漫画
2010年発表。電子書籍版を読みました。
作者自身の小中学生時代の問題児としての経験を綴ったもの。
女性エッセイ漫画で、こういった絵柄はありがちですが、
描き慣れているようで、安定していて読みやすかったです。
作者の場合極端な方だとは思いますが、
1つのことに熱中して周りが見えなくなるとか、
言外のルールが分からないとか、
ごく普通に子供にありがちなことで、
自分にも思い当たる節が多くあるのですよね。
いろいろと子供時代に社会に対して感じた理不尽さが蘇ってきました。
そういう意味で、これが発達障害にあたるのか?
どこからが発達障害になるのか?
難しい問題だなと思いました。
ただ、こういうことを覚えていて、再現できることが、
ある意味、特殊能力なんだろうなとは思いました。
ニトロちゃん~みんなと違う、発達障害の私~ (光文社知恵の森文庫)