞰できるような貧民街のセットのつくりであったり、
そうかと思えば、CGを駆使したり、
そこいらの日本映画よりもお金を掛けてそうで、
お金の出所、本国での興行状況がどだったのか興味が湧いてきます。
そういう情報はネットなどには、
少なくとも日本語では転がってないので、結局よくわかりませんが。

監督の今できることをとにかく何でも詰め込みたいという感じで、
よく言えばカオスなのだけれど、
悪く言えば、ターゲットが絞れていなくて、
洗練されていないのですよね。

これまで見たタイ映画も似たような感じなので、
東南アジアに一般的に見られる傾向なのでしょうかね。


スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲 [DVD]
by camuson | 2013-02-22 22:15 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 21日
英語と仲直りできる本 【印象度:80】
2003年発表。
Kindleランキングで上位にあるのを見て、電子書籍を購入しました。
初の有料電子書籍コンテンツになります。


日本人が誤りやすい英語表現について、
イギリス人の著者が堪能な日本語で解説したものなのですが、

読み物として推進力があってグイグイ読めるんですよね。
英語の例文も非常にシンプルで、余計なものがなく、
読み物としての流れを切らすことなく、
バランスがいい感じです。

文法を体系的に網羅するものではないのですが、
これまで曖昧なままきてしまったところを、
かなり細かいニュアンスまで、
かゆいところに手が届くように解説してくれます。

ここらへんのニュアンスについては、
やはり英語を母語として使う人の話は、
日本人が書くものよりも信頼感、安心感を感じてしまうのは否めないです。

文法をじっくり勉強したいけど、なかなか時間を取れない人に
最適だと思います。
美味しいところをつまみ食いするような感覚で学べます。

文書の至る所にハイパーリンクが貼ってあって、
関連箇所に飛べるようになっていて、
電子書籍で買う意味がある書籍だと思いました。


英語と仲直りできる本
by camuson | 2013-02-21 22:19 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 16日
苺とチョコレート 【印象度:88】
1994年のキューバ/メキシコ/スペイン映画。
レンタルDVDで見ました。

ハバナの街の雰囲気を満喫できたような気がします。
スペイン植民地時代の石と煉瓦でできた南欧風の街並みが、
長い年月、余り手が入れられることなく、朽ちながらも永らえていて、
美しく装飾的でありながら、風化して、小汚く、埃っぽい。
そこに人が混じり込んで都市生活が成り立っているところに、
廃墟フェチというか、ちょっと廃れてるかも知れない街フェチとして
グッと来るものがあります。

見ている間は時代設定がよくわからなかったのですが、
後で調べたところでは、80年代のようです。
50年代のキューバ革命により、
アメリカによる半植民地支配からは開放され、
農村出身の主人公でも大学で学べるような環境になった反面、
共産党独裁政権の弊害として、
思想の自由が認められない社会になっているという
問題意識のもとでつくられた作品のようです。

内容的には、
自由な表現を求める芸術家兼ホモセクシャルの青年と、
政治を専攻する(共産主義を学ぶ)大学生兼作家志望の青年の話で、
自由人vs優等生(共産主義下での従順)
オカマvsノンケ
が話の大きな軸になるなのですが、

これに美人できっぷのいい自殺未遂癖のある
セクシーなおばちゃんが絡んできて、
不思議な三角関係になることで、
話がぐんと厚みが出て面白くなっているんですよね。

頭の硬い体育会系共産党員青年もなかなか凛々しくて、
作品を引き締めています。

苺とチョコレート [DVD]
by camuson | 2013-02-16 22:20 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 15日
変態村 【印象度:86】
2004年のベルギー/フランス/ルクセンブルク映画。
レンタルDVDで見ました。

前知識を入れずに見たのですが、なかなかの良質なホラー映画でした。
原題はCalvaire。ラテン語で“ゴルゴタの丘”の意味だそうです。
「変態村」とは思い切った邦題を付けたものです。(原作レイプ的な意味で)


愛情、独占欲が一線を越えて、狂気に豹変して、監禁という流れ、
現実に起こりえる怖いシチュエーションは、映画「ミザリー」のようですし、

周囲から隔絶された山村の村人全員が狂人という
異常なシチュエーションは、ビデオゲーム「SIREN」(※)のような、
「どうあがいても、絶望」ですし、

それらがうまく組み合わさっています。


序盤の主人公の売女な人からのモテモテぶりも、
何とも奇妙な味わいなのですが、
その後主人公に起こる売女な人としてのモテモテぶりを
暗示していて面白いです。

終わり方は「ターミネーター2」を彷彿とさせます。


※「SIREN」は難易度が高過ぎて、1面クリアしたかしないかで放置したままです。
なんとなくイメージで知ったようなことを語っていますが、特に反省はしていません。


変態村 [DVD]
by camuson | 2013-02-15 20:03 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 14日
こころ 【印象度:85】
1914年発表の小説。Kindle Paperwhiteで読みました。

最近Amazonのサイト内でも、
電子書籍がちらほら目に付くようになっていることもあり、
Kindle Paperwhite 3Gを衝動買いしてみました。
使い勝手などはまた別の記事にしたいと思いますが、
青空文庫からの移植で著作権切れの無料本が大量に読めるようです。

夏目漱石の本作が目に付いたので、
事始めにダウンロードして読んでみました。

本作は学生の時に教科書で読んだことがあったことから、
なんとなく作品全部を読んだつもりになっていましたが、
今回読み始めてそうではなかったことに気付きました。

思い返すに、たぶん教科書では、
終盤の三角関係になってからの部分が抜粋されていたのですが、
著者が最も苦心したであろう、核心への道筋、布石、仕掛けが
まったく無為にされています。
それでもさわりだけでも読んでおいて良かったなと思えるのも事実です。
若いときに感じた感触との違いを噛み締めて味わうことができるのは、
とても貴重なことだと思うのです。

実際のところ、序盤、中盤は、ドラマチックなことは何も起こらず、
教科書に載せるには長いしつらいです。
ですが、静かに鬱屈していて、でも謎めいていて、
先が読みたくなってしまう不思議な魅力があります。

登場人物が限られているのですが、
外見的な特徴があまり描かれないこともあり、
キャラが容易に被ってきます。
ですがむしろそれが面白く、新鮮でした。
先生もKも私も役割的には別人物ですが、
性質的にはほぼ同一人物にも感じられます。
ありがちな言い方になりますが、著者の分身なのでしょう。

そして皆変人です。
「私」が比較的まともだと思いがちですが、
先生への執着っぷりは、今で言うところのストーカーです。
「私」と先生の出会いというのが、また何とも不可思議です。
「私」は実に先生を海水浴の雑沓の間に見付け出すわけですが、
何度か読み返して確認したのですが、
この時点で「私」と先生はまったく面識のない他人なのですよ。
「私」が実に怪しすぎます。


伝通院(散策記永井荷風「伝通院」)、こんにゃくえんま、植物園などの近所の地名がちりばめられていて、
土地勘を持って読むことができたのは幸せでした。


こころ
by camuson | 2013-02-14 21:34 | 書籍 | Trackback | Comments(0)