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2015年 02月 01日
孤独の価値 【印象度:60】
2014年発表。孤独に関する思索、エッセイ。

現代人は、人と絆を持たなければならない脅迫観念にとらわれていて、
孤独が悪であるかのごとく思い込まされている。
しかし、実は孤独は創作の源であり、
人間が人間らしく生きるために欠かせないものである。
というような主旨です。

上の主旨にはおおむね同意できるのですが、
全体的に、論理的な考察を目指している割には、
なんとなくふわふわしていて、深みや切れ味に欠けるんですよね。

筆者がいみじくも「まえがき」に書いているとおり、
「一人の人間の思考実験をご覧に入れる、というだけの内容」
なのです。

個人的経験をよりどころに、下手に一般化して、
読者にアドバイスしたりするより、
一般化は度外視で、
筆者の隠遁生活をリアルにつぶさに記した方が面白かったかも。


人の感情をサインカーブに例えたのは、とてもしっくりきました。
それ以外は、例えがしっくりこず、散漫になってしまうところもいくつか。


孤独の価値
by camuson | 2015-02-01 22:32 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 18日
小僧の神様 【印象度:30】
1920年、雑誌「白樺」に発表された短編小説。
短編集「城の崎にて・小僧の神様」に収録。電子書籍版を読みました。


おい、いい加減にしろ。志賀直哉(笑)

「こんなオチを考えたんですけど、
あんまり良くないのでオチは付けないことにします。おわり。」

それを書いちゃったら百倍蛇足だろ!

と突っ込んでもらいたい、
いわゆるレス乞食的な心情だったのでしょうか?

だとするとスルーできなかった私が悪かったと思いはじめ、
作中のAさん同様、スッキリしない気持ちになりました。

城の崎にて・小僧の神様 角川文庫
by camuson | 2014-11-18 22:04 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 09月 13日
ゴジラ 【印象度:89】
1954年の日本映画。モノクロ。レンタルDVDで見ました。

怪獣に翻弄される人間社会のドラマが、
思いのほかリアルに描写されていて、
当時としては驚くべき特撮技術と対等にせめぎ合い、
融合し、熱を発しているのを感じます。

高揚感を煽る音楽が素晴らしい。
神々しいまでの咆哮など音響も素晴らしい。

ゴジラが落っことしていった三葉虫を見て、
子供の頃、生きた三葉虫を飼うのが夢だったことを思い出しました。


ゴジラ(昭和29年度作品) [60周年記念版] [DVD]
by camuson | 2014-09-13 08:11 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 31日
皇帝の嗅ぎ煙草入れ 【印象度:86】
1942年発表の推理小説。宇野利泰訳を電子書籍で読みました。

ディテールの描写がしっかりとしていて、
かつ、必要十分で、余計な飾りたてのない質実な文章で、
本格推理ものの良い香りが漂ってきます。
心情の描写も細やか、かつ、多彩で、大人びた雰囲気があります。

全体の4分の3ほど読み進めたところで、
この時点では犯人の見当がまったく付かなかったのですが、
解答の前に犯人を推理すべく、最初から読み返しました。


最初の読み返しで、ある矛盾点に気付いたのですが、
ローズ家の一人がどんな嘘をついているかは、
最後までわかりませんでした。

タイトルのことを考えると、この矛盾点はメインディッシュ級だなと思い、
その周辺を注意深く読み直してみることで、真犯人の目星は付いたのですが、
共犯者がいないと実現は難しいなと思いつつ、
一方で、共犯者がいたとすると、この殺人計画はまったく意味不明だなと思いつつ、
あきらめて解答へ。

なるほど、すべてがつながりました。
偶発的な出来事が絡んでいるので、
すべてを推理することはかなり難しいと思います。

今回kindleのハイライトとしおり機能を使って何回か読み返したのですが、
紙に描き出してじっくり推理した方が、良かったかもと思いました。
とても真相まではたどり着けないとしても、もう少しは近づけたかも知れません。


皇帝の嗅ぎ煙草入れ
by camuson | 2014-08-31 18:11 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 09日
恋はデジャ・ブ 【印象度:75】
1993年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

原題はGroundhog Day。

時のループにはまり込み、同じ1日を際限なく繰り返すこととなった男の話です。

最初は驚き、
何をやっても記憶だけは残ってリセットされることに気づき、
それを利用して、女口説いたり、金盗んだり、めちゃくちゃやったり、死んだり、
そのうち、むなしさと孤独を感じるようになり、自殺しちゃってみたりして、
でも、前向きに考えて、ピアノ習ってうまくひけるようになったり、
チェーンソーで氷の彫刻つくれるようになるというようなお話です。

主人公の飽き飽き感、ウンザリ感を視聴者に共有させつつ、
飽きさせてもいけないという、
微妙なさじ加減がうまく取れていると思いました。


恋はデジャ・ブ [DVD]
by camuson | 2014-08-09 21:31 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 23日
この子の七つのお祝いに 【印象度:60】
1982年の日本映画。
2011年11月にDVDソフト化されたので購入したのですが、
なかなか見る時間が無く、このたび開封して見ました。

日本人形、わらべ唄、血しぶき、怨み、岸田今日子など、
日本ホラーとしてのアイテムはほぼ出そろっているのですが、
殺人の動機が最初から示されていて、
単純であまり深みが感じられず、
今ひとつ響いてこなかったように思います。

役者陣はかなり豪華です。
中でも杉浦直樹が豪快でカッコイイです。


あの頃映画 「この子の七つのお祝いに」 [DVD]
by camuson | 2014-06-23 22:56 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 20日
ゴッドファーザー 【印象度:86】
1972年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

ニューヨークの裏社会で一大勢力を築いた、
イタリアシチリア島出身のマフィア一家の話。
ゴッドファーザー(名付け親)と呼ばれる一代目が倒れ、
二代目が頭角を現すまでを、
ちょっと引いた視線でじっくりと描いていきます。

恩義の貸し借りによる人的ネットワークの構築による
「ファミリービジネス」は思いのほかインテリジェンスが要求されるようで、
直情的で単細胞な長男には向いていなかったようです。
ゴッドファーザーは、掠れ声で貫禄はあるもののそれほど強面でもなく、
頭の回転の速さでのし上がったんでしょうね。
勉強になります。


ゴッドファーザー [DVD]
by camuson | 2014-05-20 21:40 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 04月 24日
獄門島 【印象度:75】
1977年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

小学生の頃、家族と一緒にテレビで初見で視聴した際、
第一の殺人の前に、「こいつが犯人」と当てずっぽうに指摘したら、
「いい加減なことを言うんじゃない」と親に叱られたのですが、
実はそいつが犯人だったのはいい思い出。


登場人物が多く、人間関係も複雑で、
シリーズの中では犯人が誰かわかりづらくなっているのですが、
そのわかりづらさが、少し余計だったように思います。
今まで何回か見てきたのですが、
死体現場以外あまり印象に残っていないのですよね。


俳句を用いた見立て殺人の死体デコレーションは、
俳句本来のしみじみした味わいとは対照的に、
だらっとしたけばさが印象的で悪くないと思います。


獄門島【期間限定プライス版】 [DVD]
by camuson | 2014-04-24 21:05 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 04月 11日
コーカサスの虜 【印象度:86】
1996年のロシア/カザフスタン映画。レンタルDVDで見ました。
トルストイの原作は未読です。

コーカサス地方とは黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈周辺をいい、
南コーカサス(山脈以南)が、アゼルバイジャン、アルメニア、グルジアなど
ロシアから独立した国家から成るのに対し、
北コーカサス(山脈以北)は、チェチェン共和国を含むロシア連邦に属する
7つの共和国がひしめく地域です。

調べたところによると、本作は150年前に書かれたトルストイの原作を下敷きに、
舞台を現代の(当時の)チェチェン紛争に置き換えたもののようです。

息子を捕虜にとられたチェチェン人が、
捕虜交換で息子を奪還するために、ロシア軍に奇襲をかけ、
若いロシア兵(主人公)とベテランのロシア兵の2人を捕虜にするという話で、
山岳地帯のチェチェンの一村における捕虜生活と、脱走劇を追った内容です。

腕に自信のあるベテラン兵士は、ヒヨッコ主人公を尊大にあしらうのですが、
(これはこれで、軍隊の形式張った感じは全くなく、いやみがなく、面白いのですが)
捕虜としては何ら変わらぬ立場上、関係が次第に微妙に変化していくところや、
捕虜と、監禁主の娘や、看守役の男とのやりとりが、
それぞれの立場を踏まえた上で、ごく自然に微妙に変化していくところなどが、
取り立てて大きな感動があるわけではないものの、
嘘臭さがなく、どこか暖かみがあり、楽しめるのですよね。
見始めてすぐにいい映画だと安心できました。

でもやはり、戦争なので、背中の後ろはすぐ死がある状況で。。。
意外とあっけなく死んでしまうのも、下手に感動を演出していないところもいいです。


※主人公を演じたセルゲイ・ボドロフJr.は、
2002年北オセチアで起きた氷河崩落事故
(映画撮影クルー27人を含む125人が犠牲に)
に巻き込まれて亡くなっています。
残念です。


コーカサスの虜 [DVD]
by camuson | 2014-04-11 22:32 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 02月 26日
構想の死角 【印象度:70】
1971年のアメリカのテレビ映画。刑事コロンボシリーズ第3作目。
BD-BOX版で、英語音声、日本語字幕で視聴。

完全分業制のコンビ推理作家が主役。
内1人は作品は書かず、もっぱら渉外・マスコミ対応担当。
自分が作品を手掛けているかのようにふるまい、
世間的に作家として名が通っているという設定です。
そこに、作品担当がコンビ解消を持ちかけ、揉めることに。
作品書かない担当が、作品書く担当を計画的に殺害するというお話。

75分程度と短く、殺害方法にあまり凝った工作はなく、
コロンボの追及もそれほどねちっこくない感じ。

犯人の最期の一言、オチのキレで勝負するタイプです。
全体的に緊張感がなく、退屈気味だったのですが、
終わりよければ、かなりよく感じます。

あやふやな記憶では、コロンボが最後、複雑な心境と表情で終わる
似たようなパターンがいくつかあったような・・・。
シリーズにおいてひとつの雛形を作り上げた作品と言えますかね。


刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX [Blu-ray]
by camuson | 2014-02-26 21:54 | テレビ | Trackback | Comments(0)