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2016年 03月 28日
2001年宇宙の旅 【印象度:87】
1968年のイギリス/アメリカ映画。レンタルDVD。

超有名作ながら見てなかったので今さらながら見ました。

大まかに3つのパートに分かれています。
広大な自然の中で、猿がモノリスを見つけて騒いだりするパート。
科学者たちが、近未来的な宇宙船の中で談笑したり、会議したりするパート。
木星探索のミッションを負った宇宙船のパート。

ストーリーに沿って、イベントシーンを切り取るのではなく、
いかにもありそうな何気ないシーンをつなげることで、
退屈ながら、リアルでゆったりとした時の流れの中で、
自然とイベントが進行します。
ストーリー上あまり関係なさそうなシーンの選択が、
空想の近未来世界に奥行きを与えています。

この手法は今見ても斬新ですね。

ただ、単調なところもあるので、途中何度か寝落ちしそうになりました。
深夜、眠くなったら睡眠して、次の日の深夜に途中から・・・
を何回か繰り返しました。

猿は、着ぐるみの中身がいかにも手足の長い白人で、
猿っぽくないですね。
アリクイみたいな不思議動物と共生しているのは面白いと思いました。
あと、豹に襲われるところはオッと思いました。それくらいですか。

木星探査編は、終盤緊張感があって良かったです。
宇宙船の中が赤い光に満ちているという発想が大胆で美しいです。
コンピュータが最後の方で擦り寄ってきてワロタ。最後はワケワカメ。


2001年宇宙の旅 [DVD]

 
by camuson | 2016-03-28 23:43 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 27日
ラン・ウォーク・フォト(~田町 計12km)
桜の咲き始め。天候もよさそうなので、走ることにしました。

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by camuson | 2016-03-27 14:28 | ランニング | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 26日
ラン・ウォーク・フォト(中浦和周辺 計8km)
1月3日にフルを走って以来、3か月近くまったく走ってませんでした。
レースはあまりエントリーしていなかったので、
キャンセルは2つくらいで済みました。
ぼちぼち走り始めようと思います。

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by camuson | 2016-03-26 12:45 | ランニング | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 23日
しわ 【印象度:75】
2011年発表のスペインのアニメ映画。レンタルDVD。
原作漫画は未読です。

アルツハイマーを患った元銀行員のお爺さんが主人公。
銀行員らしく堅物で、顧客に対して融資を断るシーンから始まりますが、
これが、実はお爺さんの頭の中の在りし日の幻影。
ハッとさせられました。つかみはOKです。

その後、息子夫婦は、主人公を老人介護施設に預けることを選択し、
主人公と老人介護施設の住人たちとの、
いかにもありそうな日常生活が描かれていきます。

老人施設を否定しているわけではなく、
誰かを批判しているわけではなく、
老いの現実を描くことで、老いを考えさせるという作品ですね。

テーマが前に出すぎない、静かに染み渡る感じがいいです。
しばしば老人たちの過去の思い出が映像化され、
人一人の人生、時の流れにしんみり、じんわりとします。
特に、完全にボケてしまった爺さんと、
その付き添いで施設に入ったお婆さんとの馴れ初めのエピソードが好きです。


キャラクターデザインは少し昔のアメリカのカートゥーンを思わせる、
日本アニメ的ではないデフォルメ手法です。
(原作漫画のデザインをなるべく生かしているようです。)
背景は丁寧で、全体的に明るいトーンで、
ややもすると暗くなりがちなテーマに対して、
上手くバランスを取っていると思います。


特典映像の監督インタビューも良かったです。
スペイン人というといい加減なイメージがありましたが、
すべての質問に真面目に誠実に答えていて、目が光っているんですよね。



追伸
ふと、鉄拳のパラパラマンガ「振り子」を思い出しました。


しわ [DVD]


 
by camuson | 2016-03-23 20:29 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 22日
フランケンシュタイン 【印象度:55】
1931年のアメリカ映画。モノクロ。レンタルDVD。

マッドサイエンティストのフランケンシュタイン博士が、
人造人間を作る話です。

このフランケンシュタインという人が、ペラペラに軽薄な奴で、

マッドサイエンティストなら、最後までそれに徹しろと思うのですが、
人造人間に命を吹き込むのに成功した後は、
何故か正気に戻って、新妻との新婚生活を楽しみ始め、
自分がつくった怪物のことを忘れてしまうというノーテンキさ。

その間に人造人間が町に飛び出して、人に危害を与えるという、
もうね。マッドサイエンティストの風下にも置けません。

一方、「せむし」はなかなかに「せむし」らしく役をまっとうしています。

秘密の研究所も立体的なつくりでいい感じです。


P.S.
子供の頃はみんな「フランケン死体」って呼んでたよね。


フランケンシュタイン [DVD]

 
by camuson | 2016-03-22 20:19 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 19日
TV見仏記1 京都編 【印象度:75】
2001年5月にSKY PerfecTVで2回にわたり放映された
「みうらじゅん・いとうせいこうのテレビ見仏記」を再編集したもの。
レンタルDVD。オリジナルの書籍版は未読。

みうらじゅんといとうせいこうというひらがなのみの名前の2人が、
おしゃべりしながら仏像を見て回る姿を、手持ちカメラで撮影しただけの番組。
テロップ、ナレーション、緊張感、一切なし。

と言いたいところですが、
いくつかの寺の住所が表示されたり、
導入とまとめにいとうせいこうのナレーションが入ったりはあります。

(私は基本スポーツぐらいしかテレビ放送を見ないのですが、
特に、ナレーション、テロップ、ワイプが過剰な番組は、
見てて2分と我慢できずに消してしまいます。(※1)
たいがい我慢強い性格なのですが、
誰も傷つけない範囲では、厳しく即切りしてしまうようです。
今時テレビ好きの人とは結婚できないですね。)

なので、素材を加工しない姿勢は評価したいです。

ただ、見仏歴10~40年の猛者2人が、視聴者を顧みず好き勝手しゃべるので、
内容が頭に入る前に、つるつると次に流れていってしまう感覚に陥ります。

2人の話に追いつくために、途中で再生を停めて、
そもそも今いる寺の名前を途中で忘れるので(メジャーな寺じゃないため)、
ルートメニューに戻って確認して(寺ごとにチャプター分けされているので便利)、
インターネットでその寺の位置、移動ルートを確認して、
寺の概要、仏像の概要、種類、由来などを調べながら見ると、
面白さが倍増します。

そういう意味で、TV放送ではこういう見方ができないため、
適切なテロップやナレーションが、
それなりに必要なものなのだなぁと改めて思った次第です。

緊張感がないのは、みうらじゅんは、いつもどおりだとおもいますが、
いとうせいこうは、虎ノ門の司会等の言葉の反射神経とキレで勝負してる印象が強いので、
それに比べると、うってかわってスイッチ切って、プライベートモードですね。


<1日目>二尊院~清涼寺
<2日目>安養寺(さかれんげ)~永福寺(蛸薬師)~誠心院~誓願時~月輪寺


※1.プラズマテレビを主に映像ソフトの出力装置として利用しているのですが、
リモコンが壊れて、なぜか電源のON-OFFだけ手元でできないため、
映像ソフト視聴を一時停止した際、焼き付き防止のために、
とりあえず手元で地上波放送に切り替えることがあり、
その際に地上波放送を見る機会があります。
リモコンが壊れていなかったら、テレビ番組を見る機会がさらに減ってしまうので、
これはこれで良かったかなと思っています。


みうらじゅん・いとうせいこうのTV見仏記 1 [DVD]


 
by camuson | 2016-03-19 19:34 | テレビ | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 14日
ルック・オブ・サイレンス 【印象度:88】
2014年のインドネシア、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、
イスラエル、オランダ、ノルウェー、イギリス、アメリカ映画。レンタルDVD。

インドネシアで1960年代に起きた100万人規模の大量虐殺を扱った
「アクト・オブ・キリング」(過去記事参照)の対となる作品。
前作は虐殺加害者を主人公としたのに対して、
本作は、兄を虐殺された40代の男性(2児の父親)を主人公しています。

主人公は虐殺後に生まれたので、虐殺の現場を見ていません。
母親から、兄の虐殺の様子を聞かされて生きてきました。

その主人公が、本作の監督に出会い、その協力の下に、
生業である眼鏡屋として加害者先を訪れ、眼鏡のレンズあわせをしながら、
虐殺についてインタビューする様子を映像に収めたものです。


村の有力者がすべて虐殺加害者で、
家族を虐殺された遺族は、思いを殺してつつましく生きています。

遺族の子供達は、教師から、共産主義者達が如何に極悪であったか、
その子孫がその報いを受けることが当然であることを叩き込まれます。

被害者遺族が加害者の前で虐殺に触れることはタブーで、
命の危険を伴うこととなりますが、
加害者側もタブー視しているかと言えば、そうでもなく、
話を振ると、身振り手振りで虐殺の様子を嬉々として再現します。
前作のオヤジが紳士に思えるほどエグい内容です。

ペニスを切り刻んだだの、腸が飛び出ただの、
乳房を切断すると椰子の実のように孔だらけだっただの、
笑いながら得意げに話します。

武勇伝を語ることで、力を誇示するチンピラの理屈ですね。
前作と比べて、被害者の視点が加わることで、
その歪み具合、ねじれ具合はさらに強調されています。

殺害した被害者の血液を飲むと正気を保てるとまことしやかに広まり、
被害者の喉を掻いて、鮮血を飲むのが流行ったそうですよ。
それでむしろ狂気が保たれたのでしょうね。

主人公による虐殺加害者のインタビューは緊張感みなぎるものですが、
途中で主人公が、兄を虐殺されたと告白すると、
虐殺加害者は判で押したように顔色を変え、
自分は言われたからやっただけだと、責任を回避しようとします。

自分の意思でないのに、自分の武勇伝として語る矛盾に思い至ること無く、
反射的に責任を回避するのがパターン化されていてとても興味深いです。

その後は、自分が攻撃されているという不安感と不快感を本能的に感じるのか、
癇癪を起こしてみたり、スゴんでみたり、
人それぞれの鬼気迫る反応が面白いです。


前作と同様、記録映画をつくる過程をも記録するメタ構造となっていて、
観測行為自体が観測対象に変化を与えることを意図的に狙って、
その変化の現場を映像に納めるという枠組になっているのですが、

前作に比べて、加害者が見ても、
加害者の不格好さがわかるつくりとなっていて、
加害者達の心を逆なでする超問題作だと思います。

これは危険過ぎる。

顔を出して出演している主人公およびその家族が、
虐殺加害者達に殺される危険があるという意味でです。

この勇気のある主人公がいなかったら実現しないし、
彼が、眼鏡屋であったことも、奇跡的な偶然の悪戯と感じますね。


なぜ100万人規模の虐殺が起こったのか?
これはどこでも、現代日本でも起こりえるのか?という疑問が湧きます。
これに答えるには、
誰の意思によってどのように虐殺加害者が扇動されたのか、
治安・教育の状況や、文化的、歴史的背景、人権意識、殺人に対する意識的ハードル、
どのようなコミュニティが形成されていたのか、
逆に何が抑止力になり得るのか、などなど
検証すべきことが多くあると思いますが、
そういう込み入ったことは映画の得意分野では無いと割り切って、
断面的であっても動的で臨場感溢れる現場記録に徹したのが潔いと思いました。


ルック・オブ・サイレンス DVD
by camuson | 2016-03-14 23:19 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 11日
バビロンの陽光 【印象度:70】
2011年公開のイラク映画。レンタルDVD。

フセイン政権崩壊3週間後。
イラク北部のクルド人のお婆さんと孫息子が、
戦地で行方不明となった孫息子の父親(婆さんにとっては息子)を探す旅に出るという話。

北部の乾ききった荒れ地をヒッチハイクしてバグダードまで辿り着き、
そこからバスで、父親が収容されているという南部のナシリア刑務所に辿り着くが、
収容者の中に父親の名前は無く、行方がわからず。

そこからは、どこそこの集団墓地を探せと言われれば、
それ以上の情報がないので従うしなく、集団墓地をハシゴして探し回ることに。
バビロンまで来るも、結局見つからず。
といったような話です。

実際に戦乱による行方不明者が数十万人いて、
似たような境遇の遺族がたくさんいるとのことです。

大きな感動はありませんが、荒涼とした大地と、
そこで暮らす人々の営みが感じられて、
途中であった人たちとの交流も描かれていて、
悲しみだけで終わらず、しみじみとした味わいのある作品です。


イラクには映画産業が無いので、
(監督の話では崩壊したとのことなので元は多少なりともあったのでしょうか?)
役者という職業も無く、演じ手は皆、素人から監督が選んだ人たち。
この人しかいないだろうと思わせる人選と、自然な演技。
見習いたいものです。

映像特典の監督インタビューが興味深かったです。
映画産業が崩壊したイラクでの撮影の苦労は、
我々の想像する以上のものだったことでしょう。


バビロンの陽光 [DVD]
by camuson | 2016-03-11 22:23 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 10日
読書は「アウトプット」が99% 【印象度:80】
2013年発表。電子書籍版を購読。

タイトルに同感して読んで、思った通りに同感の連続でした。
自分がなんとなく考えてたことが、
うまく整理されているので、淀みなく一気読みしてしまいました。

内容はタイトル通りです。

で、以下は本作に書かれていることではなく、私が本作から連想したことです。

アウトプットをしないとインプットがままならない(淀む)ことは、
人間はたぶん直感的、本能的にわかっているのだろうと思います。
(言語を習得するためには必要なことだから。)
幼少期などは、自然と自分に起こったことを周りにしゃべりたがるものだし、
子供に対して優しい大人や、同じ子供であれば、たいてい聞いてもらえます。
しかし、成長するに従い、
人の時間を奪う以上、それだけのアプトプットの質が求められるようになり、
読書などの、(1作品だけを取り上げれば)狭くて深い、
個人的嗜好が前面に出て、腰を据えた思考が要求されるようなものは、
話題とするのが難しくなってきて、アウトプットの場が無くなってしまいがちです。

そこで、私なんかは、
ブログというアウトプット先をつくることによって、
インプットを充実することができていると思っています。
(他人を拘束する恐れがないのもブログの長所)

おそらく、忙しい現代人は、アウトプットのあてのないインプットに
時間や労力を割くほど暇ではないはずで、
アウトプットをしなければ、自然とインプットの質や量がセーブされてしまうのでしょう。


で、この議論は最終的には、
読書含めて、娯楽なり趣味なりをどう考えるのかに行き着いてしまいます。
単なる暇つぶしと考えるのか?
そのために命を削って時間をつくるのか?
(時間をつぶすのが目的なのに、質とかwww (^Д^)9mプギャー)


ちなみに私の辞書に「暇つぶし」という言葉はない。
百歩譲ってあるとすれば謙譲表現。愚妻とかと同じ。
文字通り受け取ってはいけない類いの言葉。


追伸
電車の中で原則スマホを使わない主義というのも、筆者のバランス感覚の良さを感じさせます。



読書は「アウトプット」が99% 知的生きかた文庫
by camuson | 2016-03-10 21:43 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 08日
作家の収支 【印象度:80】
2015年発表。電子書籍版を購読しました。

これまであまり語られることのなかった作家の収入・支出の内訳を、
森博嗣が自身を実例としてつまびらかにするというものです。

これは本当に貴重な情報で、一気に読んでしまいました。面白かったです。

森博嗣は多作な上に、ドラマやアニメ映画の原作になっているものもあったり、
フィクションだけでなく、本作のような実用・新書系も書いてたりして、
サンプルが1人でも十分に多様性があって、
ケーススタディとして成立するのですよね。


ちなみに印税は書籍価格の10%(書き下ろしだと12%)が相場で、
森博嗣の場合、引退する前は9千万円/年前後で安定、
引退してからは半減とのこと。

売れてる作家のイメージがあったのですが、
ミリオンを超える作品はないそうで、
読みやすい割には読む層を選ぶ作家なのかなぁと改めて感じました。

追伸
電子書籍版が紙媒体の6割引の価格という、原価を反映した正しいあり方。
(ちなみに幻冬舎新書は通常7%程度の割引率。破格。)
これも森の仕業か?
電子書籍は原価が少なく印税率が高くなるようなので、
その分を何も言わずにキックバックしているのか?
無言実行カコイイ!

作家の収支 (幻冬舎新書)
by camuson | 2016-03-08 20:56 | 書籍 | Trackback | Comments(0)