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2017年 02月 11日
指輪の爪あと 【印象度:55】
1971年公開のアメリカのテレビ映画。「刑事コロンボ」Blu-ray BOXから。
第4作目。原題は「Death Lends a Hand」

前話鑑賞から3年近く(2年11ヶ月10日)空いてしまいました。
見ようと思ったこともあったのですが、
DISCが行方不明になっていて、あきらめたりで・・・

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by camuson | 2017-02-11 22:12 | テレビ | Trackback | Comments(0)
2016年 07月 19日
ゆきゆきて、神軍 【印象度:91】
1987年の日本のドキュメンタリー映画。レンタルDVD。

主人公である奥崎謙三が、
かつて自分も所属した日本軍ニューギニア残留部隊において実施された、
兵士の不可解な処刑について、
その遺族とともに関係者を訪問して、真相を追求するという内容です。

当初、関係者の口は非常に堅かったのですが、
暴力的に追い詰めることにより、口を割らせていきます。
関係者が深刻に苦悩しているのがよくわかるわけですが、
どういうわけだか、どこか笑ってしまうつくりになっているんですよね。


奥崎謙三という男のキャラがとにかく強烈で、
バイタリティと行動力が半端じゃなく、
物腰低く相手の懐にもぐりこんだり、蕩蕩と自分語りをしたり、
思い通りに行かないと急にキレて恫喝したり、
文字通り寝技に持ち込むしぶとさです。
適所でキレることで、こいつヤバイと思わせて、相手の戦意を削ぐんですよね。(※1)
実際それ以上にヤバい人なんですけど。

変な人が一人いるだけなら、あり得る話と言えるのですが、
処刑された兵士の妹なる人物が、これまた強烈なキャラで、
なんと、こともあろうか、(インチキ臭い)霊能者なんですね。奇跡的です。
笑いの神様が降りてきています。


笑ってしまうシーンは多いのですが、特に好きなのは、
こたつの上に置いてあったみかんを並べて処刑時の立ち位置を再現するシーンですね。
(人が死んでるんやで・・・)
処刑を指示したとされる隊長の妻が、撮影隊に対抗して写真を撮りまくっていたシーンも、
結構好きです。



※1.
「冷たい熱帯魚」(過去記事参照)という映画で、でんでんが演じていた怪人物と少し重なりました。
あちらは私利私欲から行動する生粋の殺人者、
こちらは公利を掲げて自分勝手に突っ走る熱血漢、または自分教の教祖と、
随分と趣が異なりますが。
最近覚えたアドラー心理学的な解釈をすると、
双方とも目的達成のために感情(恫喝や暴力)を徹底的に利用する
ライフスタイルが確立されていると言えます。

往々にして、そういう人は、
自分より立場が上の人間に対しては、
恫喝や暴力が自分に不利に働くことを意識の底で感じていて、
相手によって、感情を使い分けて大人しくなるものなのですが、

この人の場合、自分こそが一番であり、
天皇をパチンコで攻撃して逮捕されたり、
法定で判事、検事めがけて小便を浴びせたり、
自己保身に惑わされず、突き抜けているところに潔さを感じます。
ただの基地外とも言えますが。


ゆきゆきて、神軍 [DVD]
by camuson | 2016-07-19 23:35 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2016年 06月 08日
ユメノ銀河 【印象度:80】
1997年の日本映画。レンタルDVD。モノクロ。

原作となる夢野久作の「少女地獄」「殺人リレー」は未読です。


こだわって創り上げた、淡くて繊細な白黒映像。
色の飛んだ昔の写真のようで郷愁を誘います。
漢字とカタカナからなる洗練されたキャプションは、
夢野久作の独特の表現世界に通じているように思います。

主人公のうら若き女車掌(バスガール)が、
事故を装って女車掌を殺す連続殺人鬼との噂のある運転手と
仕事でペアを組むことになり、
自分が殺されるかも知れないという妄想を膨らませながらも、
恋に落ちるというような話です。

妄想と現実が入り交じった不思議な感じがいいです。
文学的、審美的ではあるのですが、エンターテインメント要素はないので、
深夜に鑑賞していると、寝落ちしますね(笑)


20年近く前の作品なので、浅野忠信も若く、少年ぽさを残していて、オッサンくさくないです。
主人公の小嶺麗奈や、友人京野ことみがまだまだ少女然としているのに対して、
同僚役の真野きりなが、飄々としつつも女っぽくて、いい味を出していたと思います。


ユメノ銀河 [DVD]
by camuson | 2016-06-08 22:04 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 28日
ユージュアル・サスペクツ 【印象度:65】
1995年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

停留する船舶で起きた爆発炎上事件について、
生き残りの男の回想を追って、
最後に真相が明らかになるという話。

それ演技だろ?と一度は疑ってしまっていたので、
途中ミスリードにつられはしたものの、
結末については、あまり大きな驚きはありませんでした。
でも、後から各シーンを振り返り思い起こしてみると、じわじわ来ますね。

ユージュアル・サスペクツ (字幕版)
by camuson | 2015-10-28 21:21 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 07月 26日
夢は荒れ地を 【印象度:88】
2003年発表。電子書籍版を読みました。

現在のカンボジアが舞台。
(1)妻子を日本に残してカンボジアに消えた元同僚を探し出す目的でカンボジア入りした日本人自衛官。
(2)クメール・ルージュの生き残りで構成された村の青年村長。
(3)カンボジアの識字率を上げようと現地で精力的な活動を続ける日本人活動家。

以上の3人の人物の視点を切り替えながら話が進められ、
共通のある一人の男を介して、3つの物語がつながり、転がっていくという流れです。

少女売春・人身売買ビジネス(華人やベトナム人が牛耳る)、
地雷撤去への補助に関わる利権(政府が牛耳り、勝手に地雷を撤去すると罰せられる)、
などカンボジアのかかえる闇の世界が描かれていて、
生々しくも興味深いです。

治安が悪いとかのレベルじゃないんですよね。警察が腐敗していて。
犯罪を犯しても殺人しても、きちんとした捜査がなされないので、
やったもの勝ちの世界で、
やられたらやり返すし、やられないうちにやらないとやられますし、
一般人が皆ヤクザの世界に生きてるような感じですかね。

とにかく人の命が軽くて、ちょっとカッとすると、
殺して解決してしまうんですよね。
おそらく、カンボジアに限らず、
発展途上国に共通なんだろうなと思うわけですが。

一方で、警察は、外国人に対して、高額な保釈金を目当てに、
やってもいない罪をでっち上げて、拘留するのが日常的になっているようです。
警察に限らず、とにかく、権力が与えられれば、
自己利益のためにしゃぶり尽くすことがデフォルトになっているんですよね。

長編作品なので、途中、少しだれますが、
終盤はスピード感のある展開で、没入できました。
ただ、緻密な計画を立てる人間が、何故ああいった死に方をしたのか、
腑に落ちない感じです。


夢は荒れ地を (集英社文庫)
by camuson | 2015-07-26 18:01 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2015年 01月 25日
雪国 【印象度:75】
1965年の日本映画。レンタルDVDで見ました。
原作は既読。
映画は1957年の東宝、1965年の松竹がありますが後者。
前者は未鑑賞。

11月以来、湯沢(石打)の友人別荘には行っていないですが、
また行く機会もあるでしょう。
ということで湯沢を舞台にした本作です。


なぜ作中で「ゆざわ」でなく「ゆむら」にしたし、「越後湯村」にしたし。
どうでもいいけど。

さて、冒頭が列車のシーンじゃないので、アレッと思い、
なぜ省略したしと思ったのですが、途中で出てきます。
時系列通りわかりやすくしたのですね。
トンネルを抜けたのが昼間になっているのは、
夜の雪景色を上手く撮れなかったためでしょうか。

原作からして、娯楽要素はほとんどないのですが、
結構原作に忠実で、真面目につくられているという印象です。
中途半端に客に媚びる改変がないのは好印象です。

雪に閉ざされた温泉街の中のメリハリのない話ですが、
さほど飽きることなく見続けられてしまうのは、
演技の間や、映像の構成など、
それなりに完成度が高いのだと思います。

若き岩下志麻が綺麗ですが、若くてもやはり凄味があります。
加賀まりこがまだ幼さが残っているのと好対照です。

もう少し精細な映像だと、雪の白さ、張り詰めた寒さが、
より際だつと思うのですが、
60年代のカラー映像らしいとも言え、
これは仕方のないところですね。


あの頃映画 「雪国」 [DVD]
by camuson | 2015-01-25 15:15 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 05日
雪国 【印象度:75】
1937年発表の小説。電子書籍版。
湯沢に行く機会が増えてきたので読んでみました。

出だしはあまりにも有名ですが、それ以外はまったく知らず。

と思っていたのですが、列車の窓ガラスの二重写しの描写は、
読んだ覚えがありました。
たぶん中学校時の国語の学習参考書に引用されていたのだと思います。

さて、お話しとしては、妻子持ちの枯れたおじさんが、
年1回、湯沢の温泉街に出かけて、
若い芸者の駒子に会い、不思議な立場で、
不思議にまったりべったり関係するというもの。

別段何も面白いことはないのですが、
何もないところから意味ありげな機微を紡ぎ出す手練です。
言葉は少ないのですが、表層的にならない含みが残る語り口です。

閉ざされた狭い世界で生きる女性の生き様、弱さと強さが、
ぴんと張り詰めた寒さと、雪に覆われた風景とともに、
作品世界に封じ込めれられています。


雪国 角川文庫
by camuson | 2014-11-05 20:30 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 07月 29日
優子 【印象度:65】
1996年の小説。
集英社文庫の「夏と花火と私の死体」に収録。
電子書籍版を読みました。

お屋敷、竹藪、日本人形、鏡台などの和アイテム。
文盲の住み込みお手伝いなど、時代を感じさせる設定。
連城三紀彦の雰囲気を少し感じました。

まあそうでしょうよと思いつつ、
何か別の方角からどんでん返しがありそうだと気になり始めますが、
オチはちょっと禁じ手気味で無理があるかなと思いました。。


夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
by camuson | 2014-07-29 23:38 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 01月 21日
U・ボート 【印象度:87】
1981年のドイツ映画。レンタルDVDで見ました。
ディレクターズカット、3時間半。

第二次世界大戦中のドイツ軍の潜水艦の中が舞台。
時間のほとんどが潜水艦の中の映像で占められていて、
息苦しさが伝わってきます。

空軍のような派手さはなく、陸軍のような泥臭さもなく、
深海に身を潜め、水圧におののきつつ耐える時間がジリジリと続き、
ひとたび爆雷を受けると、逃げ場がないだけに、
狭く細長い潜水艦の中を隊員とカメラが右往左往という迫真の臨場感です。


しかし、潜水艦で水が入ってきたらアウトかと思うのですが、
何度水が入ってきても、いずれは止まり、
何事もなかったかのように潜行を続ける様に、
ドイツのUボートは化け物か?
と思ってしまいました。


艦長のウスラ笑いがいいです。


U・ボート ディレクターズ・カット [DVD]
by camuson | 2013-01-21 22:46 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 09月 18日
UFO少年アブドラジャン 【印象度:50】
1991年のウズベキスタン映画。レンタルDVDで見ました。

人間の少年の姿をした宇宙人がやってきたことによって
コルホーズ(集団農場)に巻き起こる騒動を、
牧歌的コメディタッチで描いています。

作品内のナレーションで、本作品はスピルバーグの「E.T.」に対する
返歌であるようなことが語られれています。
舞台がウズベキスタンのコルホーズであるということは貴重だと思いますが、
それ以外は、取り立てて新味を感じません。
牧歌的なわかりやすい笑いなので、
ちょっとあざとさを感じてしまう部分もあります。

ウズベキスタンの現代に深く切り込むような目的を
さらさら持たないスタンスは良いとして、
さりとてハリウッド作品ほどの一般娯楽性があるわけでもなく、
製作原資の出所や視聴ターゲット、興行状況等、
要は誰が何のために作ったのかという情報も不足していて、
よくわからないです。ちょっとモヤモヤします。


コルホーズ、ソフホーズは、
中学の歴史教科書内ではゴシック体になっていて、
テストに出るので言葉としては覚えた記憶があります。

こうして農村の映像を見ると、
実体イメージとのヒモ付けがなされていなかった言葉に、
多少なりともイメージが肉付けされたような気がします。

関連用語:シーボウズ、シーモンス、シーゴラス

UFO少年アブドラジャン [DVD]
by camuson | 2011-09-18 17:29 | 映画 | Trackback | Comments(0)