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タグ:印象度:96 ( 10 ) タグの人気記事
2017年 05月 16日
インターステラー 【印象度:96】
2014年のイギリス/アメリカ映画。レンタルDVD。

今世紀に入ってからは、SF出尽くし感がある分、安易な作品が減って、
淘汰された質の高い作品が出始めているような気がします。

本作品は、いわゆるウラシマ効果が主題で、
これだけではまったく新鮮味がないわけですが、
これに、時間が空間化された多次元空間の存在を組み合わせることで、
終盤にあっという間に話が収斂して、見事に伏線が回収されて、感動を補強します。

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by camuson | 2017-05-16 21:50 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 28日
パンズ・ラビリンス 【印象度:96】
2006年のメキシコ/スペイン/アメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

ファンタジー作品だと思っていたのですが・・・

軍と反体制ゲリラとの内戦の前線が舞台で、
訳あって連れてこられた少女が裏世界にいざなわれ、行き来するという話です。
内戦映画、ファンタジー映画は、それぞれ数多くあるでしょうが、
双方濃密に描写した上で、融合させたところに新味を感じました。

少女のみがファンタジー世界に落ちる構造は、
小説「ふしぎの国のアリス」(※1)に近いですが、
軸足をリアル世界に置いているところが異なります。

ファンタジー世界をお花畑ではなく、
虫や蛙、異形がうごめく陰鬱で泥臭く生臭い世界として描いていて、
その過剰なビジュアルが面白いのですが、
現実世界と絡み合ったときに、
マジックリアリズム(※2)のような風合いとなるのもまた面白いです。

展開は、ありがちの逆を行くことが多く驚かされるのですが、
奇を衒ったようには感じられず、ごく自然な流れです。
最後には複雑な余韻を残す、よく練られたシナリオだと思いました。

今まで、映画で見てきた鬼軍人の中でも結構レベル高いな彼は。


※1.参考記事:「ふしぎの国のアリス」
※2.マジックリアリズム→参考記事:「百年の孤独」


パンズ・ラビリンス [Blu-ray]
by camuson | 2015-11-28 23:23 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 05日
七回死んだ男 【印象度:96】
1987年発表の小説。電子書籍版を読みました。

時の落とし穴にはまり込んでしまうと、
同じ1日を都合9回繰り返す羽目になるという、
超能力ならぬ超体質を持った男子高校生が主人公。

タイムループという超常現象と、
ミステリアスな他殺死体と
遺産相続ドタバタコメディを
うまいこと組み合わせちゃっています。

作者が読者に対して仕掛けたトリックも、
これまでにないような爽快な”だまされ感”でした。

友里さんが槌矢を振ったところで、
キュータローやったじゃんっ!
とぬか喜びしてしまったところが肝ですかね。

あまり動きすぎてキュータロー死なないかな?
ま、死んでもリセットできるから関係ないか。
とか思わせるところも肝ですかね。

ルナ姉、面白すぎ。


七回死んだ男 (講談社文庫)
by camuson | 2014-08-05 21:24 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2010年 11月 09日
星を継ぐもの 【印象度:96】
1978年のSF小説。
ジェイムズ・P・ホーガンの作品は初めて読みます。

本作品は、ハードSFであるとともに、
史上最大規模の舞台装置を使った本格ミステリでもある
と言うようなことを、あらかじめ見聞きしていたのですが、
まったくもってそのとおりで、嘘偽りなしです。

作中設定では、月旅行が一般化していたり、
有人宇宙船による木星探査が行われていたりと、
今より科学技術が数段進歩しています。
このことから、
人類の上を行くであろう宇宙人の科学技術に至っては、
空間をねじ曲げたり、時間を遡ったりなど、
SFに付きもののお約束は、普通にあり得るだろう
などと思ってしまうことがバリアとなって、
ミステリの真相になかなか近づけなかったような気がします。

本作品が凄いのは、
史上最大の空間的スケールの大仕掛けだけでは飽きたらず、
矢継ぎ早に、
人類史が軽く吹っ飛ぶほどの時間的スケールを持ったインパクトを
与えてくれることです。
二段ロケット方式とでも言いましょうか。
震えました。

巨人の謎は残りますが、
そこはシリーズを通して解かれていくのでしょう。
続きが読みたくなりました。

星を継ぐもの (創元SF文庫)
by camuson | 2010-11-09 23:43 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2010年 04月 28日
第9地区 【印象度:96】
池袋のシネマ・ロサで観てきました。
南ア、ヨハネスブルク関係、なら面白くないことはないだろうと。
たぶん、それなりに社会派映画で、怖いもの見たさで見聞広げるのもいいかな
くらいの気持ちでした。

そんな軽い気持ちで行ったところ見事に裏切られました。

いやー、すごく面白かったです。
娯楽映画でここまでツボにはまった作品は今までないですね。
最上級に楽しめました。

第9地区と呼ばれるスラム化したエイリアンの難民キャンプを移転するために、
板きれの寄せ集めでできた彼らの住居を1戸1戸訪問して、
移住承諾書にサインをもらうという大役を担った男の物語です。


低予算映画的なバカバカしい発想に基づく世界を、
それなりの予算を使って徹底的に創り込んだところがすばらしく、
その上で、大役を担った男の肉親、知人、関係者の声、専門家の解説をまじえた
ドキュメンタリーという体裁に仕上げています。

この仕掛けは、スクリーンに描かれる世界に現実味を与え、
ちょっとした悪ふざけを織り込んだ際には、増幅装置として働き、
けっして高尚ではない、というか、むしろ下品でありながら、
抑制の効いた笑いを誘うのに一役買っています。

過去作品の成功から、貪欲なまでに引用し、混ぜ込んで、
あの手この手を尽くしてくるのですが、
話の芯の部分は、計算された不調和が一貫していることから、
中だるみがなく、先が読めず、非常にスリリングです。

後半、主人公チームvs軍にスラムのギャングまでもが絡んできて、
ギャングのボスが主人公を喰らおうとしてきます。
土着信仰的カニバリズムなのか、ゲーム脳なのかわからないのですが、
ここで南アを舞台にしたことが生きてきます。
ヨハネスブルクブランドの凄さと言いますか。
「南アでは当たり前」と一言言われたとしたら、
「南アなら仕方ないね」と返すほかありません。
言われないとは思いますが。

短い時間の中に、裏切りあり、友情あり、
子供による癒しあり、夫婦間の愛情あり、
何でもありですが、破綻してない。最後には涙あり、寓話性あり。

書いてるうちにもう一度観たくなってきました。


第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)
by camuson | 2010-04-28 12:47 | 映画 | Trackback(11) | Comments(0)
2009年 07月 23日
パフューム ある人殺しの物語 【印象度:96】
2006年制作のドイツ・フランス・スペイン合作映画。

現実世界を超越した存在=天才 にまつわるお話です。
「天才もの」というジャンルがあるならば、それにあたります。

私はそういうのが好きなので、非常に楽しめましたが、
WEBで見かけたレビューなどを眺めてみると、
向かない人も結構いるんだなと感じました。

唐突に例を挙げるならば、福本伸行のマンガ作品「アカギ」の主人公アカギ。
彼は現実世界を超越した天才ですが、
その非現実性をいちいち気にしていたら、作品を楽しめません。
そこにしびれて憧れるべき神展開を、受け入れられないのであれば、
そもそもジャンルが違ったとあきらめるべきところです。

さて、作品についてですが、
人類の究極のメニュー、至高のメニューは「匂い」である。
ということを映像によって表現した作品です。

とにかく、映像がすばらしいです。
人肌のシミ、毛穴、うぶ毛までもが、精細にフィルムに写し取られていますが、
色彩と陰影の処理が一貫して中世絵画風に施されており、
いろいろと混じりながらも調和が保たれ濃厚に香り立つ映像です。

また、他の配役はともかく、主役ベン・ウィショーがすばらしいです。
自分の天才に対して純粋かつ従順なところが良く表現できています。

終盤、処刑台での展開には、いい意味で驚かされされましたが、
「天才もの」としては、むしろ、これありきでしょう。

終わり方に関しても、人の狂気を引き出す程度の能力を
十二分に発揮した、非常に“らしい”終わり方だと思います。
見た後では、これ以外の終わり方が思い付かないです。

Blu-rayを購入しましたが、レンタルDVDで済まさず大正解でした。

映画公開時に原作小説を読み始めたのですが、途中で放置状態になっていました。
気が向いたら読み直したいと思います。

パフューム ある人殺しの物語 [Blu-ray]
by camuson | 2009-07-23 20:48 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2009年 06月 29日
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 【印象度:96】
コードギアス第二期です。
amazonからBlu-rayが届くのが待ち遠しくもあり、
物語が終わりに近付くのが寂しくもありですね。

シリーズの終わらせ方は常に鬼門ではありますが、
納得も得心もいった綺麗な終わらせ方だったと思います。

R2 のリセット後の世界では、
ユーフェミアの事件がムダになっていて、
やるせないというか、すっきりしないものがありました。
しかしゼロレクイエム遂行の決断、
そして何より、その手法に大きな影響を与えたという意味で、
分断されずにつながっていたと思える終わり方でした。

<好きなキャラクター>
・スザク
ルルーシュの性格はわかりやすく、
どんな驚くべき事をやらかしたとしても、
その行動原理に驚くところはないと思えるのですが、
スザクは肉体派行動派ながら、
意識の深いところで屈折を抱えている上に、
外部の意志が入り込んでいるため、
読めないというか、のび代が未知数ですよね。
何をやらかすか、ワクワクしてしまいます。

・ジノ
なんかいいヤツそうですよね。
特派三人組とか、ラウンズ三人組とか結構好きなので。
あまり出番は多くはないですが、スザクとの対比として
重要かなと思いました。

・神楽耶
最初は狙いすぎていて、作中でちょっと浮いていたように感じましたが、
回が進むにつれ、登場人物の中で、もっとも常識を心得ていること、
凛としていて、機転が利く、優秀な方であることがわかってきました。
神楽耶はゼロの嫁。

あとは、千葉とか地味に結構好きです。


コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01 [Blu-ray]
by camuson | 2009-06-29 23:40 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2009年 06月 29日
コードギアス 反逆のルルーシュ 【印象度:96】
コードギアス 反逆のルルーシュ
見終えました。

<感想>
Blu-Rayに関しては、マクロスFと同時期の発売だったので、
コードギアスとマクロスFの第1巻を同時に購入したのですが・・・
マクロスF第1話の、次回への「引き」が凄かったこともあり、
まずはマクロスFを最後まで見てからと思い、
コードギアスの残りの視聴は後回しになっていました。

そのときに見た第1話の印象は、
重要そうに思われたキャラクターが次々と亡くなってしまうので、
受け手として、軸足が定まらないというか、
すぐにでも続きを見たいと思うほどには、咀嚼しきれない感じでしたね。

ですが、2話以降から、俄然面白くなります。
しばらくほったらかしにしていて損しました。

とにかく、いろいろと詰めこみ具合が尋常じゃないので、
作品が放つエネルギー密度も非常に高くなっています。
展開に滞りがなく、かつ予想できないところを突いてくるので、
中だるみらしきものは全く感じませんでした。

コードギアス 反逆のルルーシュ volume01 [Blu-ray]
by camuson | 2009-06-29 23:10 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2006年 02月 25日
トロン 【印象度:96】
e0020682_222271.jpg「TRON」1982 アメリカ
監督:スティーヴン・リズバーガー
出演: ジェフ・ブリッジズ, ブルース・ボックスレイトナー他
(C)Disney Enterprises,Inc.

左画像は冒頭のバイクゲームシーン

最近DVDレンタルのDISCASに入会した。
そして記念すべき初レンタル作品には、この「TRON(トロン)」を選んだ。

この作品が公開された1982年、私は小学生だった。「ゲームセンターあらし」が流行っていて、ゲーセンは定番の遊び場だった。この頃はまだファミコンは登場してなかったが、ゲームウォッチやLSIゲームといったポータブルゲーム機は出回っていて、その中にこの「TRON」もあったように記憶している。
また、パソコンは一般家庭にはまだ普及しておらず、マイコンと呼ばれ、一部のマニアが趣味でいじる類のものだった。(な、な、なんとプログラムを組むことによって自分の作りたいゲームが作れてしまうというではないか、うぉーっ!)コンピュータの向こう側に無限の可能性を思い描けた、そんな時代である。

さて、前置きはこのくらいにして、映画の話に戻そう。この「TRON」であるが、当時のcamuson少年の心には非常に鮮烈なイメージが焼き付いており、いつかきちんと見たいと思っていた。その鮮烈さとは裏腹にストーリーをほとんど覚えていないのは、おそらくテレビ放映時に冒頭だけ見た後、すぐに親父にチャンネルを変えらてしまったのだろう。

とにかく覚えているのはバイクゲームのシーンだけ。それだけなのだが、卓越した3DCG技術と映像センスによる表現世界、その舞台がコンピューター内部のデジタル空間であるという、そして、その演じ手が擬人化されたプログラムであるという、これだけで少年の心をワシッと掴むには十分であった。

今回20余年ぶりに、作品を見たわけだが、全く色褪せることがない。

映像が感覚に突き刺さってくる。

コンピュータのネットワーク化が進み、破壊的なプログラムを擬ウイルス的(?)に「ウイルス」と呼んだりする今だからこそ、身近なこととして実感できる設定だったりするが、
その一方で、前述したような当時のコンピューター事情、ゲーム事情のようなものが、ドバッと頭の中に流れ込んできて、時代の流れって早いものねとノスタルジーに浸ることができる。

ディズニー映画とは思えない先駆的なエッジの効いた作品。星三つ。


追伸1
エンディングがジャーニーの曲だったりする。はじめて聴いた曲だが、
スティーブ・ペリーってすごいな。すぐわかるからな。
スティーブ・ペリーも嫌いじゃないが、ジャーニーなら
1stアルバムの「Journey」がプログレッシブな作りで断然好きだ。

追伸2
前に「Matrix」を見たときに、なんとなく「TRON」の真似かなと思った。ヴァーチャル空間の着想が。ま、今度機会があったら「Matrix」も真面目に見てみたいと思う。

追伸3
この記事を書いている途中、ハッキングつながりで「wargames(ウォー・ゲーム)」という映画を思い出した。これも再度見てみたくなった。

トロン [DVD]
by camuson | 2006-02-25 19:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2006年 01月 27日
鳳 【印象度:96】
e0020682_0355386.jpgマキシマム ザ ホルモン
1st ,mini Album「鳳(ほう)」
定価:1,200円(税込)2001/2発売

ここ5年くらいは、音楽に対する欲求が薄れてきていて、耳に入ってくる音楽も右から左に抜けていくような感じ。
最近いいと思った音楽、何があったかな?って振り返ってみても思いつくものが全然最近じゃなかったりするのは年をとったということか。
まあ、そんなわけで、今世紀に入ってから一番衝撃を受けた音楽ということで一番に思いつくのは、これかなと。

きっかけは、かれこれ2年前。
深夜に放送されていたアニメ「エアマスター」のエンディングテーマ「ROLLING1000tOON」を聞き、ちょっとした衝撃を受けた。
で、彼らの作品を遡って聴いた中では「鳳」が突出してイイと思った。

ジャンルはミクスチャーとのことらしい。
基本はロックなのだが、エンターテインメント性に優れるというか、聴き手を飽きさせないよう、あの手この手でいろいろな要素を盛り込む曲作りで、かなり緻密に作り込んだ感がある。
ボーカルはbass以外の3人がつとめるが、デス声とラップ調が交錯する中、女声が闖入といった具合で、他ではちょっと味わうことができない何とも複雑な味が楽しめる。
発声テクニックは職人の域で、驚かされるが、テクニックを越えた超ドライブ感が凄まじく、まごうことなき本物を感じた。

その後の彼らの音楽はどうも大味になってるような感じがして、私のツボからは外れつつあるのがちょっと残念。
とはいえ今後のご活躍を非常に期待している。


by camuson | 2006-01-27 00:28 | 音楽 | Trackback | Comments(0)