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2018年 04月 09日
わたしはマララ(I Am Malala) 【印象度:75】
2013年発表。
原題は、「I Am Malala: The Girl Who Stood Up for Education and was Shot by the Taliban」
文字数の都合で副題を記事タイトルに入れることができませんでした。

女性が教育を受ける権利を主張し、
タリバンに銃撃されたものの、奇跡的に一命を取り留め、
史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞した
パキスタン出身の少女、マララ・ユフスザイによる手記。



英語原文と和訳とを電子書籍で購入して、並行して読み進めました。
購入したのは2017年の2月。
結構なボリュームがあり、読了まで1年以上かかってしまいました。


パキスタンの外れにあるスワート渓谷に住む少女の目線から見た、
イスラム原理主義タリバンの台頭、増長っぷりの詳細がリアルに描かれていて、
とても貴重な資料になっていると思いました。

パキスタン・タリバンの指導者ファズルッラーは、
非合法のFMラジオ局を開設して、
人生相談のようなことや、風紀の乱れをただす宗教的講話で、
みのもんたじゃないですが、主婦達の人気を集め、
次第に増長して、主義に合わない者を平気で殺害、虐殺するようになります。
その変わり身が、恐ろしくもリアルだなと。
(みのもんたや綾小路きみまろや牧伸二が、
市民虐殺の陣頭指揮を執っていることを想像すると、
少しは身近に考えられるかも知れません。古いか(笑)
あっ、日本の場合、オウム事件がありましたね。
宗教がらみなのでこっちの方が全然近いですね。)


一方、著者マララの父親は、熱心な教育活動家で、
貧乏ながら、パキスタンに教育を普及させるために、
資金を工面しつつ、私立学校を創設し、
なんとか軌道に乗せてしまうというパワフルさで、
この人あってのマララなわけで、
マララの活動も、この延長線上にあるわけで、
学校創設の活動が、かなり詳細に描かれています。

父親創設の学校にマララも通うことになりますが、
彼女は学校で一番を取らないと気がすまないタイプで、
スピーチ大会なども積極的に参加する、
絵に描いたような、出る杭タイプの優等生っぷりで、
それは、本書の語りっぷりの端々からもわかるわけですが、
日本人的バランス感覚からすると、
少しは加減しとけよと思わないでもないんですよね。
まあ、バカ正直でいい子なんですけどね。

そして、ついにはタリバンに目を付けられて、銃撃を受けるわけですが、
命を落としてもおかしくない重傷で、
顔面神経が弾丸貫通により切断されたということで、
北野武のバイク事故当時の状態より更に酷いわけで、
15歳の少女としては相当辛かったはずです。
当然、かなりの後遺症に悩まされていますが、
そこらへんについては、ニュースだけではなかなか気付けないところですね。


<原文>
I Am Malala: The Girl Who Stood Up for Education and was Shot by the Taliban (English Edition)


<日本語訳>
わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女


前回の英語原文読書は、2017年1月の「夏への扉(The Door into Summer)」。
随分と間が空いてしまいました。
by camuson | 2018-04-09 21:11 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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