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2017年 12月 16日
リング 【印象度:90】
1991年発表の小説。電子書籍購読。

四半世紀前にハードカバー版を読みました。
最近、関連する映像作品を何本か見たことから、
原作を読みたくなり再読した次第です。

初読当時は、電子情報に対して複製のモチベーションを与えることで、
疑似生命体に仕立て上げる発想に、いたく感心したものです。



電子情報の複製は、劣化はあっても、突然変異が発生せず、
それによる自然淘汰もないことから、進化のダイナミズムが生まれ得ないな。
進化のないただのコピーは生命たり得ないな。
などなど。色々と考えを巡らせたものです。


四半世紀ぶりに再読してみて、
やはりグイグイ読ませるんですよね。
一言で言えば、リーダビリティの高い文章と言うことなのですが、
死の期限が迫り、時間が矢のように過ぎてゆく中での疾走感を失わないまま、
埋め込まれたディテールから、深い背景の存在が感じられます。
硬質で湿っぽさのない筆致が心地いいです。

終盤、高山竜二がヒントを出し過ぎだなと思いましたが、
これは再読だから感じたものであって、
初読時には特に感じなかったものです。

あと初読時との一番の違いは、高山竜二のビジュアルが、
鈴木光司本人のビジュアルで再現されてしまったことでしょうか。
初読時は作者の顔を知らなかったのでそんなことにはなりませんでしたが。

リング 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)
by camuson | 2017-12-16 22:36 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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