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2017年 10月 01日
私の優しくない先輩 【印象度:30】
2010年の日本映画。レンタルDVD。

原作小説は未読。

監督のヤマカンこと山本寛氏に対しては、
京都アニメーション時代に「ハレ晴レユカイ」で、
一大ブームを作ったのは評価してますが、
その後は、アニメオタクを相手にした狭い世界で、
炎上芸をやってる人、くらいの認識です。

最近も炎上させたようなので、過去作品を見てみることとしました。

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by camuson | 2017-10-01 09:53 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 04月 08日
ワンダフルデイズ 【印象度:65】
2003年の韓国アニメ。レンタルDVDで見ました。

基本的にはオリジナル音声を重視するので、
韓国語音声に、日本語字幕を選んだつもりだったのですが、
何故か日本語音声で再生が始まりました。
変えるのも面倒だったのでそのまま鑑賞。
結果的には言語による違和感を排除した評価ができて良かったかも。
(後に、韓国語でも再生できました。操作ミスだったようです)

日本語吹き替え音声で鑑賞した範囲では、
日本のアニメといわれても、違和感は感じないです。

女主人公を筆頭に、キャラクター造形は攻殻機動隊っぽく、
コンピュータグラフィックで描かれた世界は、ファイナルファンタ-ジーっぽく、
主人公達が駆るバイクはAKIRAっぽく、
これに、ハリウッドの宇宙物を混ぜたような感じでしょうか。


映像技術は凝っていて、
ミニチュア模型と3DCGと手書きの人物を融合しています。
映像だけで作品世界に引き込む力があり、
当時としては最先端を走っていたと思います。
ちょっと羨ましくなるくらい手間とお金をかけてるなと思いました。

お話は近未来を舞台にしたSFものです。
汚染物質が蔓延した世界において、
汚染物質をエネルギーとする技術が発明され、
汚染物質から隔離された清浄な都市がつくられ、
選ばれた上層民がそこに住み、
選ばれなかった下層民が反旗して戦うという、
夢のようなトンデモ系技術以外はありがちな設定です。

限りある環境・資源を巡っての争いという全体的な設定の中で、
争いの原因がなくなる方向の夢の技術が、
争いを激化させてしまうという逆転の発想をしています。
ですが、ナルホドと思わせる説明はなく、ちょっとムリ筋だと思いました。
結果、リアリティや深みが感じられず。
ムリしてねじ込んだ設定なら、
それをネタに話をふくらませるかと思いきや、
大して使われてないのでなおさらそう思いました。


キャラクター造形は、視聴者に媚びるところがないのはいいのですが、
感情移入できるような深みがないのが残念でした。

音楽、特に英語の歌は心に沁みて来る感じで良かったです。

ワンダフルデイズ
by camuson | 2015-04-08 20:50 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2014年 09月 21日
Yの悲劇 【印象度:80】
1932年発表の推理小説。
早川文庫の電子書籍版(宇野利泰訳)を読みました。

最終章でのドルリー・レーンの告白により、
犯人の可能性が数人に絞られますが、
そこで、ようやく犯人に気づくことができました。
犯人が一度視野に入ってしまうと、
第一の毒殺未遂の不自然さ、
実験室の什器の配置や、なにやら細かい採寸、
死の部屋の窓から覗く犯人の表情、
などが次々に思い浮かび、
ほぼ間違いないだろうと確信しました。


この作品の特徴は、
探偵が犯人を特定した後、謎の行動に出るところと、
叙述的なテクニックとして、
犯人が誰であるかを読者に明かさないまま、
探偵の目を通した犯人の行動の描写がなされるところです。
殺人事件自体のミステリに、探偵の行動のミステリと、作者の作為が混じってしまい、
読んでいて何とも言えない居心地の悪さを感じてしまいました。

だがしかし・・・
名前は伏せられた犯人が、
毒を飲む被害者の様子を窓の外から覗き込むシーンで、
読者は仮想犯人を当てはめることになるのですが、
(私の場合は小説の存在を知っていた女性を当てはめました)
違和感を感じ、これはないなと思いつつも、
ゼロではない可能性に背筋がぞっとしたことを考えると、
効果的な手法であったと評価せざるを得ません。
その後、犯人を当てはめたときのしっくり感も含めて。


Yの悲劇
by camuson | 2014-09-21 21:28 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 07月 18日
若きウェルテルの悩み 【印象度:60】
1774年に刊行されたドイツの小説。電子書籍で読みました。

終盤の一部を除き、ほぼすべてが主人公が友人に宛てた手紙から成っています。
当時としては斬新だったと思われます。

読み始めてすぐ、
思ったことを片っ端からしゃべる躁的な文面に、
うわー。きっついなー。と思ったのですが、
読み進めると、意外と慣れるもので、
空気読まない人はどこにでもいますよね位に落ち着き、
さらに、シャルロッテは確かに魅力的なので、
主人公にシンパシーを感じなくもない位になりました。

まあよくよく考えると、手紙のやりとりの中から、
主人公から友人に宛てた手紙だけを取り上げているので、
ストーカー的に一方的にしゃべってる感じになってしまっているのは錯覚かも知れず、
友人の返事が挟まっていれば全く違った印象になるんだろうなと思いました。

最後の方でシャルロッテに頼まれて主人公が朗読する詩は、
何のことやらさっぱりで、読むのが苦痛でした。


若きウェルテルの悩み (新潮文庫)
by camuson | 2014-07-18 22:11 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 09月 03日
惑星ソラリス 【印象度:97】
1972年のソ連映画。レンタルDVDで見ました。

冷たい水のような何かが
じわじわ、ひたひたと静かに体を侵食していくような感覚。
どこか懐かしく不快感はない。
原始のスープか?LCLか?


惑星ソラリス HDマスター [DVD]
by camuson | 2013-09-03 23:09 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 08日
笑わない数学者 【印象度:75】
1996年発表。講談社文庫版を読みました。
2010年3月に購入して以来、積んでありましたが、
実家に帰るときにたまたま持ち帰って読みました。

森博嗣を読むのは3年以上ぶりです。
ミステリとしての仕立てや雰囲気がよくできていて、
安心して楽しめます。

比較的わかりやすいトリックを仕掛けて、読者に謎を解かせて、
その後に揺さぶりをかけるという手法は、
前作「冷たい密室と博士たち」に似ていると思ったのですが、
前作よりもメイントリックがずっと単純で、
その仕掛けがわかると、犯人が特定できてしまうというものです。
謎解きの醍醐味を期待していたので、
少し肩すかしを食らってしまいました。


最後の老人と少女のエピソードは、
館のコンセプトと綺麗につながっていて、
思わず「おっ」と思ったのですが、
これらディテールが印象的な分、
少しもったいないという印象を持ってしまいました。

軽快なテンポで読みやすいのですが、
各章に付けられた思わせぶりなサブタイトルや、
何が面白いのかわからない、ことわざの言葉遊びなどが、
上滑りしている気がしないでもありません。
全2作ではあまり気にならなかったので、
こちらが歳を取ったのが原因でしょうか?
それともシリーズに脂が乗ってきて、
更に全開になる前触れでしょうか?

途中で出てくる数学パズルは良く考えたなと思います。
すべて数分考えて解けないのであきらめて読み進めてしまいました。


笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)
by camuson | 2013-05-08 20:13 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 04月 05日
ワルシャワの柔肌 【印象度:85】
1996年のポーランド/フランス/スイス映画。レンタルDVDで見ました。

確実に勝手な邦題をつけてそうなので原題を調べてみました。
原題は「Szamanka」でシャーマンという意味です。

原題にあるとおり、古代シャーマン(呪術者)の研究者が男主人公で、
見た目はちょっとザッケローニっぽいです。
女主人公は機械工学科の学生のようですが、
近年の鬼束ちひろを彷彿とさせるようなイッちゃてる感があります。
基本的にはこの2人がヤりまくるという内容です。
邦題から受けるイメージとは全く違い、相当なキチ○イ映画です。

柔肌なんてものは存在せず、肉のぶつかり合い、
というかむしろ骨のぶつかりあいですね。女性が骨張った体格なので。
色気は皆無で、まったく勃たず、
男主人公、しいては白人男性一般はえらいなぁと感心してしまいました。
とは言え、そのキチ○イぶりが、
思わず笑ってしまえるところまで行き着いていて、結構楽しめます。

凍てつく鉛色の空と重工業のイメージ(溶鉱炉や汚ねえミンチ器?)など、
重厚な画面が印象的です。
音楽の使い方も印象的で、重厚な音楽を急に止める手法を多用し、
高揚、恍惚、倦怠が交互に押し寄せてくる感じがうまく表現されていると思います。


ワルシャワの柔肌(はだ) [DVD]
by camuson | 2013-04-05 12:57 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2012年 12月 24日
笑う警官 【印象度:80】
1968年発表。
スウェーデンの警察小説マルティン・ベックシリーズの第4弾で、
エドガー賞受賞作。
角川文庫版を読みました。
映像化作品は未見、佐々木譲の同名作は未読です。

ストックホルムのバス内で起きた銃乱射大量殺人事件を、
個性のある警官たちが捜査する話。

私は文庫本は紙カバーを外して読むのですが、
カバーを外した背表紙の「笑う警官」のタイトルの上に
「推理小説」と銘打ってあるのを見つけました。
しかし、本作はいわゆる犯人当てゲームが可能な推理小説ではありません。
捜査の緻密な描写や、都市社会の描写を楽しむ警察小説です。

スウェーデンは福祉国家と言われていますが、
大都市ストックホルムにおける格差問題、麻薬問題、離婚率の高さ
などが垣間見られてたいへん興味深かったです。
ベトナム戦争反対のデモが行われるなど時代の空気も上手く取り込んでいます。

しかし、とにかく人名と地名がわかりづらく、判別しづらく、
人物がファーストネームで呼ばれる場合と
ラストネームで呼ばれる場合があり、頭の中で一致せず苦労しました。
登場人物リストがあればどれだけ助かったことか・・・

犯人は終盤になって、急に捜査線上に登場するので、
読者が推理することはできません。
ですからミステリではなくサスペンスですね。

サスペンスとして常に先が気になり、
ぐいぐいと読ませる筆致は確かなものなのですが、
終盤のインパクトが今ひとつかなぁと思いました。

でも最後のオチはなかなか良かったです。

読み終わって、紙カバーをかけ直したら、
カバーの折り返し部分に登場人物リストが・・・
こんな仕掛けになっているとは気付きませんでした(苦笑)


笑う警官 (角川文庫 赤 520-2)
by camuson | 2012-12-24 18:17 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2011年 07月 07日
若草物語 【印象度:86】
何度も映画化されていますが、1949年のアメリカ映画。
英語教材冊子とセットになっているのを購入しました。
原作(1868年)は未読です。

四姉妹の物語ということくらいしか知りませんでしたが、
苦手な分野かと思って敬遠気味でした。
ですが、古き良きアメリカが詰まっていて、
登場人物のキャラも立っていて、話の流れもスムーズで、
過剰にドラマチックであったり嘘臭さかったりもせず、
要所に笑いがちりばめられていて、
とても楽しく見られました。

また、絵づくりが素晴らしく、
どの場面をとっても、絵画から切り取ったようで、
パステル調の落ち着いた色彩には癒やされました。

みるみる上達名作映画で英会話若草物語 (COSMIC MOOK)
by camuson | 2011-07-07 20:08 | 映画 | Trackback | Comments(0)