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2014年 08月 31日
皇帝の嗅ぎ煙草入れ 【印象度:86】
1942年発表の推理小説。宇野利泰訳を電子書籍で読みました。

ディテールの描写がしっかりとしていて、
かつ、必要十分で、余計な飾りたてのない質実な文章で、
本格推理ものの良い香りが漂ってきます。
心情の描写も細やか、かつ、多彩で、大人びた雰囲気があります。

全体の4分の3ほど読み進めたところで、
この時点では犯人の見当がまったく付かなかったのですが、
解答の前に犯人を推理すべく、最初から読み返しました。


最初の読み返しで、ある矛盾点に気付いたのですが、
ローズ家の一人がどんな嘘をついているかは、
最後までわかりませんでした。

タイトルのことを考えると、この矛盾点はメインディッシュ級だなと思い、
その周辺を注意深く読み直してみることで、真犯人の目星は付いたのですが、
共犯者がいないと実現は難しいなと思いつつ、
一方で、共犯者がいたとすると、この殺人計画はまったく意味不明だなと思いつつ、
あきらめて解答へ。

なるほど、すべてがつながりました。
偶発的な出来事が絡んでいるので、
すべてを推理することはかなり難しいと思います。

今回kindleのハイライトとしおり機能を使って何回か読み返したのですが、
紙に描き出してじっくり推理した方が、良かったかもと思いました。
とても真相まではたどり着けないとしても、もう少しは近づけたかも知れません。


皇帝の嗅ぎ煙草入れ
by camuson | 2014-08-31 18:11 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 30日
ラン・ウォーク・フォト(~六本木一丁目~麻布十番~恵比寿 計16km)
中5日です。
六本木通り経由で渋谷に行って渋谷周辺を散策しようとしたのですが、
六本木通りの左側に進路を取っていたために、
谷川ジャンクションで気付かず、六本木通りからそれて南下してしまい、
麻布十番方向に行ってしまいました。
仕方ないので恵比寿まで行って、ガーデンプレイスを散策してきました。

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by camuson | 2014-08-30 11:19 | ランニング | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 25日
無防備都市 【印象度:60】
1945年のイタリア映画。モノクロ。レンタルDVDで見ました。

第二次大戦において1943年にイタリアが連合国に降伏すると、
ナチスドイツはローマを制圧します。
そのローマを舞台に、地元レジスタンスの活動と
ナチスによる弾圧を描いています。


40年代にイタリアで起こったネオレアリズモの代表作です。
ネオレアリズモとは、演劇的な様式を取り払って、
現実を真摯に見つめて描くことなのかなと考えるのですが、
当時としては、画期的で衝撃的だったのかも知れませんが、
今となっては、その影響が浸透し過ぎていて、
凄さがよくわかりませんね。

病気の爺さんがいい味出してました。
レジスタンスの恋人や新妻は、いまいちグッときませんね。
ナチスの高官のいやらしさと、その女の妖怪っぽさは良かったと思います。


無防備都市 [DVD]
by camuson | 2014-08-25 20:52 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 24日
ラン・ウォーク・フォト(~武道館~東京タワー~品川 計14km)
中1日です。
前回、東京タワーに到着した時にはライトアップされておらず、
何が何だかわからなかったので、昼間にもう一度行くことに。

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by camuson | 2014-08-24 09:20 | ランニング | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 22日
りら荘事件 【印象度:85】
1956年9月~1957年12月にかけて『探偵実話』に連載された推理小説。
講談社文庫電子書籍版を読みました。


横溝正史の作品を読んだときにも感じたのですが、
作品途中でしばしば、「後にあんな事になるとは知るよしもなかった」的な
作者によるナレーションが入り、
現在進行形の作品世界への没入が阻害されて、興ざめしてしまうところがあるのですが、
この一因に、書き下ろしではなく雑誌連載作品だったからというのがあることに、
このたび初めて気付いた次第です。

漫画雑誌によくある枠外に書かれる、読者の次号への興味を引きつける煽りの予告を、
作者自らが地の文に入れ込んでしまう現象と考えることができます。
売れてなんぼの世界なので致し方なく、
当時の推理小説の認知度・定着度や、雑誌の読者層なども
作品の表現に影響を及ぼしていると考えられます。

上記のように雑誌連載作品故の悪弊もありますが、良いところもあります。
中だるみすることなく、順次テンポよく7人もの人間が死んでしまうことです。
次の展開が楽しみ過ぎて、推理の糸口が示唆されているのですが、
推理することなどどうでもよくなり、ページをめくる手が加速し一気読みしてしまいました。

パズラーとしての出来は良いので、
連載作品のように、読者に強制的に考える時間が与えられない以上、
作者からの挑戦状を挟んだ方が良かったかも知れませんね。

芸術大学の大学生男女7人のドタバタ喜劇と、
殺人悲劇を融合させたセンスがすごく好きです。
尻リリスにチンチクリンのプンプクリンと言われて激高する安孫子宏、好きです。


終盤にちょろっと出てきて事件を解決した、
素人探偵の星影竜三が以降シリーズ化しているようですが・・・

個人的には中盤に登場する探偵二条義房の方が、
おフランス語を使いまくり、イヤミなキャラが立っていて面白いと思います。
そのキャラに反して、
ヒントを暗示しつつ風のように颯爽と通り過ぎていくところなど大好きです。
彼を常に同じような探偵役にしてシリーズ化すれば良かったのにと、
割と本気で思っています(笑)


(自分用メモ)
予告ナレーションにより殺されると思っていた人が最後まで殺されなかったので、
どうしたものかと読み直してみたら、誤読していた。
“彼女”が殺されると予告されるが、話題の女性は2人いるにもかかわらず、
また犯人を確信していないにもかかわらず、なぜか一方に決めつけて読んでいた。
今後このような誤読がないように注意したい。
後から考えると作者によるジャブ的なミスディレクションなのだが、
作者の意図と違った読み方をしてしまったようだ。


りら荘事件 (講談社文庫)
by camuson | 2014-08-22 22:04 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 22日
ラン・ウォーク・フォト(~東京タワー 計9km)
夏季休暇中は走り三昧でしたが、仕事が始まり、中1週間空いてしまいました。

品川を目指していたのですが、思いのほか疲れているようで、
東京タワーまで行って、神谷町から地下鉄で戻ってきました。
丸の内線もまだ23時前で金曜日ということもあり、
思ったより人が乗っていて、池袋に近づくにつれて人が増え、
後楽園で球場帰りの人がドカっと乗ってきたので、
後楽園で降りて自宅まで戻ってきました。

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by camuson | 2014-08-22 21:09 | ランニング | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 17日
クリムゾンの迷宮 【印象度:95】
1999年発表の小説。角川ホラー文庫電子書籍版を読みました。

「クリムゾン・キングの宮殿」と内容的にはあまり関係ないようです。

主人公を含めた日本人9人が、
火星のように赤い岩に覆われた土地で目覚め、
持たされたゲーム機のような端末に従い、
サバイバルゲームを余儀なくされるという話です。

昔懐かしのアドベンチャーゲームブックをモチーフとしてつくられた世界です。
まさにロールプレーイングゲームの内側に入り込んだようで、ワクワクが止まりません。
主人公はゲーム途中で、オリジナルのゲームブックを入手するのですが、
これにより、凄惨な現実が、机上の娯楽世界と対比され、
よりリアルに深く印象付けられます。

終わり方も伏線を回収しつつ、余韻を残しており、完璧に近いのではないでしょうか。


クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
by camuson | 2014-08-17 19:56 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 16日
Xの悲劇 【印象度:75】
1932年発表の推理小説。
ハヤカワ・ミステリ文庫の電子書籍版(宇野利泰訳)を読みました。

エラリー・クイーンがバーナビー・ロス名義で著した悲劇4部作の第1作目です。

探偵は引退したシェークスピア舞台役者で、
事あるごとにシェークスピア劇の台詞を引用し、
中世風の大邸宅に怪しい老召使を何人も抱え込むという、
一言でいえば変人です。
この老探偵の存在により、作品全体がペダンティズムに包まれています。


本作について言えば、この老探偵が金田一なみに役に立ちません。

事がすべて終わった後の探偵の推理は論理的ではあるものの、
可能性を一つずつ潰していくくどい説明は、
論理的思考過程として必要なのでしょうが、
エンターテインメントとしてはあまり光るものを感じられませんでした。


犯人が主要人物ではないので、キャラクターがほとんど描かれず、
当然感情移入もなく、感動も少ないのですよね。
犯人に深く同情し、尊敬までしますが。


どちらかというと警察と検察によるリアルな捜査を追っていく、
硬派な警察小説的な風味が強いのかなと思いました。
警察・検察と探偵が、まだ信頼関係が築けていないこともあって、
互いに牽制し合って、独自に捜査活動を行うところなど面白いです。

だが、しかし、探偵がいくら元役者だからと言え、
完全に他人になり切れるてしまう変装術を持っているという
非現実的な設定はいかがなものかと思いました。
しかも、その変装術が大筋に影響を与えるでもなく、
結局のところ爺さんが周りを驚かしたかっただけという・・・
なんともオチャメな爺さんだとも、さすがの役者魂だとも言えなくはないのですが、
硬派な作風が崩れ、なんとなく中途半端な感じがしてしまいました。


まあ、本作は設定編的な位置づけと考えて、
評価の非常に高い次作に期待します。


Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
by camuson | 2014-08-16 13:04 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 15日
汚れなき悪戯 【印象度:70】
1955年のスペイン映画。モノクロ。レンタルDVDで見ました。

修道院に置き去りにされた赤ん坊を
12人の修道士が父親となって育てるというようなお話。

修道士たちは、赤ん坊の本当の親がいないかどうか村中を探し、
結局見つからず、両親は亡くなっているとの結論に達しますが、
すでに親心が芽生え始めており、
赤ん坊を育てられることを内心では喜び、

子供が成長すると、母親や同年代の遊び友達が必要だと
里親を探すのですが、適切な人が見つからず、
もうすでに家族同然となっているので、内心では喜び、
12人の父親となって子供を愛し育てるところに心が温まります。

邦題の「汚れなき悪戯」は、
子供が、同年代の遊び相手がいないこともあり、
周囲の気を引くために他愛のない悪戯をすることからとったもの。
原題は「Marcelino Pan Y Vino」(パンとワインのマルセリーノ)


終わり方が、宗教臭くて唐突感がありますが、
全体的には楽しめました。


監督ラディスラオ・バハダはハンガリー人で、
ハンガリー名はヴァイダ・ラースロー
ハンガリーは姓名の順が日本と同じなんですね。


汚れなき悪戯 [DVD]
by camuson | 2014-08-15 09:21 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 14日
ラン・ウォーク・フォト(~田端~川口~南浦和 計22km)
中1日です。

タートルマラソンのコースにもなっている荒川沿いを走り、
余力があれば、埼玉の方まで足を伸ばそうかなという計画です。

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by camuson | 2014-08-14 08:53 | ランニング | Trackback