アニメ
1995年の劇場アニメ。
25周年記念の海外版Blu-Rayが安価だったので購入しました。
たぶん10年ぶりくらいの視聴です。
アニメ制作がデジタル化する前の作品だと思います。
Blu-rayでも、あまり綺麗な感じがしません。
特に冒頭のデジタルでつくっている画面が汚いのは、ちょっと残念なところです。
安価な海外版だからなのでしょうか?気になります。
私にとってのこの映画は、
廃墟での草薙素子による対多足戦車単独戦闘シーンに尽きます。
自分は一体何者なのか?という疑問にとり憑かれ続ける鬱屈、
答えを追い続ける孤独、解放への僅かな望みをかけた無謀行為。
手足がはじけると同時に、こちらの胸も張り裂けました。
ガラスの天蓋を撃ち落とすと光学迷彩が破れて戦車が姿を現す、
生物の進化の歴史をあらわすレリーフが銃弾の穴で削られる、
などなど、前振りの演出も密度が高く意味深なのですが、
よくよく考えると、何の用途の建物なのかよくわからないですよね。
哀愁漂う音楽も素晴らしいです。
ghost in the shell 25th Anniversary 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL 日本語対応[Blu-ray][Import]