アニメ
2017年公開の劇場アニメ。
弐瓶勉の原作漫画は未読です。
ピカデリー新宿の最終日19:10~の最終回。前から2番目の席にしました。
会社終業後に急いで劇場に向かったのですが、到着が19:20過ぎになり、
本編が既に始まってました。
チケット予約時には空きがありましたが、ほぼ全席埋まっていてびっくり。
上着を脱ぐスペース的な余裕もなく、しばらく暑いのを我慢しながら鑑賞しました。
機械に人間が排斥されるとか支配されるとか、ロストテクノロジーだとか、
ディストピアSFにはありがちな大枠なのですが、
世界観を構成するディテールの描写に徹底的にこだわっていて、
キャラであったり、キャラが織りなすドラマであったりの描写は
必要最小限に抑制されていて、
ストイックでヒンヤリとした独特の空気感が出ています。
人がじゃんじゃん死んでいくのだけど、湿っぽいシーンはほとんどありません。
常に絶望的な戦闘が続き、緊張感が凄いのです。
敵はカオナシのような顔で、虫のような気持ち悪い動きをするロボットなのですが、
コードギアス亡国のアキトに出てくるロボットの動きに似てるな~と思って、
ちょっと途中で飽きてしまいました。
飽きるほど後から出てくるというコンセプトなので、致し方ないのですが。
セーフガードの親玉的お姉さんは、金子一馬的なデザインだなと思ったり。
味方のお姉さんが、都市の内部に接触を図る際の映像が、
幻想的で素晴らしいと思いました。
追伸 原作も読み始めました。