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2017年 08月 06日
グッド・バイ 【印象度:80】
1948年「朝日評論」初出。青空文庫版。未完。

太宰治生家訪問をきっかけに読んだ「人間失格」が読みやすくて、
普通に面白かったので、同時期の別作品を読むことに。

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by camuson | 2017-08-06 17:04 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2017年 08月 04日
黒のエチュード 【印象度:50】
1972年公開のアメリカのテレビ映画。「刑事コロンボ」Blu-ray BOXから。
第10作(第2シーズン)。原題は”Etude in Black”。

気鋭の指揮者がじゃまになった愛人ピアニストを殺害する話。

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by camuson | 2017-08-04 22:52 | テレビ | Trackback | Comments(0)
2017年 07月 20日
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲 【印象度:40】
2001年の劇場アニメ。レンタルDVD。
原作漫画未読。テレビアニメ未視聴。

クレヨンしんちゃんにまったく興味がありませんでしたが、
劇場映画シリーズ9作目の本作は、
名作として、しばしば名前が挙がるので鑑賞することに。

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by camuson | 2017-07-20 22:31 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2015年 08月 23日
CLAYMORE 【印象度:98】
2001年。月刊少年ジャンプに掲載開始。
2007年のジャンプSQへの移籍を経て2014年に完結。

2007年放映のアニメにはまったのがきっかけで、
放映途中に原作漫画の既刊単行本をすべて購入し、
アニメ放映終了後もしばらく掲載誌のジャンプSQを購読していたのですが、
月刊誌の掲載ペースの遅さに耐えきれなくなり戦線離脱。

過去記事:「CLAYMORE(アニメ)


あれから7年・・・・

この度、作品が完結したことを知り、15~27巻まで電子書籍版を購入し、
1週間くらいかけて読み終えました。


北の戦乱以降、一気に風呂敷を広げすぎじゃないか?
これまで築いた世界観が矮小化してしまわないか?
内容の引き延ばしとワンパターン化だけは避けて欲しい。

という懸念を7年間持ち越していたのですが・・・


結果的には、歳月を感じさせない一連の疾走感があり、
週刊誌の人気連載なら5倍10倍に引き延ばすところを
惜しみなく切り詰めることで、更なる高みに達し、
かつ、行間に想像の余地を残す、深みが得られていると感じました。

意外性のある展開により緊迫感を持続させる流れと、
過去の伏線を丁寧に回収していく流れの絡まり具合が心地よいです。

終わりが近付くほど、読み進めるのがもったいない、
でも話の行方を知りたいという葛藤に苛まれました。


後半登場のキャラクターでは、クラリスとミアータが好きですね。
主人公達がユマですら、スーパーマンになってしまった後、
クラリスは人間的で感情移入がしやすく、
ミアータとの疑似親子関係は癒やしですらありました。
途中影が薄くなりましたが、美しく昇華され強く心に残りました。



CLAYMORE 27 (ジャンプコミックスDIGITAL)
by camuson | 2015-08-23 23:55 | 漫画 | Trackback | Comments(0)
2015年 06月 24日
グッバイ、レーニン! 【印象度:70】
2003年のドイツ映画。
10年くらい前に映画配給会社のギャガの株主だったときの株主優待で、
もらったものを開封して見てみました。

(あらすじ)
東独に住む主人公の母親は、夫に西独に逃げられ、
その後、その寂しさを紛らわすかのように、
社会主義教育に傾倒していく。

反体制デモに息子(主人公)が参加しているのを目撃し、
ショックで倒れ、昏睡状態に陥る。

ベルリンの壁が崩壊する。

母親目を覚ますが、大きなショックを与えると命が危ない。

主人公、母親に精神的ショックを与えないように、
体制が変わっていないと嘘を付き通すことにする。

というような話です。

基本喜劇なのですが、
終盤、東西分断によって狂わされた人生の悲劇が露わになりグッときます。
ただ前半の喜劇部分が、善意とは言え、人を欺していることもあり、
スカッと笑えないのですよね。
であれば、
もう少し主人公の苦悩や葛藤を交えた方が自然だったような気がします。

だまされる母親役がよく演じられていて、印象的でした。


グッバイ、レーニン! [DVD]
by camuson | 2015-06-24 20:18 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 06月 12日
グロテスク 【印象度:75】
2009年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

初めてのどきどきデートの男女が、
ある男に襲撃を受け監禁され、
拷問・人体破壊に苛まれるという話。

まだ恋が始まる前段階の男女のくすぐったい関係と、
容赦ない人体破壊行動との落差、
あまり狂人然としていない加害者像など、
なかなかうまいなと思います。


ただ、良くも悪くも、ここまで来ると、
ギャグとして認識されてくるんですよね。


特に、エンディングは笑ってしまいました。
「魍魎の匣」(映画は未見)かよと。


グロテスク 【北米版】
by camuson | 2015-06-12 20:16 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 04月 02日
蜘蛛女のキス 【印象度:55】
1985年のブラジル/アメリカ映画。レンタルDVDで見ました。
原作未読です。

タイトルからミステリアスで妖艶で、
ブラジル映画であることから野性味溢れる濃い~い作品を期待したのですが、
まったく想像していたものと違いました。

牢獄の中の2人の男の会話にほぼ終始しています。
2人のうち1人がホモセクシャル。
もう1人の政治犯の男に対して、昔見た映画について語り始めるのですが、
それが劇中劇として映像で再現され、
牢獄での2人のやりとりと交互に進行していくという洒落たことをやっています。
劇中劇の雰囲気も含めて欧州的な香りがするので、
ブラジルというよりもアルゼンチンっぽいなと思ったのですが、
後で調べてみると原作がアルゼンチン作家によるもので、
監督もアルゼンチン出身でした。納得しました。

牢獄の中の話を長く引っ張った割に、
牢獄を出てからの話があっけなく、
ちょっともったいない感じがしました。

劇中劇のヒロインと、政治犯の昔の恋人と、
むさ苦しいシーンの中の数少ない花である割に、
2人ともちょっとビミョーだなと思ったのですが、
後で役者が同一人物だと知りました。
まったく気付きませんでした。

なんか牢獄の中に調理器具まであって、結構住みやすそうでした。

蜘蛛女のキス スペシャル・エディション (2枚組) [DVD]
by camuson | 2015-04-02 20:22 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 03日
クレオパトラ 【印象度:30】
1970年に劇場公開されたアニメ作品。
購入したアニメラマ3部作のDVDから。

1作目は、エロでも暴力でも
とにかく何でも突っ込んどけという感じで、
とっちらかっていたのですが、
2作目の本作はと言うと・・・
まったく進歩してない・・・

1作目同様中近東の歴史絵巻で、
似たような感じだけどインパクトが薄まっている感じ。
美人になってからのクレオパトラがなんか気持ち悪い。

バカボンのパパやら、ネズミ男やら、
他作家の人気キャラをモブキャラで登場させるのも、
まったく文脈と関係なく、あざとさだけが目立ちます。

そもそもSFである必要もなく、
オチも何のことやらです。


虫プロ・アニメラマDVD 千夜一夜物語/クレオパトラ/哀しみのベラドンナ
by camuson | 2015-02-03 21:24 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2014年 09月 09日
グッドモーニング, ベトナム 【印象度:75】
1987年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

持ち前のべしゃり技術で、ラジオを通して
ベトナム現地で米兵達に笑いを届け、
大人気を博したDJ兵士が主人公です。
軍隊による戦闘シーンはなく、ベトナム戦争映画としては異色作です。

招かれもしないのにやってきて厄災をばらまくアメリカ軍という構図を
浮き彫りにさせる作品です。

友人となったベトナム人少年のクライマックスでの言葉には、
アメリカ人視聴者も感じ入るところがあったろうと思います。

主人公DJは道で見かけたベトナム美人と仲良くなるために、
彼女が通う街の英会話教室の先生役を前任者に銭を掴ませて横取りします。
そして生徒達に実践的なスラングを教え込んだり、
生徒と一緒にベースボールを楽しむなどのなごやかシーンにつながっていきます。
悪気のない文化の押しつけに対する強烈な皮肉ともとれるのですが、
こちらはアメリカ人視聴者は気付かなかろうと思いました。
作者が狙ってやってるのかも不明ですが。
なごやかゆえに何とも言えない複雑な不快さを感じてしまいました。


グッドモーニング,ベトナム [DVD]
by camuson | 2014-09-09 22:53 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 17日
クリムゾンの迷宮 【印象度:95】
1999年発表の小説。角川ホラー文庫電子書籍版を読みました。

「クリムゾン・キングの宮殿」と内容的にはあまり関係ないようです。

主人公を含めた日本人9人が、
火星のように赤い岩に覆われた土地で目覚め、
持たされたゲーム機のような端末に従い、
サバイバルゲームを余儀なくされるという話です。

昔懐かしのアドベンチャーゲームブックをモチーフとしてつくられた世界です。
まさにロールプレーイングゲームの内側に入り込んだようで、ワクワクが止まりません。
主人公はゲーム途中で、オリジナルのゲームブックを入手するのですが、
これにより、凄惨な現実が、机上の娯楽世界と対比され、
よりリアルに深く印象付けられます。

終わり方も伏線を回収しつつ、余韻を残しており、完璧に近いのではないでしょうか。


クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
by camuson | 2014-08-17 19:56 | 書籍 | Trackback | Comments(0)