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2019年 08月 10日
天使と悪魔(Angels & Demons) 【印象度:87】
2000年発行。

英語原文と日本語訳の併読です。

2016年11月に電子書籍を購入していたのですが、
2019年になってから読み始め、ようやく読み終えました。

で、よくよく調べてみたら、2012年10月に紙の本(日本語訳)も買っていたことが判明しました。
すっかり忘れていて青天の霹靂ですが、通販は購入履歴が調べられるから本当に便利ですよね。



前置きはさておき、本作についてです。

科学と宗教の対立を描写するには、これ以上ないというくらい完璧な舞台設計。
(ただし、序盤の超高速移動体のSF設定は、話の勢いを削がないためとは言え、
リアリティ面ではマイナスか。SFは反物質保存容器まででとどめておきたかった。)

いにしえのいわくになぞらえて、定刻通りに執行される見立て殺人を、
主人公たちが、数世紀前にローマ市中に埋め込まれた謎解きを解明しつつ追いかけ、
あわよくば先回りしようとする、
ローマ市中史跡巡りオリエンテーリングバトルがエキサイティング。

殺人の現場で披露されるアンビグラムは、すべて素晴らしい出来ですが、
とりわけ、最後のイルミナティダイヤモンドには、感嘆しました。


終盤のドタバタは、大衆性を重視した結果であることはわかるのですが、
もう少し落ち着いて、宗教に対する更なる洞察が感じられれば、
更に深い感動が得られたかなとも思い、
個人的には、ちょっともったいない気がしないでもないです。
ちょっと話が矮小化した感覚が残ります。


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以下、3分冊それぞれを読み終えた時点での感想メモです。
一部ネタバレが含まれますのでご注意ください。

(上)読後感想

謎の焼き印FAXから始まり、舞台はCERNそしてバチカンへ。
最先端科学技術の粋を集めて生成保存された反物質(antimatter)と
キリスト教の歴史が凝縮されたバチカンとの奇妙なコントラストをベースに
繰り広げられるサスペンスに目が離せません。
(蛇足)かなり昔、若大将こと加山雄三が、やれ反物質だ、反重力だ
と話しているのをテレビで見たことがあり、疑似科学に頭ヤられちゃった人かな?
と当時思ったわけですが、
今となっては、そこまで頭イっちゃってたわけでもないかも知れずと思い直したり・・・


(中)読後感想

秘密組織イルミナティが入門者に向けて設けた関門課題は、
ローマ市中を舞台にした謎解き付きオリエンテーリングだった。
その道筋を辿るように執行される連続復讐処刑劇。
探偵の推理が一歩間に合わないのはお約束ですね。
金田一ものと似た感触ですが、おどろおどろしさよりも、
ローマの歴史名所巡りや蘊蓄への知的ワクワク感の方がまさる感じです。
アンビグラムカコイイ。
カメルレンゴを通して語られる宗教的挿話もいい味付けになっています。
彼があまりに出来杉君でいと怪し。実行犯があまり魅力がないのがちょっと難。


(下)読後感想

ハサシンが怪物過ぎてちょっとなあ。
イルミナティダイヤモンドが登場したときには、
とりあえず手持ちのスマホの画面をかざしつつ、物の見事さに感嘆しました。
その完璧さからてっきり史実かと思い込まされましたが、
あとがきによると創作のようです。むしろさらに凄いんですけど・・・。
なかなかアクロバティックな展開が続く冒険劇ですが、
終盤には「ラングどんのだいぼうけん」(児童向け)になってて笑った。
全体的に笑いが少ないので、これはこれでご愛敬か。
コーラーとロシェの結末には主人公も荷担してるように思うが平気なのか?



Angels & Demons (Robert Langdon Book 1) (English Edition)
by camuson | 2019-08-10 23:01 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
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