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2014年 04月 06日
アルザック 【印象度:50】
1975~76年にフランスの漫画雑誌に連載されたバンド・デシネ作品。

原語(フランス語)版は高価だったので、
ドイツ語版をamazon.jpで購入したのですが、
発送元はロンドンだったようです。


さて、作品についてですが、
翼竜に乗った主人公がファンタジー世界を冒険する様を、
台詞やト書きなしのグラフィックアートで表現した短編作品4編です。

宮崎駿や大友克洋などが影響を受けたというくらいで、
絵は写実的で、当然上手いのですが、
勢いのない細かい線と点を高密度に書き込む手法は、
繊細さや力強さがなく、ほとばしるものが感じられません。

ファンタジー世界の描写も、
当時はそれなりに斬新だったのかも知れませんが、
内部世界に入り込んで浸れるほど深い設定が描かれるわけではなく、
今となっては、特別な何かを見出すのがなかなか難しいですね。
(文字なし短編という限られた情報で、
いかに読者がインスピレーションを得るかにかかっており、
読者を選びそうです。)


ナウシカのメーヴェを見たときの颯爽としたワクワク感と同じもの、
というかそのオリジナルがここにあることは確かなのですが。

「恋の門」の主人公が、石漫画を描く前に書いてた漫画は、
本作の影響をモロに受けてそうですね。


Arzach
by camuson | 2014-04-06 19:49 | 漫画 | Trackback | Comments(0)
2014年 04月 02日
悪魔の手毬唄 【印象度:95】
1977年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

子供の頃テレビで何回か見ています。
DVDを借りるのも2回目です。
原作小説は未読です。

幼少期の強烈なトラウマという意味では、
犬神家のスケキヨサンにはかなわないものの、
本作の半身赤あざの里子サン、顔黒焦げの恩田サン、
ならびに、そのおぞましい血しぶきは、
充分心に焼き付いております。


静謐ながら何かの意思や存在をも感じさせる奥山の森林、
外界から閉ざされがちな地に細々と伝承される手毬唄の調べ、
手毬唄を題材にした見立て殺人の異様なビジュアル、
時の流れに翻弄される人の生活と情、複雑な人間関係、
二十年前と現在の殺人トリックの重ね合わせの妙、
効果的に配置された笑い、などなど、
様々な要素がバランスよく絡み合っていて、浮いてる要素がないため、
創作世界としてのリアリティが得られており、
多少ムリなところがあっても押し切れていると感じます。



悪魔の手毬唄【期間限定プライス版】 [DVD]
by camuson | 2014-04-02 21:14 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 03月 25日
アンドロメダ… 【印象度:86】
1971年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。
原作は未読です。

40年以上前のSF映画ですが、
ハードウェアのデザインがモダンで素晴らしいです。
機能がそのままデザインに反映され、
デザインが機能を語っていた古き良き時代ですね。
多少野暮ったくても味があります。

特に宇宙服のような手術服には、
「その発想はなかったわ」といたく感動しました。

物々しいディテールの積み重ねにワクワクしながら見ていましたが、
終わり方は随分とあっけなかったです。


アンドロメダ・・・ [DVD]
by camuson | 2014-03-25 23:11 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 12月 21日
アギーレ/神の怒り 【印象度:75】
1972年のドイツ映画。レンタルDVDで見ました。

時は16世紀中ごろの大航海時代。
アンデスの急峻な山道を進む人の列。
ポンチョを羽織い荷物を運ぶインディオ。
鎧兜を身に着け、武器を手に進む男達。
登山には全く相応しくないドレスを纏い、
籠に担がれ運ばれる女性もちらほら。

エルドラド(黄金郷)を目指しアンデスの秘境を探索する
コンキスタドール(征服者)御一行の物語。

客に媚びるようなエンターテインメント性は全くありません。
厳しい自然や、原住民たちの神出鬼没な攻撃に苦しみながらも
黄金郷を目指す侵略者たちの様子をカメラに収めています。

人が数人死んでもおかしくない危険なロケの割に、
淡々とした長回しで、手に汗握るような映像的臨場感が薄く、
ちょっともったいなく感じてしまうところもありますが、
過剰な演出がない分、リアリティを感じとれるのも事実で、
この作品の味として受け入れることができます。

終盤、筏にサルの群れが襲来するシーンは圧巻です。


アギーレ/神の怒り [DVD]
by camuson | 2013-12-21 21:03 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 09月 15日
アメリ 【印象度:50】
2001年のフランス映画。レンタルDVDで見ました。

少女時代に、勉強はすべて母親に自宅で教えられ、
学校に行かせてもらえなかったため、友達ができず、
コミュニケーション障害ぎみの若い女性が主人公です。

基本コメディーで、
主人公がコミュ障ゆえに
話してコミュニケーションを取る代わりに
いたずらをするという設定なのですが、
どちらかというとコメディーを成り立たせるための後付け設定で、
コミュニケーションをテーマに深く掘り下げるという姿勢はなく、
切実感やリアリティとは全く無縁で、
最後は恋愛成就のハッピーエンドとなっています。

そんな中で、コメディーの主たる部分が、
「そのいたずら犯罪ですから」
と苦笑いしながら突っ込む程度しか楽しむすべがないのが
辛いところでした。
色恋についても途中すっとぱしてバッコンという感じで、
設定とマッチしてないような気がしました。

風変わりな脇役達の雰囲気は悪くなく、
話の転がし方は巧みで、
特に証明写真にまつわる日常系ミステリを絡めた部分は見事なのですが。


アメリ [DVD]
by camuson | 2013-09-15 04:15 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 07月 20日
阿Q正伝 【印象度:45】
1921年の中国の小説。青空文庫版を電子書籍で読みました。

タイトルから大作をイメージしていましたが、
推定40ページ程度と意外に短い作品です。

魯迅は国語の読解問題なんかによく出てくるイメージがありましたが、
今回、本作を読んでみた限り、記憶に残っているところは一切なく、
読解問題になるような、論理立てた構成もなければ、
わかりやすい感情表現もないことから、
「故郷」とか他の作品だったのでしょうね。

さて、CHINAの辛亥革命期。
阿Qという名(仮名)の
場当たり的な日雇い仕事で暮らしを立てる男を主人公に立て、
歴史的、政治的背景には一切触れずに、
社会最下層に波及する革命の余波を描いています。

寓話的であり、訓戒を導くことは可能と思いますが、
エンターテインメントとして面白みに欠けすぎですね。

無能、無教養、IQゼロにもかかわらず愛嬌ゼロの人物を主人公にしたことは
希少価値があると思いますが。


阿Q正伝
by camuson | 2013-07-20 08:59 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 06月 26日
Agatha Christie, Woman of Mystery: 700 Headwords (Oxford Bookworms Library) 【印象度:65】
OxfordのGraded ReadersレーベルであるOxford Bookwormsから。
難易度はStage2。
電子書籍版で購入しました。

ミステリーの女王、アガサ・クリスティの伝記です。
出版社に持ち込みするも相手にされない日々、
2度の結婚、本人の失踪事件などなど、
興味深い話が平易な英語で綴られています。

どうもフィクションよりも伝記や史実ものの方が
Graded Readersの限られた表現の中では、満足度が得られやすいようです。
他の著名人についても同種のものがあれば読みたいです。


Agatha Christie, Woman of Mystery: 700 Headwords (Oxford Bookworms Library)
by camuson | 2013-06-26 21:29 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 06月 14日
悪魔のいけにえ 【印象度:70】
1974年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。
原題はTexas Chainsaw Massacre。

理屈ではない異様さによる恐怖を演出する
独特の美的感覚が冴えわたっています。
悪キャラのキャラ付けがよくできていて、
ホラーとユーモアの融合という意味では面白いのですが、
悪キャラ達の静物ディテールに対する偏執的こだわりと、
殺し方に対する無頓着とのギャップを
どう評価すべきかは悩ましいところです。


悪魔のいけにえ 特別価格版 [DVD]
by camuson | 2013-06-14 20:53 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 22日
A Puzzle for Logan Level 3 (Cambridge English Readers) 【印象度:55】
Cambridge English ReadersのLevel3。
Kindle版を購入。

女刑事が主人公のシリーズもので、
Inspector Logan Level 1
Logan's Choice Level 2
の続きです。

Level3ともなると、これまでと違い、
1つの文に節や句が複数入り込み、構造がやや複雑になっていて、
気を付けていないとたまに目が滑ります。

お話のほうは、パズルと称しているので、
本格ミステリを期待してしまったのですが、
こちらの方は大したことありませんでした。

その代りと言ってはなんですが、
アーサーズシートをはじめ、
エディンバラの街の雰囲気を、
満喫とはいかないまでも、
感じることができるのはいいところです。
機会があったら行ってみたいものです。


A Puzzle for Logan Level 3 (Cambridge English Readers)
by camuson | 2013-05-22 20:50 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 04月 22日
アラビアのロレンス 【印象度:80】
1962年のイギリス映画。レンタルDVD。
約3時間半の長編なので、2日に分けて鑑賞しました。

第一次世界大戦下の中東紅海周辺が舞台。
主役のイギリス軍人のロレンスは、軍事顧問としてアラブの部族を率い、
アラブの開放を名目に、オスマン帝国軍を襲撃し、着実に戦果を挙げていきます。

しかし、部下を亡くす失意の中でも、
人を殺すことに興奮を覚えている自分に戸惑いを感じるようになり、
これに、イギリス本国の方針(三枚舌外交)との齟齬や、
オスマン軍に捕まり、受けた拷問のトラウマなどが加わり、
精神がただれて、イっちゃった人になっていく様子を、
雄大かつ苛酷かつ清浄な砂漠を背景に、
異国情緒趣味を前面に出さない渋めの演出で描いています。


丁寧につくった良い映画だと思うのですが、
扱っている史実が複雑で、こちらが疎いということもあり、
3時間半と長い割りに、背景が読み取りづらく、
感情移入もしづらく、感動のしどころもわかりづらいんですよね。

たぶんスルメ的な味わいなのだとは思うのですが。

イメージしづらい一次大戦の中東戦線を知るきっかけとして、
イギリス側視点で脚色されているものの、有用な作品だと思います。


特典のメイキング&インタビューが面白かったです。
気温が高くフィルムに黒いシミができてしまうとか、
太陽を撮ろうとするとフィルムが焼けてしまうとか。

完全版の作成に奔走したスピルバーグが、まだ若々しくて、
本作の1ファンとして、目を爛々とさせて本作のすばらしさを語っていたのが
特に印象的でした。


アラビアのロレンス (1枚組) [DVD]
by camuson | 2013-04-22 20:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)