書籍
漫画
映画
アニメ
テレビ
ゲーム
音楽
タイトル
印象度
ラン
書籍索引
漫画索引
映画索引
アニメ索引
テレビ索引
ゲーム索引
音楽索引
時間
空間
人間
ランまとめ
タグ:印象度:92 ( 14 ) タグの人気記事
2017年 01月 21日
夏への扉(The Door into Summer)【印象度:92】
1954年に発表されたSF小説。電子書籍版を読みました。

英語小説原文は2014年7月の
マチルダは小さな大天才(Matilda)」以来2年半ぶりです。

続きを読む
by camuson | 2017-01-21 23:08 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2015年 06月 11日
機動警察パトレイバー 【印象度:92】
1988年から89年にかけて発表されたOVA。レンタルDVDで見ました。

ロボット命(いのち)の乙女主人公あり、
仕事の鬼の渋いおっさんあり、
ギャグテイストあり、
その一方でリアルなディテールあり、
OVAならではの作画の安定感ありと、
同年にGINAXから発表された、同じくOVAの「トップをねらえ!」と、
肌合いが似ていると感じました。

あちらが宇宙戦争が題材で時空的スケールが大きく、より空想的なのに対して、
こちらは地球上の人間の犯罪が題材で、派手さはないですがより現実的です。


人間味溢れるキャラクターが魅力ですね。
ニューヨーク帰りの威圧感あるお姉さん、
第一小隊長の芯が強く落ち着いたお姉さんなど、
特に、大人の女性の魅力がいいですね。ポイント高いです。
おっさんたちも好きだけど。

メカデザイナーの出渕裕と女性歌手のトークが付録で付いているのですが、
出渕若くて笑った。
湾岸埋め立て地のふきっさらしの枯れ野原で、
番組紹介トークを盛り上げるという、
罰ゲームに近い仕置きともとれるが、結構ノリノリである。


機動警察パトレイバー アーリーデイズ VOLUME 1. [DVD]
by camuson | 2015-06-11 19:22 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2014年 07月 02日
エイリアン2 【印象度:92】
1986年のアメリカ映画。Blu-ray DISC BOXより完全版を見ました。
昔テレビで劇場版を見たことあります。

原題はAliens。複数形になったことが、前作との違いを端的に示しています。
敵はエイリアンの群れ。そしてラスボスはそれを統べる女王。

前作が多くは語らず滲み出てくるものを味わうような作品なのに対して、
本作は、エンターテインメントとして饒舌で、
ホラーあり、アクションあり、人間ドラマありと盛りだくさんです。
巧みな組み合わせと展開で飽きる暇がありません。

特にキャラクターのキャラ立ち具合がすばらしいです。
バンダナ巻いたヒスパニック系の濃いーい女海兵隊員、
アンドロイドのおっさんの超越した雰囲気、
コロニー開発会社のクソ社員のカスっぷり(殴りてー)などなど。


前作から世界観を引き継ぎながら、
エンターテインメントとしてスケールアップできているところを
賞賛したいと思います。


【FOX HERO COLLECTION】エイリアン ブルーレイBOX(4枚組)(初回生産限定) [Blu-ray]
by camuson | 2014-07-02 22:17 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 04月 28日
白蓮の寺 【印象度:92】
1979年発表(小説雑誌「幻影城」)
「戻り川心中」(光文社文庫)収録
電子書籍で読みました。

幼少の記憶を喪失した私が語る物語。
他の収録作品と比べて本格ミステリの匂いがプンプンするので、
途中で読み返して、可能性について頭をひねってみる。

その時、実は真相にニアミスしたのだけど、
なぜか「なわけねえかw」
とスルーしてしまったのです。
どうして、もう一歩踏み込まなかったのか、
後から考えてもよくわからないのですが、悔やまれます。

結末は、ただ驚くだけでなく、ただただ凄まじく、
脳がぐらつきました。



戻り川心中
by camuson | 2014-04-28 20:13 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 04月 13日
ムカデ人間2 【印象度:92】
2011年のオランダ/イギリス映画。
レンタルDVDで見ました。

ムカデ人間については、もはや説明不要と思いますが(「ムカデ人間」過去記事参照)、
皆様の関心事である節数は12という値が採択されています。


さて、凄いとは聞いていたのですが、
予想以上に凄かったです。

とにかく主人公の彼に尽きる。
こんなヤバい人間、映像にするだけで犯罪です。

シリーズ前作のマッドドクターはよく演じられていて、
超えるのは難しいと感じていたのですが、
今回のは演技を超えた、存在自体が犯罪ですから、
ヤバいことです(汗っ)

映像をモノクロにしたことで、血やら何やらが濃厚になり、
凄味が出て正解でした。


ムカデ人間2 [DVD]
by camuson | 2014-04-13 23:14 | 映画 | Trackback | Comments(2)
2013年 08月 16日
夏に恋する女たち 【印象度:92】
1983年のテレビドラマ。全9話。
TBSのビデオオンデマンドで見ました。

たまに昔のドラマが無性に見たくなるのですが、
ここのところ何故かこのドラマの主題歌が頭の中でリフレインすることが多く、
思わず見てしまいました。休み1日つぶして一気見してしまいました。

しかし30年前ですか。感慨深いな。


六本木のとあるマンションの最上階(7階)の居住者たち
(1人暮らしの男女6人)が、
ある事件をきっかけに交流を持つようになり、
関係が発展していくというような群像劇。

7階の住人は以下の通り:
田村正和、原田芳雄、津川雅彦
名取裕子、萬田久子、梓みちよ

主役でヌードカメラマン役の田村正和が、
ネタではなく本当にかっこいいんですよ。

中年ホスト役の原田芳雄の力の抜けた豪快さと持論の展開は、
もはや演技を超えて”素”にしか思えないほど。

常識人ながら、ちょっといやらしいインテリ役なら津川雅彦。

男性不信から常に男をライバル視する肩ひじ張った
イラストレーター役を名取裕子。

離婚した夫に付きまとわれている女役を萬田久子。
女子力?が半端ない感じが凄く、
萬田久子の不思議な魅力がよく引き出されてると思います。

アパレルデザイナー店の雇われ店長役を梓みちよ。
おばさん臭が結構リアルでよいです。

そのほか、マンションの管理人役の岡本信人は
小言ばかりのみみっちい男を好演。

住人たちを何かとかき回す不良少女役を美保純。

型にはまらない個性的で魅力的なキャラクターたちが、
ごく自然に、テンポよく絡んでいくのが本当に気持ちよいです。


----------------------------
TBSの金曜22時枠は、調べたところによると、
本作の一つ前が「ふぞろいの林檎たち」の第一期、
二つ前が「金曜日の妻たちへ」の第一期と、
のちにシリーズ化する話題作が並んでいるのですが、
双方とも見逃していて、
どういうわけか本作は見てたんですよね。

シリーズ化された2作と異なりパッケージ販売されていないため、
仕方なく期間限定のストリーミングで見ることに。

(メモ)
萬田久子に付きまとう元夫の役なのですが、
最初、清水紘治という役者かなと思ったのですが、
ちょっと平田満も混じっているなと思い直し、
調べてみたら別人で深水三章という役者でした。
wikipediaには財津和夫に似てると記述されています。
by camuson | 2013-08-16 13:34 | テレビ | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 27日
竜馬暗殺 【印象度:92】
1974年の日本映画。モノクロ。レンタルDVDで見ました。

これまで原田芳雄に、
坂本竜馬のイメージを見出したことがありませんでしたが、
本作をみて、これほどまでにハマリ役があるものかと驚いてしまいました。

中岡慎太郎の石橋蓮司は、
まだ若さが残っていて、普通っぽさも若干残っていて、
意外や意外に色っぽいんですよね。
これにも驚きました。

大筋の展開に関係ないような何気ないシーンが多いのですが、
それが独特の間と深みを作り出しています。

映像は、ザラつきの強いモノクロで時代がかった感じです。
どのシーンも構図が考え抜かれていて、流れがいい。
出来の悪い日本映画にありがちな所在ない感とは一切無縁です。


竜馬暗殺 [DVD]
by camuson | 2013-05-27 21:17 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 30日
ベン・ハー 【印象度:92】
1959年のアメリカ映画。
50周年記念のBlu-ray版が発売されたので購入しました。
原作は未読です。他の映像化作品も未視聴です。

冒頭、実に6分以上にもわたって、
宗教壁画の一部、人物の手だけをアップにした止まった画像のまま
音楽が流れ続けます。
とりあえず、円盤の不良か、機械が故障したのかと思いましたよ。
200分を越える大作ですが、この部分だけは
時間の無駄だと思いました。

本編は、とにかく映像の迫力と、緻密さ、精細さに、
食い入るように見入ってしまいました。
最大の山場はチャリオットレースのシーンで、
臨場感にあふれ、かつ、演出過剰に陥らずに
地に足の着いたリアリティが感じられるという奇跡的な仕事です。

それ以外のシーンも、それぞれ、非常に丁寧に綿密に
深みのある美しい映像に造り上げられています。

ストーリーがわかりやすいのもいいですね。
シンプルな復讐劇が物語の軸となっていて、
それに、キリストの生誕、磔刑のエピソードをうまく絡めて、
物語に奥行きを与えています。

終わり方はちょっとどうかなと思いましたが、
キリストなら仕方ないと思い直しました。
「南アなら仕方ない」(過去記事参照)と類似の
免罪符的な何かを感じます。


ベン・ハー 製作50周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション(3枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray]
by camuson | 2012-04-30 09:55 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 04日
三陸海岸大津波 【印象度:92】
1970年発表。文庫版を読みました。

吉村昭は中学生のとき親父の本棚にあった「羆」「魚影の群れ」
あたりを読んだことがあって、
県立高校の入試で「ハタハタ」だったか「魚影の群れ」だったかが
たまたま国語の読解問題に出てきて、ラッキーだった記憶があります。
吉村昭を読むのはそれ以来ですね。

人に恵をもたらす自然は、時にはうってかわり、
人の生活、命を、翻弄し、簡単にひねりつぶす・・・
そのさまを硬質な筆致で描き出していきますが、
底流には、土地の自然にすがるしか術のない人の業
に対する慈しみが感じられるのですよね。
これまで読んだ著者の作品にも共通するところです。

本作は三陸海岸で過去発生した大津波についての記録文学です。
(1)明治29年(1896年)の津波
(2)昭和8年(1933年)の津波
(3)昭和35年(1960年)チリ地震津波
の三者三様の津波を取り上げています。


(1)明治29年(1896年)の津波

死者2万人以上に及ぶ、3.11に匹敵する被害でした。

本作取材時から70年以上も前の出来事ということもあり、
生存する被災者が少なくなり、生の記憶が消えかけていた時期でした。
そんな中、かき集められた記録が再構成され、
日清戦争直後の東北の漁村の住民の息づかいが感じられる
読み物として心に響きます。

中でも印象的だったのは、
土砂に完全に埋まってしまった死体を探すための
生活の知恵から出たテクニックが紹介されていたことです。
なかなか生々しいです。


(2)昭和8年(1933年)の津波

明治29年の津波に比べると被害は小さかったのですが、
真夜中の大きな地震で、津波が来ないことを確認して、
再び寝込んだところで、多くの被害が出ていて、
死者・不明者が約三千人に至りました。

被災者が被災当時に書いた手記がたくさん残っていて、
当時の様子が生々しく甦ります。
田舎の漁村で、住民による被災時の詳細な記録が残ることが、
とても貴重なことだと感じ入りました。
一般庶民がものを書き残す文化が、長く根付いていることの貴重性です。

そして、多くの中から選び抜いた手記ではあるのでしょうが、
そのすべてが、簡潔で無駄がありません。
くどくどした部分が一切なく、心動かされます。
方言なのかもしれませんが、
「ノゴノゴ」とか「ミリミリ」などの独特な擬音表現が多くあり、
ことが尋常でない様子をさらに際立たせています。

また、小学生の作文が大量に残っているのですが、
小さい視野だからこその臨場感がそこにはあります。


(3)昭和35年(1960年)チリ地震津波

チリ近海で起きたM9.5の大地震に起因するもので、
国内で105名の死者を出しました。

気象庁はハワイで死者60名の津波被害が起きたことを承知しながら、
日本まで到達すると考えず、津波警報を発令しませんでした。

まさに地球の裏側で起こった地震ですが、
津波による国内死者はピンポイント的で、
岩手県大船渡53名、
宮城県志津川町41名、
北海道浜中町11名
となっています。

地形的な特長によって津波が増幅されたのではなかろうかと思いました。

三陸地方では、この津波について、変化の周期が緩慢なことから、
「のっこのっこ」とやってきたと表現したそうです。


三陸海岸大津波 (文春文庫)
by camuson | 2012-02-04 13:25 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2011年 07月 26日
赤い指 【印象度:92】
2006年発表の小説。
当時単行本で購入して十数ページ読んだ後、
間が空いてしまい読むチャンスがなかなか持てず、
5年程経ってようやく読む時間を持てました。
東野圭吾を読むのは「容疑者Xの献身」に続いて2作目です。


父親の育児不参加、母親の過保護、いじめ、
嫁姑問題、老人性認知症、などを抱えた、
どこにでもありそうなごく普通の家庭で起きた殺人事件の話。

「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、
彼ら自身の手によって明かされなければならない」
と帯の引用にあるとおり、
倒叙ミステリの陰に隠されているもう一つの真実が、
彼ら自身の手によって明かされるところが醍醐味ですが、
これを更に加賀刑事親子のエピソードおよび
隠されている真実で挟み込んだところが絶妙です。


流れるように読みやすいのに奥行きが深い。
文章の達人ですね。小物の選び方には痺れました。

実力がありながら、売れっ子でもあるというのが不思議な感じもしますが、
とにかく読みやすく、かつ、
ストーリーの骨格から表面のディテールまで
読み手の感受性のブレに対応できる程度に、
滑らかに中身が詰まっているからだと思いました。
よくそんなことができるものだと感心してしまうのですが。

赤い指
by camuson | 2011-07-26 22:05 | 書籍 | Trackback | Comments(0)