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2013年 04月 22日
アラビアのロレンス 【印象度:80】
1962年のイギリス映画。レンタルDVD。
約3時間半の長編なので、2日に分けて鑑賞しました。

第一次世界大戦下の中東紅海周辺が舞台。
主役のイギリス軍人のロレンスは、軍事顧問としてアラブの部族を率い、
アラブの開放を名目に、オスマン帝国軍を襲撃し、着実に戦果を挙げていきます。

しかし、部下を亡くす失意の中でも、
人を殺すことに興奮を覚えている自分に戸惑いを感じるようになり、
これに、イギリス本国の方針(三枚舌外交)との齟齬や、
オスマン軍に捕まり、受けた拷問のトラウマなどが加わり、
精神がただれて、イっちゃった人になっていく様子を、
雄大かつ苛酷かつ清浄な砂漠を背景に、
異国情緒趣味を前面に出さない渋めの演出で描いています。


丁寧につくった良い映画だと思うのですが、
扱っている史実が複雑で、こちらが疎いということもあり、
3時間半と長い割りに、背景が読み取りづらく、
感情移入もしづらく、感動のしどころもわかりづらいんですよね。

たぶんスルメ的な味わいなのだとは思うのですが。

イメージしづらい一次大戦の中東戦線を知るきっかけとして、
イギリス側視点で脚色されているものの、有用な作品だと思います。


特典のメイキング&インタビューが面白かったです。
気温が高くフィルムに黒いシミができてしまうとか、
太陽を撮ろうとするとフィルムが焼けてしまうとか。

完全版の作成に奔走したスピルバーグが、まだ若々しくて、
本作の1ファンとして、目を爛々とさせて本作のすばらしさを語っていたのが
特に印象的でした。


アラビアのロレンス (1枚組) [DVD]
by camuson | 2013-04-22 20:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2012年 09月 30日
戦場にかける橋 【印象度:85】
1957年のイギリス/アメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

舞台は二次大戦中のタイのジャングルにある日本軍の捕虜収容所。
日本軍が連合国側の英国軍捕虜を動員して、
タイ-ビルマ間鉄道を突貫工事しようとするも、なかなか進まず四苦八苦。
英国将校が指揮を執るようになると、モチベーションも高まり着々と工事が進む
その一方で、連合国の別部隊による橋の爆破作戦も進められていた・・・
といったストーリーです。

苛酷な労働や飢えや病気や齋藤などの理由で、
捕虜が大量に死亡しているようなのですが、
そこら辺の描写は湿っぽくなく、ドライな感じです。

木製の橋が工事中に崩れるところで大笑いしてしまったのですが、
破壊がメインの他の戦争映画と違い、文字通り建設的な雰囲気があって、
緊張感があまりなく、楽しめるんですよね。

日本軍人は、橋の建造技術に乏しかったり、
プレゼントに釣られて便宜を図ったり、
マヌケな役回りなのですが、
それはそれで人間的な感じで描かれています。
日本人側が英語ができる者が多く、
コミュニケーションが可能というのが大きいんでしょうが。

捕虜収容所の所長は、
橋の建造を英国軍将校の指揮力に頼らざるを得ず、
任務遂行とメンツとの板ばさみになるのですが、、
表向きの威厳と、裏での葛藤を、役者がよく演じてると思いました。

終わり方も、ただの美談では終わらせず、
戦争のむなしさを感じさせ、複雑な後味を残すもので、
いい終わり方だなと思いました。


戦場にかける橋 (1枚組) [DVD]
by camuson | 2012-09-30 17:56 | 映画 | Trackback | Comments(0)