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ランまとめ
2007年 11月 08日
会社民俗学
私が勤めている会社では、お茶などに使用する電気ポット置き場があって、
3時くらいになると、出張のおみやげやら、お客様から頂いたお菓子やらが、
その横のスペースに置かれることになっています。

ここでは、たいへん不思議な現象を目の当たりにすることになります。

お茶を飲もうとした人が、ついでにお菓子をつまんでいくことから、
ばらつきはあるものの、少しずつお菓子が消費されていきます。
ここまでは、何の変哲もありません。

しかし、最後の一個になると、消費がピタリと止まります。
下手をすると1個だけ残ったまま、夜中まで放置されていたりします。
実に不思議な現象です。

私の美意識では、「1個だけ残ってるのはみっともない」と感じてしまうので、
思わず、最後の1個を食べて、周りの容器の後始末をしてしまいます。
(近くのゴミ箱に捨てるだけですが・・・)
これは、もしかして、やってはいけないことなのでしょうか?

例えば、この国には、柿の実を一つだけ残して、
「来年もまた、多くなりますように!」
と願を掛ける風習があるやに聞いております。

共同体に伝わる風習を踏みにじったことにより、
影で後ろ指を指されているのでしょうか?


そして、もう一つ、更に不可思議な現象を目の当たりにすることとなります。

お菓子の横にあるポットでは、全く逆の現象が発生するのです。
ポットにお湯がほとんど残っていない、空だきに近い状態で放置されることです。
実に不思議な現象です。

私の価値観では、「お茶1杯に満たないお湯を電力を消費して温め続けるのは意味がない」
と感じてしまうので、思わずポットにお湯を足してしまいます。
しかし、これも何か古来の風習を受け継いだものなのでしょうか?

今度は、最後の1杯に対して、あまりにも無遠慮であり、
「柿の実理論」は、まったく歯が立ちません。

このように会社のポットの周辺だけ見ても、
人間の行動は本当に複雑怪奇です。
このような謎を解明していくために、
民俗学などにもフィールドを広げていければと思っています。
by camuson | 2007-11-08 21:04 | 生活 | Trackback | Comments(0)
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