書籍
漫画
映画
アニメ
テレビ
ゲーム
音楽
タイトル
印象度
ラン
書籍索引
漫画索引
映画索引
アニメ索引
テレビ索引
ゲーム索引
音楽索引
時間
空間
人間
ランまとめ
タグ:印象度:93 ( 10 ) タグの人気記事
2015年 04月 22日
切腹 【印象度:93】
1962年の日本映画。モノクロ。レンタルDVDで見ました。

タイトルが単刀直入ですね。
シナリオはそれほど単純ではなく、
後段になって、前段の顛末のいきさつが分かる
まったく飽きさせない展開です。

これまで仲代達矢という役者の良さがなかなか分からなかったのですが、
本作の仲代達矢は文句の付けようがないです。

昔の役者は日本人離れした顔立ちがはっきりした人が多く、
絵になるし、大物感がありますよね。
丹波哲郎と三國連太郎があまりに男前で驚きました。
三國連太郎は晩年の爺さんの印象が強く、
本人だと気付きませんでした。
あと、切腹をした石濱朗という役者は初めて名前を知ったのですが、
BUCK-TICKの櫻井敦司似の色男ですね。
岩下志麻は若いけれど岩下志麻です。

あの頃映画 「切腹」 [DVD]
by camuson | 2015-04-22 21:40 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 12日
桐島、部活やめるってよ 【印象度:93】
2012年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

高校を舞台にした青春群像劇なのですが、
わざとらしさがないのがいいです。

先に出来事があるのではなくて、
ありがちなディテールが積み重なった結果として出来事が動き出すような、
地に足の着いたリアル感があると思います。
登場人物は高校生なので、基本、地に足着いてないのが多いのですが・・・

だからこそ学校という特殊な集団で起こりがちな出来事ってのは、
本質的に面白いし、懐かしさを感じるものなのですよね。

山本美月と橋本愛は雰囲気があって巧かったと思います。


桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組)
by camuson | 2014-05-12 22:59 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 12月 13日
暗いところで待ち合わせ 【印象度:93】
どうして、こんなにも不自然なシチュエーションを思いつき、
それを力みなく平然と成立させ得るのか?
どうして、その不自然なシチュエーション下で
こんなにも繊細な心の動きがあることを思いつき描き得るのか?

驚かされますね。
作品全体を覆う体温の低さ、せつなげ、はかなげな雰囲気も好きです。

プロットもよくできていて、
サプライズ要素もあるのですが、
それに多少早く気付いても興ざめすることはなく、
十分楽しめるだけの緻密な計算がなされているような気がします。


暗いところで待ち合わせ
by camuson | 2013-12-13 21:35 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 09日
シティ・オブ・ゴッド 【印象度:93】
2002年のブラジル/フランス/アメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

ブラジルのスラム街(神の街)でのギャング抗争の話。

私が映画に求める大きな一要素として、
「リアルなアナザーワールドの体感」があります。

この映画はそれを満足させてくれるものです。


主人公は、スラム街出身でカメラマンになることを夢みる黒人の青年。
主人公も巻き込まれるスラム街でのギャング同士の抗争のさなかから、
一旦時が巻き戻され、
主人公の幼なじみとも言えるスラム街のストリートチルドレン達が、
狭い世界の中で、いかにのたれ死に、
いかにのし上がっていくかが描かれていきます。

ある人物をフィーチャーしたエピソードから始まり、
その人物の物語が終わりを迎えると、また別の人物に主役を入替えて、
ということを繰り返して、人物毎の物語を紡ぎながら、
スラム街の全体像を見せていきます。
テンポが良く飽きることがなく、群像劇として良くできています。


映像技術的には、フォーカスの範囲を厳しく狭めて、かつ、激しく動かして、
フォーカスがぴったり合った瞬間の映像の精細さを際立たせています。
効果はあると思うのですが、ちょっと、やり過ぎの感がなくもありません。


役者が皆、自然な演技をしていますが、
その多くがスラム街出身の素人だそうです。
役者の演技が素晴らしいからこそ、
なんの他意もなく、鶏の演技を賞賛することができます。
鶏はこの映画の肝です。


シティ・オブ・ゴッド DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組) [DVD]
by camuson | 2013-03-09 16:40 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2012年 07月 15日
愛Dee 【印象度:93】
ここ数ヶ月、ニコニコ動画を視聴する機会がなかったのですが、
久しぶりに覗いてみたところ、素晴らしい動画に出逢えました。

最初はただただ映像に目を奪われるのですが、楽曲も素晴らしいです。
どちらも、全体的な大きな掴みから繊細なディテールまで、
非常にバランスが良く、破綻がありません。プロらしさを感じます。

ダンスミュージックの類を、そもそも積極的に聴かないし、
単調でつまらないイメージしか持っていなかったのですが、

この曲は、ゆったりとした歌謡曲的な繊細なメロディーラインに、
味付けとしてダンスミュージック系の刻みが組み合わされたことで、
洗練された音の中にも、哀愁が見え隠れするような複雑で不思議な感触があり、
その感触を確かめるために何度も聞きたくなってしまいます。

映像の方は、アイディアの豊富さと、完成度の高さ、
センスと技術力がすばらしいです。
カワイイけどカッコイイ、
楽曲と同様、洗練されているけれど複雑で、やはり面白い感触です。

<2012/07/13公開>
ニコニコ:【初音ミク♥巡音ルカ】愛Dee MV【LA AnimeExpo 2012】
youtube: [Miku & Luka Sing Like Humans] Ai Dee "愛Dee" [Official MusicVideo]

曲:Mitchie M
詞:Mitchie M, Cotori
画:yama_ko
唄:初音ミク, 巡音ルカ
by camuson | 2012-07-15 19:38 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 05日
うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~ 【印象度:93】
2010年発売のPS3用ノベルゲーム。

原作は、竜騎士07率いる07th ExpansionによるPCノベルゲームで、
孤島を舞台にしたクローズドサークルミステリ風味で、
全8部作で構成されています。原作は未プレイです。

本作はその内の第1部から第4部までを
PS3用にカスタマイズしたもので、
原作テキストはほぼそのままに、
アニメ化の際の声優達によるフルボイスが追加され、
グラフィックが全面的に書き換えられています。

前のシリーズ「ひぐらしのなく頃に」では、
私はアニメから入ったのですが、
日本の山村における土着系ホラーミステリの雰囲気が良く出ていて、
高く評価しています。(過去記事参照:ひぐらしのなく頃に(アニメ)
続いて原作PCゲームの第1部「鬼隠し編」もプレーしましたが、
時間が掛かり過ぎるところが、厳しいなと感じ、
続きをやりたい気持ちがありながらも、
結局やらず仕舞いになっていました。
アニメの2期も原作をやってからと思っていたので、
結局見ず仕舞いになっています。


さて、前置きが長くなりましたが、本作についての感想です。
昨年の12月暮れ、冬休みが始まってからプレイし始めたのですが、
総合的なエンターテインメントとして驚くほど質が高くて、かつ新しく、
あまりの面白さに、やめどきを失ってしまうような状況です。
70時間かかると言われていますが、なんとか1ヶ月程で終わらせました。
中毒気味でやめられず、矢継ぎ早に続編を購入してプレイしているところです。

1986年10月4日、5日に伊豆に浮かぶ孤島で起きた連続見立て殺人事件が、
第1部から第4部まで、それぞれパラレルに、
現実世界と魔女が跋扈するファンタジー世界が混ざり合って展開され、
その上位空間では、主人公の青年が、ファンタジー(魔女)を否定するために、
すべてをミステリ(推理)として説明すべく、
魔女と思考ゲームを戦っていくという、
一見矛盾した作品構造をとっていて、
読者も主人公の立場で推理を進めていく事になります。

竜騎士07は、地の文章の表現が若干くどいところもあり、
あまり文章は上手くないと思うのですが、
キャラクターづくりと、キャラを特徴付ける台詞表現のセンスがずば抜けているのと、
常に読者の予想の斜め上を行く怒濤の超展開の発想のぶっ飛び方が凄まじく、
これまでのミステリの常識の枠を、軽々と飛び越え、
ファンタジーとの融合を果たし、読者を煙に巻きつつ、
なお、ミステリとして読者に挑戦を仕掛け続ける新しいスタイルを発見し、
作品として昇華しているところに、思わず感心してしまいます。

そして、CV(Character Voice)ですが、
声優達の仕事が見事というほかありません。
絵に動きがない分、声優達の演技にも熱が入っています。
アニメ作品ではこれほど声優の熱演を堪能できる作品は見つからないと思います。
この手の作品としては大人の登場人物がやたら多く、
渋みのある声の演技を堪能できるのも本作の特徴です。

そしてグラフィックですが、
2009年に放送されたアニメ化作品が、
女性によるキャラクターデザインということもあり、
少女漫画的な細かく細い線描なのに対して、
逆に本作のグラフィックはアニメ的な、
スッキリと洗練された美麗なデザインとなっていて、
アニメのように原画の間を埋めるための安価な外注などは不要ですから、
作画崩壊とはまったく無縁でもあります。

そしてまた音楽が品格があって、作品の雰囲気を高めています。

脚本と声とグラフィックと音楽のすべてが、高い質で融合しており、
小説とアニメの間に位置する今までにない新たな総合エンターテインメントとして、
その立ち位置を確立しているなと感じました。

原作の竜騎士07によるヘタウマなキャラ絵も悪くないのでしょうが、
正直、原作をリアルタイムでやらずに、
最初から、総合的完成度の高い本作をプレイできたことは
ラッキーだったと思いますね。


原作では終わり方に不満の声も上がっているやに聞いていますが、
とにかく続きが気になります。


うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~

「うみねこのなく頃に散 ~真実と幻想の夜想曲~」のレビューはコチラ
by camuson | 2012-02-05 20:56 | ゲーム | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 15日
大空のサムライ 【印象度:93】
単行本は1972年刊行。文庫版を読みました。
1953年に刊行された『坂井三郎空戦記録』(英題『SAMURAI』)
に加筆修正したものだそうです。

空の戦いは、生きのこるか、または、消えるか。
その中間がないんですよね。
断末魔が響く地獄絵図とは無縁で、
常に死に近接しているのだけれども、
その瞬間まで死の匂いがしないという。

主人公(筆者)は、熱いんだけど、
どこか飄々としていて暑苦しくないのがいいですね。

文章は無駄な飾りは一切なく、要所を付く表現で、
作品をすり抜ける爽快感がすばらしいです。

帝国海軍の戦闘機乗りの目を通して見る
第二次世界大戦もなかなか新鮮なものです。

大空のサムライ(上) 死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫)
by camuson | 2011-11-15 20:09 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2011年 06月 16日
キサラギ 【印象度:93】
2007年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

売れないアイドルの応援サイトを通じて知り合った5人が、
とある事情のオフ会を開くことに。
初めて合うもの同士の知られざる素顔が明らかになるにつれ、
とある事件の真相も明らかになっていく・・・
ネタバレを極力避けたあらすじはこんな感じです。

シーンのほとんどすべてが、
オフ会会場の、とあるビルの、物置と化した、狭苦しいペントハウス内。
脚本が良ければ、低予算でもこんなに面白い映画ができるんですね。


最終的に真相らしきものに辿り着いた瞬間の、
悲しみと、ちょっとした嬉しさと、切なさが混じったあの感情は、
今まで感じたことがないもので、
この感情を狙って創り出した脚本および演出を
評価しないわけにはいきません。

キサラギ スタンダード・エディション [DVD]
by camuson | 2011-06-16 20:54 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 06月 08日
首無の如き祟るもの 【印象度:93】
2007年発表作品。文庫版を読みました。

日本の山村を舞台にした土俗ホラー・ミステリ。
文庫版ながら、表紙、目次、村の鳥瞰図等のデザインも雰囲気があって、
読む前から否が応でも期待が高まります。

読み始めると作品世界に一気にどっぷりと浸かってしまい、
休日を丸々つぶして一気読みしてしまいました。

まず、物語を語るための構成が、考え抜かれ、
練りに練られていることに感嘆しました。

思わせぶりな語り口がたまにあるものの、
登場人物をよく知る地元女性作家による語りの形を取ったことにより、
それほど嫌みな感じはしません。

村に伝わる祟りを鎮めるために、山の上につくられた
不思議な木造構造物を舞台に、繰り返される惨劇。

森の闇。
分断された都会の闇とはまったく異質な闇のボリューム、
温度、匂いを感じました。

そして、驚愕の真実と、終盤、二転三転する怒濤の展開。
見事です。

横溝正史ワールドを強く意識した作品だと思いますが、
殺人を犯す側の、そこに至った事情や心情等の
ウェットな描写はほとんどなく、
ドライなところが特徴的です。

これはこれで、ありだと思いました。

首無の如き祟るもの (講談社文庫)
by camuson | 2011-06-08 22:14 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2009年 07月 16日
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 【印象度:93】
公開から2週間以上が経過し、落ち着いてきただろうと思い、
また、夏休みが始まると混み始めるだろうなと思い、
シネマサンシャイン池袋で見てきました。

以下、感想です。

幕開けから旧作にはない新しいシーンから始まります。
以降も旧作からは大胆に改変されています。

旧作を見ていない人は、この「破」から見始めるのも悪くないかも知れません。
映像の美しさでは「序」を凌駕していますし、
序盤のテンポがすばらしく、ぐいぐい引き込まれます。
前知識がなくても十分楽しめるし、
興味が持てたら、後から「序」や旧作を見直すのもありかなと思います。

ひとひねり、ふたひねりが加えられた映像のアイディアは
終始、満足感を与えてくれ、思わず笑みがこぼれてくる感じでした。

旧作では、レリエル戦、ゼルエル戦での初号機覚醒に、鳥肌が立ったものですが、
「破」では、シンジとヱヴァンゲリヲン初号機との心の交信、
シンクロ率の謎のようなものは、前面には出てきません。
いとも簡単に再起動していて、拍子抜けしてしまうくらいです。
その分、新キャラ真希波マリがエヴァの獣性を引き出して補完している感じですかね。

また、旧作では、
 (1)セカンドインパクトを起こした世代(ゲンドウ、ユイ、冬月、赤城ナオコ、ゼーレ)
 (2)セカンドインパクト後を育った世代(ミサト、リツコ、加持)
 (3)セカンドインパクト後に生まれた世代(シンジ、レイ、アスカ)
の3つの世代の間に大きな断絶があり、それぞれに物語があります。
「破」では、謎に包まれた(1)の世代の物語がほとんど進まないので、
エヴァ特有の過剰なまでの謎の埋込みによる神秘性の演出がなされず、
いまひとつ否が応でも先が見たい感がないですかね。
(衒学的な手法を取らない縛りを自ら設定しているのかも知れませんが)

まだまだ、4部作中の2作目ですので、続編に期待ですね。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE. [Blu-ray]


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 [印象度:90/2007年/日本]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [印象度:86/2012年/日本]
by camuson | 2009-07-16 19:18 | アニメ | Trackback | Comments(0)