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2015年 08月 26日
羅生門 【印象度:60】
1915年発表の短編。青空文庫電子書籍版を読みました。

学生の頃に読みましたが、
当時は門の上に登るってどういうこと?
とうまくイメージを結べなかった記憶があります。

今読むと、少ない言葉で、はっきりとイメージが浮かび上がってきます。
名文ですね。
文中に「sentimentalisme」というフランス語が使われているのですが、
まったく記憶に残っていなかったので、おっと思いました。

学生時代に読んだときは古めかしい文章としか思っていませんでしたが、
語り手が現代人であることを意識させる、
思いのほか洒落っ気のある文章で、新たな発見でした。

羅生門
by camuson | 2015-08-26 21:10 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2015年 05月 12日
雷撃隊出動 【印象度:65】
1944年の日本映画。モノクロ。レンタルDVDで見ました。

雷撃とは日本海軍の航空機による対戦艦魚雷攻撃のこと。

戦意高揚映画ですが、
南国で軍服も半ズボンで、
やあ久しぶりと同志が酒飲んだり、
碁を打ったり、トランプで遊んだり、
慰安映画を見たりと、
楽しい雰囲気が強調されています。


物資不足で闘いたくても飛行機がなくて闘えない様子や、
それとは対照的に捕獲した敵兵の
「物量が豊富な米軍が負けるわけがないじゃない」
という発言を特に否定しないなど、
結構、ぶっちゃけた内容になっています。

圧倒的物量差の解決策として、
1人が10人と相討ちすればいいじゃない。簡単じゃない。
というような感じで、
楽観と言うより、もはや諦観ですかね。

人が死にますが、
湿っぽくない、からっとした戦争映画です。

映像は戦闘機や戦艦が格好良く見えるよう
かなりこだわっていると思いました。

プロペラがたくさんある飛空艇がファンタスティック!
(九七式飛行艇)


雷撃隊出動 [東宝DVD名作セレクション]
by camuson | 2015-05-12 21:00 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 01月 16日
ラン・ローラ・ラン 【印象度:89】
1998年のドイツ映画。レンタルDVDで見ました。

20分後に10万マルクを工面しないと殺される彼氏のために、
走りまくる女性ローラの話。

無限にある可能性の中の3つのカケラの話。

各カケラの序盤にアニメが挟まっていて、
このアニメが雑で下手なのが、また、いいリズムと味を出しています。

一番感心したのは、ローラが激走中に遭遇した人の未来の運命を、
十数枚の連続写真でチラ見せするというアイディアです。

ローラがリセットを繰り返すことにより、
ローラの運命だけでなく、
激走ローラの周りの人達の運命をもピタゴラスイッチ的に、
バタフライエフェクト的に変えてしまうことを端的に示すだけでなく、
アクセントとしても有効で、
更には、チラ見せ運命は笑える結末が多く、爆笑の連続でした。

まったく飽きずに最後まで楽しめました。
また、機会があったら見たいくらいです。


ラン・ローラ・ラン [DVD]
by camuson | 2015-01-16 20:24 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2012年 07月 19日
ライフ・イズ・ビューティフル 【印象度:60】
1997年のイタリア映画。レンタルDVDで見ました。

舞台は1939年のイタリアから始まります。
前半はコメディータッチで、主人公が奥さんをゲットするまでの話、
後半は一転、主人公夫婦+息子がユダヤ人収容所に収容され、
強制労働させられる話です。
主人公は、一緒に収容された幼い息子が悲しまぬよう、
ここに収容されている皆さん方は、
ポイントを稼ぐゲームに参加していて、
みんな競争しているのだと嘘をつきとおすという内容です。

退屈はしないのですが、
ちょっと不思議なほど、心動かされるものがありませんでした。

虚構の世界であっても、その中でリアリティを構築し、
感動を呼ぶ作品は普通にあると思うのですが、
本作では、史実を、それもかなり重たい史実を持ち込んだにも関わらず、
リアリティの構築に失敗しているのだと思います。

本来、いろんなものが渦巻いているはずの空間で、
ただひたすら主人公は息子だけを向いていて、
他に収容されている人達とのコミュニケーションが一切なく、
たまに、放送施設を乗っ取って奥さんに愛を告白してみたり、
蓄音機を収容所に向けて音楽を流してみたり。

イタリア人らしいと言ってしまえばそれまでですが、
もはやその域を超え、
イタリアという国を擬人化したレベルにまで達していると言えます。

そういう意味では楽しめたのかなと思います。


ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]
by camuson | 2012-07-19 18:53 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 05月 21日
ライフ・イズ・ミラクル 【印象度:86】
1994年のセルビア・モンテネグロ、フランス映画。
レンタルDVDで見ました。

それほど古くはない映画ですが、
古き良き映画を彷彿とさせる雰囲気です。
全体的に赤錆がかっていて、透明感がない、
カーキー色の目立つ油絵的な絵づくりなんですよね。

ロケーションもとてもシャレてるなと思いました。
主人公の家はボスニアの片田舎の山を背にして建てられているのですが、
家の前方には結構な傾斜で下る草原が広がっていて、
そこに張り出して設置したテラスからは草原を俯瞰することができます。
ここで驚くのは、家の真ん前、テラスとの間に鉄道の線路が走っていることです。
山は、家の背だけはなく、左右にも迫っているようで、
家の前を通る鉄道の線路は左右の山をトンネルで抜けていきます。

さて、このボスニアの山奥の一軒家に、
妻と息子と3人で暮らしているセルビア人の男が物語の主人公です。
男は鉄道技師、妻はオペラ歌手で、息子はサッカー選手をめざしています。
家の前を通る鉄道は昔オーストリアが敷設したものの開通しておらず、
現在、開通に向けた作業が進められています。
おそらくその都合で、鉄道技師として現場近くに引っ越してきた
という設定なのでしょう。
(仕事らしい仕事をしてるシーンがないので謎ではありますが)

主人公家族を中心に、この地での生活が、
コミカルに、かつ、丁寧に描き出されていきますが、
その切り出し方と、つなぎ方に絶妙なセンスを感じます。

そうこうしているうちに、ボスニア紛争が勃発し、片田舎とはいえ、
その影響を少なからず受けることとなり、話は動いていきます。
ただし、あくまでも紛争は背景であり、
一貫して人の生き様を描くことに軸足を置いているところが、
他のボスニア紛争を扱った作品と異なるところでしょうか。

結局、紛争があろうが、人間やることはやるし・・・
という人間賛歌みたいなものになっていて、
見終わって、すがすがしい気持ちになる仕上がりとなっています。

ヒロインが大柄なスラブ系美人なんですけど、
表情などがイノセントなスケベという感じで悪くないです。

ライフ・イズ・ミラクル [DVD]
by camuson | 2011-05-21 21:10 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2010年 04月 11日
ランティスの缶詰 【印象度:70】
当ブログを改めて眺めてみると、音楽カテゴリーの感想文が
ほとんどないことに気づきました。
充実していきたい気持ちはやまやまなのですが、
振り返ると最近はVOCALOID系を中心に聞いていて、
商業ベースの音源を聴く機会がめっきり減りました。

最も最近(頭痛が痛い的表現ですが)に購入した音楽CDは、
amazonの購入履歴で調べたところ、
ちょうど2年前に購入した、この「ランティスの缶詰」でした。
この2年間に映像系作品はBlu-Ray Disc50枚以上購入しているのに対して
音楽CDは1枚だけ。
巷でCDが売れないと言われていますが、確かに買っていませんね。

前置きが長くなりました。
「ランティスの缶詰」は、ニコニコ動画の企画もので、
株式会社ランティスが著作権を保有する楽曲を、
ニコニコ動画の歌い手を集めて収録したもので、
「組曲ニコニコ動画」の便乗企画「ランティス組曲」と同時期に収録されました。

私的には「ランティス組曲」が期待ほどではなかったので、
代わりにこちらを買ったように記憶しております。

これまで、No.9とNo.11が気に入っていたので、この2曲を集中的に聴いてました。
9「慟哭ノ雨」は、のど飴の喉の強さというか、声の素性の良さを感じさせる力強い曲。
11「INSANITY」は、雌豚とJの掛け合いで大人の雰囲気を感じさせる艶のある曲。

記事を書く機会に、久々に通しで聴いてみたのですが、
前述2曲以外もなかなか聴きごたえがあります。
「ランティスの缶詰」では、歌い手の持ち味を引き出すために、
全体的に叙情的な選曲になっていて、
結果的に、前述の2曲を含めて、全11曲中6曲が
恋愛アドベンチャーor恋愛シミュレーションゲーム、
いわゆるエロゲからの選曲となっています。

つい先日、有志による「スタチャ組曲」もリリースされましたし、
長い目で見ると、やって良かった企画ですね。

ランティスの缶詰 by Nico Nico Artists
by camuson | 2010-04-11 23:33 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2008年 11月 30日
ラーゼフォン 多元変奏曲 【印象度:70】
原作テレビアニメの放映終了から半年後に劇場で公開された作品です。

テレビ版の補完、謎解きが主目的になっていると思われますが、
120分という限られた時間で、その目的を果たすために、
大胆に省略、改変が行われています。

連続テレビアニメの最大の特徴として、
キャラクターの深掘りが十二分に可能なことが挙げられますが、
それらはすべてテレビ版でやり遂げたものとして、
劇場版では、キャラクターの役割を見直しています。

その結果、キャラクター、特に、樹と久遠の魅力劣化は著しいのですが、
主目的は遂げられており、こんな方法もあるのかなと感心しました。

原作を見てから、見るべき作品ですかね。
この作品たらしめる細かなニュアンスは、ほぼすべてが原作に委ねられてますから。

関連する過去の記事(08/11/23):ラーゼフォン

ラーゼフォン 多元変奏曲 初回限定版 [DVD]
by camuson | 2008-11-30 16:55 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2008年 11月 23日
ラーゼフォン 【印象度:92】
もうすでに6年前の作品になりますが、「ラーゼフォン」を見始め、見終わりました。

テレビを見なくなると、映像コンテンツの調達がレンタルDVD中心になって、
どうしても古めの話題作を選ぶことが多くなってしまいますね。

それはそうと、
本作は、確信犯的にエヴァンゲリオンの設定を借りている所がちらほらなので、
どうしてもエヴァと比較したくなります。

実際に比較に足るくらいの大作だと思います。
良くも悪くもエヴァほど濃い味でなく、洗練された感じですかね。

エヴァの映像は、「凄い」とは思っても「美しい」とはあまり思わなかったですが、
本作の映像は、どちらかというと幻想的でアーティスティックで美しいと思います。


物語については、もうすでにエヴァ的な物語に対する免疫ができていても、
本作は序盤から、理解がしづらく、混乱させられます。

第一話で、味方同士(?)が戦っているのは、最初は混乱しますが、
新米に対する、「かわいがり」の一種なのだなと、理解はできます。

しかし、その後、次々と新しいのが攻撃を仕掛けてくる意味がわかりづらく、
なぜ戦っているのかという根幹的なところがよくわからないまま、
更にいくつかの隠された設定が重なりながら物語が進行していくので、
続きがすごく気になる一方で、
どこか、足場を固められず、うまく心に引っ掛からない感じが残ります。

一通り見終わった後に、冷静に考えてみると、
あれは、離脱者に対する、「はなむけ」の一種だったのかなと
思ったりはします。


20話あたりまで見た段階で、
あと6話で、テーマを収斂させるのは無理だろうと感じましたが、
性急すぎる展開で、何とか、まとめちゃっています。

終盤になって、登場人物の人間関係が次々と明かされて行き、
明かされた関係の数だけ、物語もあるはずなのですが、
そこは、あまり語られず、想像するしかありません。

それはそれでいいのかも知れませんが、
登場人物が続々と死亡するところについては、
もうちょっと話数があれば、もっと丁寧にできたのに、
ちょっともったいないかなと思いました。


まとめに入りますが、
テレビアニメ単体としてみた場合は、
前半の説明不足感、終盤の語り足りてない感が否めないですが、
その後の劇場映画、ゲーム等のメディアミックス展開で、
隙間を補完していくことが、当初から計画されていたと考えれば、
また、評価も変わりそうですね。

個人的には、久々に見る、アニメがオリジナルの大作で、
エンディングも美しかったので、満足感を得られることができました。
他のメディア展開、特に、評価の高いゲーム版をプレイしてみたいと思いました。

ラーゼフォン DVD-BOX
by camuson | 2008-11-23 22:30 | アニメ | Trackback | Comments(0)