書籍
漫画
映画
アニメ
テレビ
ゲーム
音楽
タイトル
印象度
ラン
書籍索引
漫画索引
映画索引
アニメ索引
テレビ索引
ゲーム索引
音楽索引
時間
空間
人間
ランまとめ
<   2015年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧
2015年 02月 22日
太陽を盗んだ男 【印象度:97】
1979年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

人間、衣食足りると刺激を求めるのでしょうか。

沢田研二が演じる高校の物理学教師は、
傍目には何の鬱屈も不満もなく、
好き勝手に生きてるいように見えますが・・・
たいした理由もなく、狂気の行動をとるところ、、
作品として行動の理由を説明しようなどとしないところ、
今なお古臭さを感じさせず、色褪せません。
東京の街並みは、70年代臭が強く漂うのですが、
これはこれで、味があります。いい撮り方をしています。

原爆を組み上げるシーンは、なかなかマニアックな力作で、
ワクワクしますね。
作り手は、手を抜いちゃいけないところをよくわかっています。

ただの爆弾ではなく、原子爆弾にした脚本の慧眼。
役者の魅力を最大限引出し、ディテールの描写も疎かにしない。
アクションも迫力があり、最後まで予想の付かない展開。
日本でも、低予算であることに逃げない娯楽作品がつくれるのだなあ。
と感じ入ることができる傑出した作品です。


太陽を盗んだ男 [DVD]
by camuson | 2015-02-22 22:22 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 21日
知らないと恥をかく世界の大問題5 どうする世界のリーダー?~新たな東西冷戦~ 【印象度:65】
2014年発行。電子書籍版を読みました。

シリーズ第5弾で、1~4は未読です。
先日「学べる図解版 第4弾 池上彰が読む「イスラム」世界」を読んで、
とにかく読みやすく、わかりやすかったので、こちらも読んでみることに。

本書は、地域を定めずに、とにかく広く、深入りはせず、
その分、ニュースの鮮度を重視しているようです。
と言っても、書籍というメディアである以上、すでに少し古いですが。

扱っている問題が多岐にわたるので、
読んだそばから忘れてしまうことも多いですが、
関連するニュースが出たときに思い出せれば、
それはよしといったところ。

氏の姿勢として、友好などのきれい事だけを並べたり、
ある勢力を無批判に肩入れしたりするようなことがないので、
入門書としての安心感があります。


以下、蛇足です。
20年以上前に、池上氏が、夕方、ニュースを読んでいるのを見たときに、
そのしかめっ面とあまりの表情の硬さに、
こちらにまで伝染して、顔面に何かが張り付いたような感触になったことを
覚えてますが、
まあ随分と柔らかくなったものです。


知らないと恥をかく世界の大問題5 どうする世界のリーダー?~新たな東西冷戦~
by camuson | 2015-02-21 16:25 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 13日
エーゲ海の誘惑 【印象度:30】
2008年のウクライナ映画。レンタルDVDで見ました。

ウクライナ映画は初めてということで、期待してみたのですが、
舞台はギリシャだし、言語は英語だし、ウクライナのウの字も見られない作品です。

新婚さんが、エーゲ海の島に大邸宅を買って、
画家の夫は絵を描いたりして、
優雅な新婚生活を満喫するかに見えたのですが、

妻が、素行不良になって、現地の女性と関係を持ったり、
夫と女性をくっつけようとしてみたり、
刺激を求めてアブノーマル路線に落ちるというような話です。

たまたま、妻の名前が、
この地にまつわる古代ギリシャの女性詩人と同じだったため、
詩人の魂が乗り移ったのか、本人が勘違いして浮き足だったのか、
気持ちのタガが外れてしまったということなのでしょうが、

古代の芸術家が憑依したような重みはまったく感じられないし、
あっけらかんと行動する割に、他人に対してはやたらヒステリックだし、
長々と詩的または哲学的な表現を並べたりするのが寒いわで、
何を伝えようとしていて、何を楽しめば良いのかよくわからない作品でした。


映像は綺麗で、普通に金をかけてるだけに、スッキリしない感じです。


エーゲ海の誘惑 [DVD]
by camuson | 2015-02-13 22:11 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 11日
サンザシの樹の下で 【印象度:60】
2010年の中国映画。レンタルDVDで見ました。

文化大革命期の中国。
主人公の若い女性(高校生くらい?)が、
農家にホームステイ(※1)するところから始まります。
ホームステイ先に居候してた、爽やかイケメンと恋に落ちる
というような話です。

そもそもの2人の出逢いのきっかけから、
その後の恋愛の不自由など、
背景として文化大革命が関わっているのは確かなのですが、
話のメインはあくまでラブストーリーで、
その行き着く先が、あまりにありがちなパターンなことから、

文化大革命関係ないじゃん?
ありがちな話の背景を差し替えただけじゃん?
というような感想を持ってしまいました。

主人公の彼氏は、やってることはストーカーで、
爽やかイケメンなので辛うじて許されてるようですが、
結構引きますね。

農村の自然の映像はとても美しく、ノスタルジーを喚起するものでした。
また、ホームステイ先の子役の演技がとても自然で良かったです。


※1. 上山下郷運動は、都市部の青年層に対して、
地方の農村で肉体労働を行うことを通じて思想改造をしながら、
社会主義国家建設に協力させることを目的とした思想政策。
by camuson | 2015-02-11 22:54 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 10日
知らないと恥をかく世界の大問題 学べる図解版 第4弾 池上彰が読む「イスラム」世界 【印象度:75】

2014年発行。電子書籍版を購読しました。

いわゆるイスラム国関連の書籍を読んでいる途中で、
基礎的な知識が不足していることに気付き、急遽読みました。

わかりやすく整理されていて、とにかく読みやすい。

広く浅くを意識的に標榜していて、
要所要所に興味深いトピックも入れて飽きさせない。
入門書として、こちらが期待するものを外すことなく応えてくれています。


タイトルがネガティブな煽りになっていて、ちょっとヤな感じですね。
もっと気の利いたフレーズはなかったものか?


知らないと恥をかく世界の大問題 学べる図解版 第4弾 池上彰が読む「イスラム」世界 (―)


by camuson | 2015-02-10 22:47 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 08日
太平洋の地獄 【印象度:88】

1968年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

太平洋の無人島に漂着した日本兵とアメリカ兵の物語。
他の人間は一切登場せず。
アメリカ映画らしくないです。

最初は敵対していたけど、孤島に二人きりということもあってか、
相手を殺すまでには至らず。
そのうち、なんとなく、いがみ合うのも面倒臭くなり、
一緒に船をつくり島を脱出することに・・・

と文字で書いてしまうと、
いかにもねらったクサい感じがしてしまいますが、
それを感じさせないのは、役者の魅力と、ロケーションの魅力、
見せ方の魅力なのでしょうね。

三船は、基本男前なのだけど、
どこか滑稽さを感じさせるところが絶妙ですね。
コンスタントに笑えます。

エンディングが2バージョンあるのですが、
どちらかというと本編じゃない方が唐突感がなく余韻が残って好きです。


太平洋の地獄 [DVD]


by camuson | 2015-02-08 03:23 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 03日
クレオパトラ 【印象度:30】
1970年に劇場公開されたアニメ作品。
購入したアニメラマ3部作のDVDから。

1作目は、エロでも暴力でも
とにかく何でも突っ込んどけという感じで、
とっちらかっていたのですが、
2作目の本作はと言うと・・・
まったく進歩してない・・・

1作目同様中近東の歴史絵巻で、
似たような感じだけどインパクトが薄まっている感じ。
美人になってからのクレオパトラがなんか気持ち悪い。

バカボンのパパやら、ネズミ男やら、
他作家の人気キャラをモブキャラで登場させるのも、
まったく文脈と関係なく、あざとさだけが目立ちます。

そもそもSFである必要もなく、
オチも何のことやらです。


虫プロ・アニメラマDVD 千夜一夜物語/クレオパトラ/哀しみのベラドンナ
by camuson | 2015-02-03 21:24 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 01日
孤独の価値 【印象度:60】
2014年発表。孤独に関する思索、エッセイ。

現代人は、人と絆を持たなければならない脅迫観念にとらわれていて、
孤独が悪であるかのごとく思い込まされている。
しかし、実は孤独は創作の源であり、
人間が人間らしく生きるために欠かせないものである。
というような主旨です。

上の主旨にはおおむね同意できるのですが、
全体的に、論理的な考察を目指している割には、
なんとなくふわふわしていて、深みや切れ味に欠けるんですよね。

筆者がいみじくも「まえがき」に書いているとおり、
「一人の人間の思考実験をご覧に入れる、というだけの内容」
なのです。

個人的経験をよりどころに、下手に一般化して、
読者にアドバイスしたりするより、
一般化は度外視で、
筆者の隠遁生活をリアルにつぶさに記した方が面白かったかも。


人の感情をサインカーブに例えたのは、とてもしっくりきました。
それ以外は、例えがしっくりこず、散漫になってしまうところもいくつか。


孤独の価値
by camuson | 2015-02-01 22:32 | 書籍 | Trackback | Comments(0)