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2017年 04月 05日
デンマルク国の話 【印象度:65】
内村鑑三が1911年に行った講演の内容を自ら文章にまとめたもの。
初出は「聖書之研究」(1911年)。電子書籍。

1864年の第二次シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争で、
プロイセンとオーストリアに敗れ、最も豊穣な南部の地、
シュレースヴィヒ公国、ホルシュタイン公国を失ったにも拘わらず、

砂漠化した土地に地道な植林を行うことにより、まずは林業を復興し、
これが気候の変化、土地改良につながり、農業国として敗戦から見事復活、
一人あたりのGDPで世界トップクラスにまで至った事例を紹介するというものです。

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by camuson | 2017-04-05 23:06 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2016年 04月 11日
天地明察 【印象度:88】
2009年に『野性時代』に連載された時代小説。電子書籍(特別合本版)を購読しました。

江戸時代初期。4代将軍家綱の時代。
囲碁棋士でありながら、算術に傾倒し、天体測定と改暦の大事業に携わった渋川春海。
彼に着目したことが、まずは勝因です。
本作登場人物の関孝和の名は歴史の教科書で見かけたことがありますが、
渋川春海については知りませんでした。
これまで時代劇になったこともないようですし、目の付け所が良かったと思います。


そして、全体的に、とにかく、清々(すがすが)しい。

才能あるものが、それに奢ることなく精進し、
何度も挫折し、それでも前進して、初心を貫徹するところが清々しい。
大事業の遂行を共にめざす仲間たちが、
老若問わず目が輝いていて、清々しい。
算知や道策などの碁打ちが、
碁の発展のために自分の負けをむしろ喜ぶほどの勢いが清々しい。

とにかく、ちょっと、清々し過ぎるくらい清々しい。


<出題について>
絵馬に描かれていた1問目は、解けそうでいて、なかなか解けない良問だと思いました。
直角三角形に内接する2つの円を正しく作図するのも一苦労で、
それでいて正しく作図しないと思わぬ勘違いを招きそうなところも良いです。

それに比べて、春海が関孝和に向けて最初に出題した問題の酷さときたら・・・
補助線が有ったら有ったで、日円、月円の大半が必要ない情報になるし、
無ければ無いであれだし・・・
この悪問には何か裏が有るはずだと邪推し始め、
関孝和の魔法の補助線1本で良問に早変わりするとか、
そういった展開を期待してしまいました。
この出題は史実なのでしょうか?

再出題の星の問題は、幾何問題ではなく、
純粋に方程式の問題で、なんか面白みに欠けるので、取り掛かからず。
問題を解くよりも、話の続きが気になるところだったので。
そのうち考えてみようと思います。


天地明察(特別合本版)<天地明察> (角川文庫)
by camuson | 2016-04-11 20:14 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 19日
TV見仏記1 京都編 【印象度:75】
2001年5月にSKY PerfecTVで2回にわたり放映された
「みうらじゅん・いとうせいこうのテレビ見仏記」を再編集したもの。
レンタルDVD。オリジナルの書籍版は未読。

みうらじゅんといとうせいこうというひらがなのみの名前の2人が、
おしゃべりしながら仏像を見て回る姿を、手持ちカメラで撮影しただけの番組。
テロップ、ナレーション、緊張感、一切なし。

と言いたいところですが、
いくつかの寺の住所が表示されたり、
導入とまとめにいとうせいこうのナレーションが入ったりはあります。

(私は基本スポーツぐらいしかテレビ放送を見ないのですが、
特に、ナレーション、テロップ、ワイプが過剰な番組は、
見てて2分と我慢できずに消してしまいます。(※1)
たいがい我慢強い性格なのですが、
誰も傷つけない範囲では、厳しく即切りしてしまうようです。
今時テレビ好きの人とは結婚できないですね。)

なので、素材を加工しない姿勢は評価したいです。

ただ、見仏歴10~40年の猛者2人が、視聴者を顧みず好き勝手しゃべるので、
内容が頭に入る前に、つるつると次に流れていってしまう感覚に陥ります。

2人の話に追いつくために、途中で再生を停めて、
そもそも今いる寺の名前を途中で忘れるので(メジャーな寺じゃないため)、
ルートメニューに戻って確認して(寺ごとにチャプター分けされているので便利)、
インターネットでその寺の位置、移動ルートを確認して、
寺の概要、仏像の概要、種類、由来などを調べながら見ると、
面白さが倍増します。

そういう意味で、TV放送ではこういう見方ができないため、
適切なテロップやナレーションが、
それなりに必要なものなのだなぁと改めて思った次第です。

緊張感がないのは、みうらじゅんは、いつもどおりだとおもいますが、
いとうせいこうは、虎ノ門の司会等の言葉の反射神経とキレで勝負してる印象が強いので、
それに比べると、うってかわってスイッチ切って、プライベートモードですね。


<1日目>二尊院~清涼寺
<2日目>安養寺(さかれんげ)~永福寺(蛸薬師)~誠心院~誓願時~月輪寺


※1.プラズマテレビを主に映像ソフトの出力装置として利用しているのですが、
リモコンが壊れて、なぜか電源のON-OFFだけ手元でできないため、
映像ソフト視聴を一時停止した際、焼き付き防止のために、
とりあえず手元で地上波放送に切り替えることがあり、
その際に地上波放送を見る機会があります。
リモコンが壊れていなかったら、テレビ番組を見る機会がさらに減ってしまうので、
これはこれで良かったかなと思っています。


みうらじゅん・いとうせいこうのTV見仏記 1 [DVD]


 
by camuson | 2016-03-19 19:34 | テレビ | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 25日
天国と地獄 【印象度:94】
1963年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

白黒映画ですが、一部ピンク色が効果的に使われています。

黒澤明の現代劇を初めて見たのですが、いやー、面白い。

誘拐犯人を警察が捜査によって追い込んでいくという話なのですが、
犯人が誘拐する子供を間違えるという発想がすばらしく、
話が俄然面白くなっているんですよね。
でもあり得ないわけではない。
なさそうで、ありそうな、絶妙なラインを巧く踏んでいます。

そして、緻密かつ泥臭い捜査の詳細が、いちいち面白い。

三船敏郎、仲代達矢、山崎努とキャラも立ちまくりです。

山崎努は、若き医学生役。
後年と比較するとまだまだ薄味で、むかいり(向井理)とか、そっちに近い感じ。
でも、最後は迫真の演技でした。

まだ新幹線ができる前で、特急こだま号の時代です。


天国と地獄[東宝DVD名作セレクション]
by camuson | 2015-11-25 21:16 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 15日
鉄コン筋クリート 【印象度:80】
2006年のアニメ映画。レンタルDVDで見ました。

原作はほぼ未読です。
学生時代、ビッグスピリッツを読んでいたときに、
原作漫画が連載されていたのですが、絵柄があまり好きでなく、スルーしてました。
文字よりも絵で紡いでいくタイプの作品ながら、かなりクセのある絵柄で、
特に主人公が動物のかぶり物をした子供という時点で反射的に回避していました。
青年誌の中で結構異質な存在感があった気がします。

後で評価が高いことを知り、単行本1巻を購入していたのですが、
結局読みませんでした。

原作からかなり間を置いて、アニメ化の話が持ち上がり、
監督が外国人ということで、当時話題になっていたのを思い出し、
見てみることにしました。

思っていた以上に楽しめました。
原作漫画に比べて、たぶん細部の書き込みがずっと繊細で、
色彩のセンスもよく、カメラワークや画の構成が堅実でしっかりしていて、
変に作家性を出そうとかしないところに好感を持ちました。

話は主人公の子供、町のチンピラ、ヤクザとの抗争の話で、
ありきたりだし、心動かされるところは少ないですが、
町の雰囲気に浸るのが心地いい作品ですね。

主人公の年少の子供の声が、明らかな女声なのが、
気になってしょうがなかったのですが、
それ以外はあまり気になりませんでした。
声優が演じてると思っていたのですが、蒼井優でした。
声優張りの名演が逆に鼻についたのかなあ。


鉄コン筋クリート (通常版) [DVD]
by camuson | 2015-11-15 19:11 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2015年 08月 14日
天使のたまご 【印象度:87】
1985年発表のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)作品。
Blu-ray DISCを購入して視聴しました。

服の下に大きなたまごを抱え込み、
妊婦のようにお腹を膨らませた少女が、
人のいない古いヨーロッパ風の街並みの中をひたひたと走る様子を、
ひたすら追っていく、前衛的な作品。

少女は白い長い髪で、
キューティクルがダメージを受けてパサついた感じで、
どこか老婆にも見える雰囲気です。

暗くひんやりとした世界。
過剰なディテール。
まるでバンド・デシネの中に入り込んだような感覚。

暗喩の意味が分からなくても、
心地悪くはない、というかむしろ心地いい不思議。

P.S.
根津甚八ってどういうこと?
と思ったが案外悪くなかった。


天使のたまご Blu-ray
by camuson | 2015-08-14 20:23 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2015年 05月 15日
天井桟敷の人々 【印象度:85】
1945年のフランス映画。レンタルDVDで見ました。

「天井桟敷」と聞くと、まず寺山修司のアングラ劇団のイメージがあって、
詳しくは知らないのですが、禍々しいイメージがあって、
屋根裏の散歩者的な何か?と連想していたのですが、
調べてみたところ劇場の最後部、最上部のことらしいです。勉強になります。
仏語原題はLes enfants du Paradis(楽園の子供たち)。
天井桟敷関係ないがな。


さて、作品についてです。紛う方なき大作です。

フランス映画に対して、予算と人をふんだんに注ぎ込んだ
大作のイメージをあまり持っていなかったので、驚きました。
しかも、ナチス占領下のフランスですからね。


ある女と、それに関わる4人の男の話で、
軽い恋から重たい愛まで各種取り揃え。
ヒロインは整った美人ではないのですが、
自由奔放で自分の気持ちに正直ながら、
只の足軽女とは言わせない品格を合わせ持っていて、
なかなか魅力的です。

軽薄でキザな役者男が、役者人生を貫いていて格好良かったのと、
恋愛に真摯な無言劇男が、最後こじらせて痛々しかったのと、
本当いろいろだよなぁと感慨にふけることができました。


天井桟敷の人々 [DVD]
by camuson | 2015-05-15 20:14 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 08月 30日
田園に死す 【印象度:87】
1974年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

鮮烈かつ強烈な映像イメージ。

前衛的な舞台演劇的な記号は、
人心に潜在する禍々しさを顕在化させつつ、
日本的自然の深み広がりと融和して、
何とも言えない郷愁をも誘います。


(メモ)
現在の私を演じる菅貫太郎は、ピルロ風の二枚目で、
画像も貼らずにの麻呂と同一人物とは思えませんでした。


田園に死す 【低価格再発売】 [DVD]
by camuson | 2013-08-30 21:57 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 04月 27日
天国の口、終りの楽園。 【印象度:70】
2001年のメキシコ映画。レンタルDVDで見ました。

メキシコの金持ちのドラ息子(高校生くらい)の親友同士2人が、
いけ好かない従兄弟が不在時のスペイン人嫁を誘って、
口から出任せの実在しない穴場ビーチを目指してドライブをすることに。
その道中でスペイン人嫁のビッチモード(モード反転・裏コード ザ・ビッチ)が発動し、
ヤりまくるという作品です。

登場人物すべてが、感情まかせで、
もはやギャグの領域に入っているので、爆笑できます。
海の家の酒場でのバカ騒ぎは、特に笑えました。

特典映像の日本公開時来日インタビュー(監督+ドラ息子役の片方)が面白かったです。
日本公開版でぼかし(モザイク)が入っていたのを見て、
2人ともバカウケしたらしく、その話をしているときも大笑いです。
基本的にいい奴らなんだなと思いました。

彼は作中はマヌケ顔だったのに、インタビューでは相当なイケメンで、
よく演じていたんだなと思いました。


天国の口、終りの楽園。 [DVD]
by camuson | 2013-04-27 18:27 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 04月 24日
伝通院 【印象度:55】
1910年発表の随筆。青空文庫版をKindleで読みました。
短いので数十分で読み終えられます。

近所に伝通院の名前を冠した交差点があり、
ランニングでよく通り過ぎるのですが、
伝通院そのものを訪れたことはなく、
いつか行こうと思いつつ、いまだ実現せずです。

本作は、永井荷風が、伝通院にまつわる思い出を綴ったもの。
1910年時点で、更に昔を遠い目で懐かしみながら語るという趣向です。
小石川界隈の昔を知る上で貴重な資料ですね。

家康の母の菩提寺ということで、
近いので今度暇なとき行ってみようと思いました。

おまけに、滝沢馬琴の墓が茗荷谷駅の近く(深光寺)にあることを知ったので、
そちらの方が家から近いので、行ってみようかなと。


伝通院
by camuson | 2013-04-24 19:33 | 書籍 | Trackback | Comments(0)