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2016年 06月 23日
迷路荘の惨劇 【印象度:45】
『横溝正史シリーズII・迷路荘の惨劇』
TBS系列 1978.10.14~10.28(毎週土曜日22:00~22:55)放映。全3回。
レンタルDVD。原作小説未読。


密室殺人が起きる舞台が忍者屋敷になっていて、
洞穴の裏道で思わぬ所につながっていたり、
映像としてみる分には楽しげなのですが、
ミステリとしては、ひねりがないです。
過去から続く呪縛、犯人の苦悩など、
本シリーズ王道の要素はありつつも、
扱いは小さく、あまり心に刺さってきませんでした。

古谷金田一と長門日和警部のコンビは結構好き。


迷路荘の惨劇【リマスター版】 [DVD]
by camuson | 2016-06-23 21:23 | テレビ | Trackback | Comments(0)
2015年 09月 27日
メタルカ -METALCA- 【印象度:60】
2014年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

襲われたゾンビのデス声に惚れ込み、
飼い慣らしてバンドの一員にして、
無名バンドから一気に人気バンドに駈け上がる
といったバカ設定コメディーです。

ゾンビのメイキャップのチープさからも、
リアルなホラーとして勝負することは放棄していることが伺えます。

とはいえ、
ヴォーカルの女性が幼少時に受けたトラウマを抱えていたり、
その彼氏がキレやすい束縛系だったりと、
結構ディテールに凝っていて、役者もそれに応えていて、
以外としっかりした作品になっている印象です。

器用に肉付けしている分、そこそこ面白いのですが、
バカバカしさの勢いが削がれているような気もしないでもないです。
根幹的な部分で新しさがないので、驚きもあまりないのですよね。

ロックバンドGacharic Spinが出ていることがきっかけで見たわけですが、
オレオレオナ以外は端役でしたね。もう少し活躍が見たかったです。

逃げ込んだ寺の坊主が座禅しながら奏でるギターをバックに、
登場人物達が座禅しながら回転して曼荼羅紋様になるシーンは、
神秘とバカバカしさがない交ぜになっていて好きです。PVっぽいですが。

自衛隊のおばさんは一番笑えるキャラでした。

ゾンビ役の風貌や仕草がマキシマムザホルモンのギターそのものだなぁ
と思って見ていたのですが、
DVD付録の監督のコメントによると、
6年前マキシマムザホルモンを聴いてからロックに興味を持ち、
数年前Gacharic Spinを聴いて、本作を企画したとのことで、
なるほど納得でした。
ちなみにゾンビ役はSHAZNAのベースが演じているとのことです。


METALCA メタルカ [DVD]
by camuson | 2015-09-27 16:20 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 05月 10日
メトロポリス 【印象度:80】
2001年の日本のアニメ映画。レンタルDVDで見ました。
原作漫画は未読です。

素晴らしい映像世界です。
3DCGと手描きの融合により描き出された近未来都市の
重厚緻密な背景をバックに、
手塚作品でおなじみの丸っこいキャラ達が、
ヌルヌルと動く取り合わせは一種独特で、
一見の価値があるものです。

しかし、ロボットや電脳に世界が支配されかけるというテーマが、
あまりに陳腐になってしまいました。
原作漫画は1949年ですから、当時としては新規性があったと思いますが。

ケンイチかわええ。


メトロポリス [DVD]
by camuson | 2015-05-10 20:57 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 07日
Mary Queen of Scots: 400 Headwords (Oxford Bookworms Library)  【印象度:50】
Oxfordのgraded readersのもっとも簡単なクラス。
kindle版を読みました。

スコットランド女王のメアリー1世の伝記なのですが、
亡命先イングランドでの軟禁状態から、
生き別れた息子スコットランド王ジェームス6世に宛てた手紙という形をとり、
その中で自分の人生を語り、身の潔白を訴えるという内容になっています。

ヘンリー8世ほどの奇人ではないようで、
そういう意味では多少退屈ですが、
絶対王政時代を知るきっかけにはなると思います。

作中に出てくるライバルであるエリザベス1世は、
ヘンリー8世の娘です。


Mary Queen of Scots: 400 Headwords (Oxford Bookworms Library)
by camuson | 2013-11-07 22:51 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 15日
メールストロムの旋渦 【印象度:90】
1841年発表の短編小説。青空文庫版(佐々木直次郎訳)を読みました。

前に読んだのは学生のときで、短編集の中の1つとして読んだのですが、
巨大なすり鉢状の渦潮の中のシュールな光景が
鮮烈に印象に残ったのを思い出します。
これ以外の作品の記憶はすっ飛んでいます。
有名な黒猫も入っていたのですが、あまりいいとは思わなかった記憶があります。

20年以上ぶりに読んだのですが、色褪せることなく楽しめました。
私の中の短編小説ベストです。


メールストロムの旋渦
by camuson | 2013-10-15 21:57 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2012年 12月 31日
メディア・コントロール 【印象度:80】
1991年に初版。
2002年の第2版で「火星から来たジャーナリスト」を追加。
2003年に日本で発行された集英社新書版では、
著者に対するインタビューを追加。
集英社新書版を読みました。

表題作ではアメリカがいかにメディアをコントロールし、
ややもすると平和を叫ぶ傾向のある国民をだまし、
焚き付けて、合意を得て、
他国への侵略戦争を遂行してきたかの歴史を振り返ります。

アメリカって大体そんな国だよねというのは、
アメリカ人以外は普通に感じているのですが、
アメリカ人が詳細に検証し、声高に主張するのはなかなか貴重なことです。
湾岸戦争直後に発表したことにも意味がありますね。

「火星から来たジャーナリスト」では、
911以降、対テロ戦争がアメリカの国是のようになりますが、
仮に俯瞰的な目を持った火星人が、世界情勢を報道したとしたら、
アメリカほどテロ国家の名にふさわしい国はないであろうという話。

最後のインタビューでは、
聞き手が日本人ジャーナリストの辺見庸であることもあり、
アメリカに対してだけではなく、日本に対しても、
インドネシアへの支援が東ティモール弾圧につながったなどと手厳しく、
さらには、昭和天皇を真の戦争犯罪者と断罪するなど、
日本を同じ穴に引き摺りこもうと余念がない感じですよね。



メディア・コントロール ―正義なき民主主義と国際社会 (集英社新書)
by camuson | 2012-12-31 16:01 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2011年 09月 26日
メトロポリス 【印象度:89】
1927年のドイツ映画。モノクロサイレント作品。
2010年12月にBlu-rayを購入していたので、
9ヶ月目にして開封したことになります。
ブエノスアイレスで発見された映像を加えた
現存する最長版(150分)とのことです。

見始めて10分しないうちに、
いわゆる「VIP先生」の元ネタであることを確信し、
俄然漲って来ました。

巨大ビルが林立する隙間を高架道路が走るメトロポリスの外観イメージは、
ファイナルファンタジーなどで描かれる未来都市とあまり変わらないと思いますが、
ビルの内部は、かなり戯画化されていて、
ビル上部の生活を支えるために、ビルの地下で、
中の人達が一所懸命働いて支えているという構造になっています。
物語が労働者と資本家の階級闘争に展開していくあたり、
時代を感じさせます。

演技はサイレント映画特有のオーバーアクションなもので、
皆、狂気じみています。
時代がかった様式美と、サイエンスフィクションとの組み合わせが、
とても斬新に感じます。
2時間半と長い作品ですが、飽きることがありませんでした。

それにしても、これほどの莫大な予算が掛かった
セットおよび群集を用いた壮大なSF作品が
サイレント時代に創られていたということが、何よりも驚きです。

メトロポリス 完全復元版  (Blu-ray Disc)
by camuson | 2011-09-26 19:45 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 07月 06日
メメント 【印象度:87】
2000年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

ドラマチックなストーリーづくりのための便利アイテムとして、
「記憶喪失」は、実に多くの作品で使い古されてきた感があります。


本作は、前向性健忘症(ある時点から新しく記憶をすることができない)
という、これまであまり馴染みのなかった種類の記憶喪失を患う主人公の
心理状態および行動を話の中心に据えて、
時間軸を逆転させて描写することにより、
受け手に対して、
主人公と同様の混乱状態を体感させることに成功しています。
他のご都合主義的な記憶喪失ものとは完全に一線を画していると言えます。

受け手は、主人公に同化し、感情移入するも、
作品が終わった時点で、記憶を辿り、事実をつなぎ合わせて、
このストーリーを終わらせることができます。

一方、主人公は、記憶障害により、それができないため、
ストーリーの中の無限ループを彷徨うことになります。

人間の記憶とはあやふやなもので、
しばしば都合良く書き換えられるもののようです。
では、書き換えたい記憶がそもそもない場合どうなのか?
その一つの答えとして、たいへん興味深いです。


メメント [DVD]
by camuson | 2011-07-06 19:39 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2010年 09月 20日
めし 【印象度:60】
1951年の日本映画。白黒。レンタルDVDで見ました。
成瀬巳喜男は初めて見ます。
林芙美子の原作は未読です。

サラリーマンの夫のために「めし」をつくる主婦業に嫌気がさして、
実家に帰って、数日間、ごろごろして、頭が冷やされてきたところに、
夫が迎えに来て、元の鞘に収まるという、
まあ、言ってしまえば、たわいもない日常話です。

日本でテレビ放送が始まる1953年より前のことですから、
その後テレビでやるようなホームドラマの需要を
映画が担っていたんでしょうね。

原作ありのホームドラマという時点で、
監督の作家性が出にくいのだと思いますが、
質素なサラリーマン夫婦を上原謙と原節子という
必ずしも役に似つかわしくない映画スターに演じさせているところも、
配役が先にありきの印象を持ってしまい、
監督の作家性が今ひとつ見えて来ないところですね。

ただ、作家性が表に出てこない分、
時代の要求に忠実につくられているように感じられ、
時代の記録として、貴重なものになっているような気がします。
その反面、非常に古臭さばかりが目立って、
時代を超えた何かが感じられないってことでもあるんですけどね。


ここからは余談です。
本作は大阪が舞台になっているのですが、
この時代に、すでに、くいだおれ人形があったのですね。
そういうことがわかるだけでも、なかなか貴重です。

過去の名作を見ると、後でキャストを見たときに驚くことが多いのですが、
本作もご多分に漏れずでした。
日本人離れした目つきをした貧相な若者が大泉滉だったり。
(ヒゲがなかったので、まったくわからなかったです)
脇役が板に付いた青年がいると思ったら、小林桂樹だったり。
(ご冥福を心よりお祈りします)

めし [DVD]
by camuson | 2010-09-20 23:45 | 映画 | Trackback | Comments(0)