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2013年 03月 29日
アインシュタイン 【印象度:85】
1921年発表の随筆。初出は「改造」(雑誌)。
青空文庫版をKindl Paperwhiteで読みました。

アインシュタインの成し遂げた功績、人となりが、
精緻に、しなやかに、簡潔にまとめられています。

紙のページで推定14ページと短い随筆ですが、
アインシュタインの人間的な深みの一端、
取り巻く時代の雰囲気の一端が感じられ、
アインシュタインに対する興味がますます深まります。


アインシュタイン
by camuson | 2013-03-29 12:52 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 17日
穴(Holes) 【印象度:70】
1998年発表の児童文学。
英語原著読書7作目です。
映像化作品等は未視聴です。

前回の英語原書読書「老人と海(The Old Man and the Sea)
から間があいてしまい、早1年半が過ぎました。
1年半前から本作を読み始めていたと思うのですが、
結構な長編なので、途中で放置てしいました。

全体の半分以上は読み進めていたのですが、
結局、10日前に、電子書籍として再度購入して、最初から一気に読み抜きました。

端末はKindle Paperwhiteですが、
英語の本を読む際には本当に威力を発揮しますね。
(購入したねらいの一つですが)

わからない単語があったとき
これまでは、該当単語に鉛筆で印をした上で、
パソコンの辞書を引くという作業をしていたのですが、

Kindleでは、わからない単語に数秒指を置いておくと選択状態になり、
手を離すと内蔵英和辞書の該当単語の冒頭説明がポップアップされます。
さらに詳しく辞書の内容を読みたい場合はそちらに飛ぶこともできます。

惜しむらくはポップアップに発音記号が出てこないところですかね。
発音のみを確認したい場合がしょっちゅうあるので。


で、内容ですが、
主人公の少年は、無実の罪で逮捕され、少年更生施設に送られることになります。
施設の少年達は、人格形成の名目で、干上がった湖で1人1日1つずつ、
直径および深さ5フィートの穴を掘らされることになります。

主人公一家の呪われた運命の元凶は、ファッキンひいひい爺さん
(no-good-dirty-rotten-pig-stealing-great-great-grandfather)
にあるのか?

主人公の穴掘り生活が描かれるのと並行して、
ひいひい爺さんから続く歴史を紐解くように語り、
時を隔てた必然と偶然の妙を感じさせるというような作品です。

読んでいるときは、先が知りたくなってどんどん読み進めたのですが、
オチは、期待していたほどの大きな驚きはなかったというのが正直なところです。
評価が高い作品なので、期待が大きすぎたのかも知れませんね。

児童向けの割には、結構、暴力的な描写が多いのに驚きました。
ギャグマンガ的なオーバーな表現で笑えるものなのですが、
児童向けの表現規制が厳しいお国柄だと思っていたので、意外でした。


難しい単語は結構ありましたが、
文章は平易で読みやすかったです。


Holes


Holes: 21 Great Bloomsbury Reads for the 21st Century (21st Birthday Celebratory Edn)
by camuson | 2013-03-17 20:18 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 27日
愛のコリーダ 【印象度:40】
1976年の日本/フランス映画。

大島渚監督の追悼として、
日本では販売されていない本作のBlu-ray版(米国criterion社製)を、
米国amazonで注文したのですが、届くまでに1ヶ月もかかりました。
しかもその間、
日本のアマゾンでも米国版Blu-rayを買えるようになっていました。
骨折り損のようで複雑な気分です。

監督逝去後、米国amazonに日本からの注文がある程度集中したことに目を付け、
日本で値段を高くして売った方が儲かると思ったのでしょうかね?

法的に大丈夫なのかが気になりますが(モザイク的に)、
日本に法人税を払っていないくらいなので大丈夫なのでしょう。



それはさておき、本作ですが、
テーマがチンポコということもあり、
とんだチンポコ映画になっています(いい意味でも悪い意味でも)。
阿部定事件がモチーフになっています。

最近のしおれた役柄を見慣れていたので、
藤竜也が若くて威勢がいい角刈りで最初は気持ち悪かったのですが、
それにはすぐに慣れて、だんだん可愛くさえ感じてきます。

それと反比例して、主演女優が鬱陶しくなってきます。
これは本当に残念なことで、申し訳なくさえ思うのですが、
一瞬たりとも色気を感じることができませんでした。

しゃべり方が大きいんでしょうかね。
時代劇的女言葉が板に付いてなくて、
すべての台詞が一本調子でべたぁっと間延びしていて、
台詞が動作や感情と完全に分離してしまっているんですよね。
意図してやっているか否かに関わらず、
結果的に、とてつもない大根演技に見えてしまいます。

その一方で藤竜也が、ほぼ現代語で緩急を付けて、
自然な演技をしているので、余計それが目立ってしまって、
どうしてこんな事になっているのかと、とても気になってしまいました。

また、身のこなしもありますかね。
意味もなく下あごのあたりからにじり寄ってくる感じで、
反射的にチンに地を這うようなアッパーカットを見舞わせたい衝動に駆られます。

そんな調子で鬱陶しさがどんどん増していくので、途中見続けるのが辛くて、
何度か休憩を入れながら、なんとか最後まで見ました。

中居のおばちゃん(50代?)や68歳のばあちゃんと
藤竜也の絡みの方が数倍面白かったというのが致命的です。


・・・はっ!!?
そう思わせるのが監督の狙いだったのでしょうか?

究極の選択を迫り、敗北感を味わわせる・・・だと・・・。
68歳を選ばせる・・・だと・・・ゴクリ。


映像は海外を意識した日本的なものとなっており、
丁寧につくられていて美しいです。


愛のコリーダ ~IN THE REALM OF THE SENSES~ (Blu-ray) (PS3再生・日本語音声可) (北米版)
by camuson | 2013-02-27 20:27 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2012年 07月 15日
愛Dee 【印象度:93】
ここ数ヶ月、ニコニコ動画を視聴する機会がなかったのですが、
久しぶりに覗いてみたところ、素晴らしい動画に出逢えました。

最初はただただ映像に目を奪われるのですが、楽曲も素晴らしいです。
どちらも、全体的な大きな掴みから繊細なディテールまで、
非常にバランスが良く、破綻がありません。プロらしさを感じます。

ダンスミュージックの類を、そもそも積極的に聴かないし、
単調でつまらないイメージしか持っていなかったのですが、

この曲は、ゆったりとした歌謡曲的な繊細なメロディーラインに、
味付けとしてダンスミュージック系の刻みが組み合わされたことで、
洗練された音の中にも、哀愁が見え隠れするような複雑で不思議な感触があり、
その感触を確かめるために何度も聞きたくなってしまいます。

映像の方は、アイディアの豊富さと、完成度の高さ、
センスと技術力がすばらしいです。
カワイイけどカッコイイ、
楽曲と同様、洗練されているけれど複雑で、やはり面白い感触です。

<2012/07/13公開>
ニコニコ:【初音ミク♥巡音ルカ】愛Dee MV【LA AnimeExpo 2012】
youtube: [Miku & Luka Sing Like Humans] Ai Dee "愛Dee" [Official MusicVideo]

曲:Mitchie M
詞:Mitchie M, Cotori
画:yama_ko
唄:初音ミク, 巡音ルカ
by camuson | 2012-07-15 19:38 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 16日
悪霊島 【印象度:55】
1981年の日本映画。レンタルDVDで見ました。
原作は未読です。

公開時に私は小学生でしたが、
テレビCMでの「鵺(ぬえ)の鳴く夜は恐ろしい」のキャッチコピーと、
「Let it be」のメロディーラインが、
まだ幼い脳に強烈に刷り込まれました。

とはいえ、劇場に見に行くわけもなく、
その後テレビ放送されたのを、途中だけチョロッと見たのだと思いますが、
(当時家にはテレビが1台しかなく、父親が黙々とザッピングしているので、
作品をまともに鑑賞するということがなかった)

岸本加世子が演じる双子の娘の片方が、
もう片方のことを、「カタホウ」と呼んでいたことが、
とても気味悪く感じられて鳥肌が立ったことを思い出します。

林の中、双子の片方が、
「カタホウがいない!カタホウ、カタホウ!」と呼びながら、
もう片方を探し回ってた映像の記憶があるのですが、
今回見たところ、そういう映像はなかったので、
あまりの不気味さゆえに、幼い脳内で創り出された幻だったようです(笑)


今となって、改めてみてみると、
テレビCMのインパクトが強烈だったのに対して
本編は、インパクトがないまま、ツルツルすべっていくような感じですね。
鹿賀丈史も日本人離れした顔立ちにもかかわらず、
どこかツルツルしています。

映像自体は落ち着いていて美しいのですが、
金田一シリーズを構成する大きな要素である
死を彩る鮮やかなデコレーション、偏執的な美意識がなく、
犯人の苦悩も薄いなあという印象です。


悪霊島 [DVD]
by camuson | 2012-06-16 14:21 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 10月 23日
阿彌殻断層の怪 【印象度:91】
スピリッツ増刊IKKI 2000年第1号掲載の短編漫画作品。
単行本「ギョ」に収録。


パズルの最後のピースを嵌め込む快感だったり、
テトリスの段クリアの快感だったり、
エポック社のパーフェクションであったり、
明治製菓のピコタン人形であったり。
人間には本能的に穴を埋めたくなる欲求があるわけですが、

その人間の本能的な欲求をうまく利用しつつ、
あまりに馬鹿げた滑稽な、物理的にあり得ない設定を、
描写力でごり押しすることで、
一種異様な凄みが出ています。


ギョ 1 (ビッグコミックス)
by camuson | 2011-10-23 17:04 | 漫画 | Trackback | Comments(0)
2011年 07月 26日
赤い指 【印象度:92】
2006年発表の小説。
当時単行本で購入して十数ページ読んだ後、
間が空いてしまい読むチャンスがなかなか持てず、
5年程経ってようやく読む時間を持てました。
東野圭吾を読むのは「容疑者Xの献身」に続いて2作目です。


父親の育児不参加、母親の過保護、いじめ、
嫁姑問題、老人性認知症、などを抱えた、
どこにでもありそうなごく普通の家庭で起きた殺人事件の話。

「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、
彼ら自身の手によって明かされなければならない」
と帯の引用にあるとおり、
倒叙ミステリの陰に隠されているもう一つの真実が、
彼ら自身の手によって明かされるところが醍醐味ですが、
これを更に加賀刑事親子のエピソードおよび
隠されている真実で挟み込んだところが絶妙です。


流れるように読みやすいのに奥行きが深い。
文章の達人ですね。小物の選び方には痺れました。

実力がありながら、売れっ子でもあるというのが不思議な感じもしますが、
とにかく読みやすく、かつ、
ストーリーの骨格から表面のディテールまで
読み手の感受性のブレに対応できる程度に、
滑らかに中身が詰まっているからだと思いました。
よくそんなことができるものだと感心してしまうのですが。

赤い指
by camuson | 2011-07-26 22:05 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2011年 06月 12日
アンハッピーリフレイン 【印象度:94】
発売日の5月18日にCDを購入していました。

2009年5月以来、作者のwowaka氏が、
ニコニコ動画に投稿してきたVOCALOID作品を網羅し、
更に新曲3曲を加えた計14曲と、
別DISCで、他のクリエーターによるアレンジヴァージョンが6曲という構成です。

VOCALOIDというお題に対して、
現時点で考えられる最も適切な解答を、
複数の作品群によって安定して実現していると思います。

VOCALOID楽曲は、歌唱力でごまかせないというハンデがまずあって、
それを音に厚みを持たせて補うという選択肢が1つあるかと思いますが、
wowaka氏の場合、その選択はせず、
逆に音を極限まで薄く削る方向で、まったく逃げ場がないのですが、
持ち前のサイノウとセンスで選び抜いた音には、
それでも必要十分な情感が残っています。

どの曲を聴いても、すぐにwowaka氏の曲だとわかります。
これも大切なことです。

全14曲、これだけ粒が揃っているというのが、まずは凄いことなのですが、
逆に粒が揃い過ぎていて、1曲、1曲を動画で聴いたときほどの
インパクトがないのかなとも思いました。

表題曲「アンハッピーリフレイン」が好きです。
あと、アレンジヴァージョンでは、「積み木の人形」が、
ジャジーで大人の雰囲気です。
ちょっとサムライチャンプルーのED「四季の唄」を思い出しました。


補足:
VOCALOIDの機械的な音声は、打ち込みの楽器の感覚で扱えることから、
それを楽曲の一部として積極的に取り込むという指向も当然あると思いますが、
どちらかというと、
動画サイトを介した不特定多数の歌い手に対して、
歌唱力による色を付けずに楽曲を提供するためのメディアとして
VOCALOIDが重宝されている側面があって、
むしろ、そちらの意味合いの方が大きいという事情があります。

あえて言えば、わざと半完成品にすることで、
歌い手に解釈と発展の余地を与えるようにしているわけです。
聞く方も、それを前提として、VOCALOIDのヴォーカル部分は
ニュートラルな記号として半分流しながら聞くスタンスが基本となります。
「人間の声なんて聞きたくない。ただでさえ天使のミクさんの声しか聞きたくないっ!」
と思って聞いている人は、いないと思います。たぶん。

ここらへんの前置きが必要な部分が、VOCALOIDのハードルなんでしょうかねぇ。
更には、音声プログラムとしての実体よりも、アバターの方が目立ってしまっているなど、
興味がない人を誤解に導き、気味悪がらせて遠ざけるトラップが、
何重にも仕掛けられているのが特徴です。


(2019.04.13 追記)
wowaka氏の件で、久しぶりにVOCALOID曲を聴き直しているのですが、
VOCALOID曲を説明する別角度の視点を思いつきました。
俳句みたいに表現に制限を与えることによる
表現世界のジャンル化と捉えることができるなと。
制限することで表現の抽象化が進み、制限された中での深みが追及されます。
ジャンルの好き嫌いはあったとしても、
五七五の言葉遊びに対して、散文の方が優れてるとか言われても、
えっ?てな感じで。ステージが全く違うとしか言えませんよね。

特に、あえて半完成の制限を与えた中での、完成度の追求というところが、
VOCALOIDの新しさであり、危うさであり、面白さであると感じます。


アンハッピーリフレイン
by camuson | 2011-06-12 19:58 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2010年 11月 02日
愛のむきだし 【印象度:95】
2009年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

DVD2枚、ほぼ4時間の長尺ですが、
笑いとシリアスが絶妙にバランスしていて、
変なアイディアてんこ盛りで、キャラも立っていて、
中だるみもなく、無駄もなく、
感動のラストまで失速せずに、疾走しきっています。

タイトルからはワイルドな印象を受けましたが、
どちらかというとデリケートで洗練された感じ・・・
あっ、でも、神父のオッカケのおばちゃんは、そうでもないか。
彼女については顔がムキダシな印象を持ちました。

エロ描写については、主人公の高校生男子が盗撮の達人で、
側転をしながらスカートの下から近写したり、
ヨーヨーのようにカメラを操ってスカートの下から接写したり、
ラジコンカーを操って、スカートの下から連写したりと、
アクロバティックかつスポーティーかつテクニカルで、
パンチラ至上主義のソフトエロ路線です。

これだけの行為をエロ感情を持たずにこなすところが、
変態の変態たる所以でしょうか。

この変態高校生役を西島隆弘が見事にソツなく演じています。
この主人公を嫌っているヒロインの役を満島ひかりが熱演しています。
ウザくても、キモくても、けなげにも、仲良くしなければならない
というシチュエーションは最高にイイものです。

また、特筆すべきは、
チアリーダー(チアリーダーじゃないけど)のチーフの、
存在感の凄みです。
演じている安藤サクラは奥田瑛二と安藤和津の娘とのことで、
切れ長の目は、なるほど安藤和津に似ていますが、
顔の下半分のふてぶてしさは、両親を遙かに超えています。


お下劣な笑いと変態と、派手な血しぶきと、
なんとなく高尚な話を混ぜ合わせて、
エンターテインメントとして成立させる手腕は見事です。
ここらへんに関しては、世界の中でも、
日本映画はアドバンテージがあると思うんですよね。


あと、言い忘れましたが、本作は純愛物です。

愛のむきだし [DVD]
by camuson | 2010-11-02 23:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 01日
アンダルシアの犬 【印象度:85】
1928年のフランス映画(モノクロ・サイレンス)。
レンタルに供されていないようなので、DVDを購入して鑑賞しました。
基本的に映像ソフトはBlu-ray DISC以外は購入する気はないのですが、例外ですね。

作品の感想の前に、この作品に出会うまでの経緯を少しばかり。
私が高校生の頃ですから、もう20年以上前になりますか。
なにか軽めの読み物の何気ない引用で、
人の眼球を剃刀で切る映画があること、撮影には葡萄を使ったらしいことを読みました。
(wikipediaで調べてみると、実際に使ったのは葡萄ではなくて、子牛の目らしいです)

非常に心がざわついたのを思い出します。

そのとき読んだ言葉によって想起されたのは、
皮をむいた透明感のあるみずみずしい葡萄が、
剃刀を包み込むときに示すであろう弾性挙動、細胞がはじけ、こぼれる果汁、
これに、人の目の映像を、それぞれ透明度50%で重ね合わせたような、
透明感とみずみずしさのイメージでした。


今はインターネットという便利なものがあるので、
昔の記憶を頼りに、調べたところ、
1928年のシュルレアリスム作品であることが判明し、今回、鑑賞するに至りました。


冒頭から、男が剃刀を研ぐシーンから始まり、女の目蓋が男の指で見開かれ、
満月を一筋の雲が横切る映像の後に、
眼球を一筋の剃刀が横切る例のシーンとなるのですが、
想像していたのとはずいぶんと違っていて、
不透明な球体の開いた裂け目から、透明なゲル状のものがじわりと出てくるものでした。
葡萄で言えば皮をむいてない状態、どちらかというとゆで卵の質感と弾性。

映像はすぐさま「8年後」の文字画面に切り替わり、
別の意味ありげなシーンが次々と切り替わりながら続いていきます。
15分見終えると、結局、何の脈絡もない映像だったことに気付かされます。

何の必然性もないことが、逆に凄みを増していますよね。

剃刀のシーンはさすがに笑えないものの、
その他のシーンはコミカルな味付けで、思わず笑ってしまうものが多いです。

一番笑ってしまったシーンは、
どういう訳だか、主人公と思われる男が、重いコンダラよろしく、
腐乱した馬の死体(?)が乗っかったピアノを紐で引っ張る状況になり、
二本の紐を肩に掛けて引っ張り続けると、
その紐には、実は、二人の男がぶら下がっていて、
そいつらが仰向けに床を引き摺られながらついてくる場面です。

おまえはダレですか?と小一時間ばかり問い詰めたい気持ちになります。


まあ、何とも言えない可笑しさが、この作品の妙味ですね。


アンダルシアの犬【淀川長治解説映像付き】 [DVD]
by camuson | 2010-06-01 21:13 | 映画 | Trackback | Comments(0)