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2024年 02月 13日
プラダを着た悪魔 【印象度:70】
映画
プラダを着た悪魔 【印象度:70】_e0020682_22311394.png

2006年のアメリカ映画。netflix視聴。
netflixで目についたので鑑賞することに。

ファッション誌のカリスマ編集長のアシスタント(秘書)に就職した
女性主人公が仕事に恋に悩みつつ奮闘するという話。

テンポがよいし、キャラクターもわかりやすくて魅力的。
かなりオーバーな脚色があるだろうとは思いつつ、
ファッション業界最先端という縁遠い世界を、
ペーペーの新入社員の視線から、楽しく見ることができました。

難を言うとすれば、事故でケガしてしまうところは、随分都合が良いというか、
お互いに不可抗力で、あまり恨んでも仕方ない状況となってしまっていて、
かなりのぬるゲーに変貌してしまったところですかね。

あと、パリに行ってからは、展開が駆け足過ぎて、置いてかれ気味でした。
さわやかイケメンの無駄遣い感(笑)

それにしても、鼻水ジュクジュクのエミリーかわいいよ。
脚の骨折って、顔擦りむいたエミリーかわいいよ。



# by camuson | 2024-02-13 21:54 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2024年 02月 05日
スキン~あなたに触らせて~ 【印象度:50】
映画
スキン~あなたに触らせて~ 【印象度:50】_e0020682_14144389.png

2017年のスペイン映画。netflix視聴。

netflixで別の作品を検索した際に、たまたま目についたので視聴。

長い映画は見るのにちょとした気合が必要になるものですが、
1時間ちょっとの短い作品なこともあり、後押しになりました。

冒頭からピンクで統一されたファンシーな部屋を訪問した男に、
顔だけの大写しでいろいろと講釈を垂れていたババアが、
カメラが引くと、よりによって全裸ハイヒール!脂肪ぶよぶよ。
この時点で、かなり要注意な作品であることに気付かされます。
(もとい。朗報です。脂肪に隠れていて気付き難いですが、
 全裸じゃなく布面積の小さいパンツ穿いてました。
 大して朗報でもねぇorz)

その後・・・
生まれつき眼球と瞼が無い女だったり、
口が肛門で、肛門が口の女だったり、
顔面の左側がぶよぶよの女だったり、
顔面全部がケロイドの男だったり、
小人症の女だったり、
奇形に性的興奮を覚える男だったり、
人魚に憧れて自分の足を切断したがる男だったり、

出てくるわ出てくるわ。
リアル身体障害者から、
ぼくのかんがえたオモシロ奇形まで、混然一体です。
障害者への冒涜とも捉えられかねない、かなり攻めた作品です。

この手の変態作品に関しては、個人的評価方針として、
笑えるかどうかを重視しがちなのですが、
もとより危うい路線を攻めていることもあり、あまり笑えなかったのですよね。
ウェイトレスが笑いを押し殺してる演技にはちょっと笑いそうになっても、
そもそも、リアルであんなの見たら笑えないだろと抑制がかかる感じ。

そこそこ、退屈しない程度には、まとまっているのですが、
大きな感動が得られるというわけでもなく、
リスキーなことをしてる割には、肩透かしな感じもします。

正直、リアクションに困るし、距離を置きたい作品ですね。
受け手に混乱をもたらすことが目的だとしたら、
ある程度は成功しているのかもしれません。





# by camuson | 2024-02-05 23:05 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2024年 01月 31日
英語のハノン 中級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル 【印象度:93】
書籍
英語のハノン 中級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル 【印象度:93】_e0020682_12201312.png

2021年発行。kindle版。

初級同様に英語のキーワードをヒントに、
英文を別の英文に置き換えていくトレーニング。

初級からの違いとして、複文となったこと、
また、slow音声が無くなり、normal音声に一本化したことにより、
よりリテンションが求められ、負荷が高くなっています。


ドリルごとに、男性と女性が交互に発声するのも初級同様ですが、
男声の方がネイティブ過ぎて聞き取りづらいことは、
amazonレビュー等で指摘されている通りです。

男声の時は、何度聞きなおしてでも何とか聞き取ってやろう
というチャレンジ意欲が湧き、そのお陰か、
女声の時は、めちゃくちゃ明瞭に聞こえ安心感が得られるなど、
私としては、緊張と弛緩によるいいリズムが得られ
モチベーションが保ててむしろ良かったように思います。


接続詞を扱う章では、
結構しつこく主節と従属節を入れ替えるドリルがあったおかげで、
今まで不思議に思っていた「代名詞が先に登場する文章」が、
従属節を前に持ってきているからゆえであることに、
初めて気づけて良かったです。
(本書では、文法事項としては明示されていなかったように思いますが)

また、比較を扱う章では、
比較級構文のthanが、as+原級+as 構文の後ろのasとまったく同じ要領で、
接続詞として後ろに続く節を構成できることを知りました。
欠けていたことに気付かなかったパズルのピースがハマった感覚です。
(他の文法書でasについての詳しい説明は読んだことがありましたが、
 thanの接続詞としての用法についてはおろそかになっていました。)
いわゆるクジラ構文についても、いまだかつてない明快さで理解しました。


とりあえず、1周目を1か月半で終わらせました。
1周目では、まずは文字を見ずに音声を聴き、
音声がよく聴き取れない、文意が読み取れない場合は、2・3回度聴き直します。
聴き取れない部分があったとしても、なるべく音声をリテンションすることに努め、
頭を巡らせて自分なりに文意を推理した上で、開本して答え合わせをします。
(もっとも頭に刺激が入り、楽しめる時間であり、これをやらなかった場合、
 退屈できついトレーニングになる可能性が高まるのではとないかと思います。)

その後は、インターバル内に言い切ることは気にせずに以下を重視して繰り返します。
・音声を聞き取れるようになること。
・正しい発音・発声ができること。
・語順通りにきちんと意味をイメージ化できること。

うまく口に馴染ませることができない表現は何回でも摺り込むように繰り返し、
苦も無くできるものは適度に流していく感じ。

音声の無音インターバル内で言い切ることをあまり重視すると、
結局、一つの例文を集中的に取り組むことになり、
いやでもその場では文章を完全暗記してしまうため、
暗記に頼った一時的な達成で、忘れたらまた元に戻ってしまう気がします。
初回での完成度に固執し過ぎると、復讐の頻度・回数、または、進度が犠牲になるわけで。
それよりは、適度に流して、何回か回して、少しづつ向上させていき、
最終的に達成することを目指して運用するのが効果が高いのかなと思います。


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# by camuson | 2024-01-31 21:29 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2024年 01月 26日
トロツコ 【印象度:70】
書籍
トロツコ 【印象度:70】_e0020682_17190906.png

1922年公表の短編小説。青空文庫kindle版。

本書を開くまで、日本で人力の鉄道が商業運行していたことを知りませんでした。
熱海-小田原間を結ぶ「豆相人車鉄道」。
「ずそうじんしゃてつどう」と読みます。伊豆と相模ですかね。
この人力の鉄道は1907年に蒸気機関車牽引の軽便鉄道に切り替わります。

本作は、その切替工事の工事現場が舞台。

工事夫が工事資材等を運ぶために、
軌道上の人力車両を押したり、乗ったりしてる姿に憧れる少年の物語です。
別に工事や工事夫に惹かれたわけではなく、
起伏の多い軌道を走るトロッコというアトラクションに惹かれたわけですが。


無論、私自身、人力のトロッコに乗った経験などなく、ただ想像するのみなのですが、
まるで自分の昔の経験を思い出すような深い郷愁の念にとらわれました。
頭の中に景色が、感情が広がります。
飾り毛の無い文章ですが、すんなりと滞ることなく入ってくるので、
やはり名文なのでしょう。


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# by camuson | 2024-01-26 22:36 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2024年 01月 22日
呪術廻戦 第2期 【印象度:86】
アニメ
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2023年公開のシリーズアニメ作品。netflix視聴。

作画は相変わらず素晴らしいですね。
ただ、呪霊が、本来目に見えないものであることを強調するためなのか、
あえて、リアル描写路線ではなくしていると思われるフシがあって、
ちょっと、どうかなと思ったところもあります。
特にタコとの戦闘は色味が独特なのと、立体感が感じられないのとで、
ん?と感じました。

「懐玉・玉折」編は、五条、夏油の呪術高専時代に時を戻し、
夏油が闇落ちに至るプロセスを描く、鬱屈としたパート。
主題歌は爽やかですが、基本、鬱屈です。
沖縄行ったりしても、あまり楽しい気持ちになりません。
伏黒甚爾はキャラ的には、ちょっと面白いです。

それが終わって、現代に戻って、
虎杖、釘崎も登場し、明るさを取り戻したかなと思ったら、
「渋谷事変」が勃発し、同時多発的に勃発する戦闘を、
場面を切り替えながら描く、戦闘に次ぐ戦闘モードに突入。

息もつけないような死闘が続き、
主要なキャラが次々と傷付き、倒れていく中、
戦闘中は、話がほとんど前に進まないので、
戦闘を最初は楽しめていても、
おなか一杯になってしまうのですよね。
キャラの無駄死に、とまでは言わないまでも、
余韻に浸る間がないのは、少しもったいない気がしてしまいました。

思い出すに、局地戦は、それぞれ面白かったと思うのですが、
わざわざ思い出す必要があるくらいに、それぞれの関連性が薄く、
大きなうねりになって心を動かすようなことが、
あまりなかったように思います。

第1期は戦闘と笑いのバランスが絶妙だったのだけれど、
第2期はバランスが悪く、力作にもかかわらず、
なかなか楽しめなかったなぁという感じでしょうか。
長い話の中で、たまたま、楽しむパートじゃないということなのかも知れません。

「渋谷事変」を経て、最終話で、また一気に世界が変わったようなので、
一応、続きに期待ですね。



# by camuson | 2024-01-22 22:17 | アニメ | Trackback | Comments(0)