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2012年 12月 03日
二癈人 【印象度:60】
1924年発表の短編小説。江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)より。

昔、中学校の英語の教科書に出てきた、
O.ヘンリーの短編小説(教材として簡略化したもの)を少し思い出しました。

この話は、いい話なんだか、いやな話なんだか、
どっちとも付かないところがいい味と言えなくもない
といったところでしょうか。

これも「二銭銅貨」同様、そんなうまくいくかよという類の話で、
騙した人が凄くて、騙された人が鈍かったとしか言えないっす・・・

タイトルはなかなか悪くないです。


江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)
by camuson | 2012-12-03 19:58 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2012年 12月 02日
二銭銅貨 【印象度:45】
1923年発表の短編小説。
江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)より。江戸川乱歩のデビュー作。

文章がこなれていない感じがして初々しいです。
素材もいかにも探偵小説らしく暗号解読。

トリックについては、成功するか否かが相手まかせで、
成功率が高いとはとても思えず、パッとしないんですよね。
これだと、「気付いてもらえず俺涙目www」
となるのが関の山だと思うのです。

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)
by camuson | 2012-12-02 18:32 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2012年 10月 21日
21グラム 【印象度:90】
2003年のアメリカ映画。レンタルDVDで見ました。

最初の方、男優の顔の区別が付かなくて戸惑い、混乱しましたが、
見てるうちに理解できるようになりました。

ある事故に関わる複数の視点からのストーリーを
時系列を細切れにしてシャッフリングしてます。
よくある手法ですが、うまくはまっていて効果的だと思いました。

3人の主役がそれぞれの役どころを見事に演じています。
特にナオミ・ワッツが印象的でした。
基本、向こうの人としては小作りな顔なのですが、
いざとなると、顔の中心あたりの毛穴からオーラを発散させる鬼気迫る演技です。

映像もディテールに凝っていて、
食べ物を扱っているシーンのなんとなく小汚い感じとか結構好きです。

あと、宗教に関しては、一歩引いた視点から見ていると言うか、
牧師が声を張り上げているところとか、新興宗教っぽく感じられ、
ちょっとした胡散臭さを感じさせるような演出が面白いと思いました。


21グラム [DVD]
by camuson | 2012-10-21 01:31 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2012年 09月 22日
ニュー・シネマ・パラダイス 【印象度:88】
1989年のイタリア/フランス映画。レンタルDVDで見ました。

2時間の劇場版ではなく、3時間のディレクターズ・カットの方です。

平日深夜から見るには長い作品で、
1時間程度ずつ、日を変えて見たのですが、
期せずして、幼少期、青年期、現在の3部がほぼ1時間ずつの構成になっていて、
それにほぼ同期することができたので、こういう見方でも良かったかなと思いました。
冒頭のシーンをすっかり忘れてしまっていましたが。


映画を題材にした映画です。
とてもハードルが高いと思うのですが、
無理なく、力むことなく、それでいて映画らしい映画としてまとまっています。
映画の歴史がある国ならではですね。
地に足が着いていて、深みがあり、苦味もある作品です。
南イタリアらしい明るく乾いた色合いもいいです。


劇場版のほうが評価が高いようなので、
機会があれば、そちらも見たいですね。


ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]
by camuson | 2012-09-22 12:17 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2012年 09月 07日
人間臨終図巻 【印象度:85】
1986~1987年発行。

古今東西の著名人900人余りの臨終の様子をデータベース化した読み物。
亡くなった歳で昇順にソートしてあります。

文庫版は3分冊で、この第1巻では、
10代で死んだ人から、55歳で死んだ人までを収録。

臨終には人の人生が集約されますから、
読み物として非常に濃密な味わいがあるのですが、
まあよくも、これだけの厖大な資料を収集整理する気になり、
実際に完成させたなと、感心しきりです。
まあ、辞書を作る作業ほど根気は要らないかも知れませんが。

記述は必ずしも客観的ではなく、
著者の私情による寸評が入ったりするのですが、
労力に免じて、よしとしたいです。

鞄の中に忍ばせて、雨天通勤時などの電車の中で、
2、3人ずつ読み進めていきました。
1年以上前に購入したのですが、本日読み終わった次第です。

当初は第1巻だけで充分お腹いっぱいになると思っていましたが、
今は続きを読んでもいいかなと思っています。

※今後読み進めたとして、大きく評価が変わるものではないので、
 第1巻読了時点で評価させていただきました。


人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)
by camuson | 2012-09-07 20:26 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 27日
日食 【印象度:40】
1907年のフランス映画。モノクロサイレンス短編。
原題:The Eclipse

月世界旅行から5年後の作品ですが、
技術的な面での成長の色がまったく見られず、
作品としてもスケールダウンしています。

人間の顔が嵌め込まれた太陽と月が少しずつ近付いて重なるところでは、
外国人らしく表情の動きは大きいのですが、メリハリがないので、
今ひとつ笑いどころがわからないです。

望遠鏡で観測していた天文学者(ジョルジュ・メリエス本人)
が窓から落っこちて、樽に嵌るところなどは、
8時だよ全員集合の原型的なものが見て取れます。
樽から出してもらった後に手足をばたつかせるアクションに
妙にキレがあるところに、多少なりの成長の色を見いだせた気がしました。


作品内容とは関係ないですが、デジタル処理の粗さがひどいもので、
画面全体に細かいモザイクがかかっているような感じです。
本作より古い「月世界旅行」の方では全く問題なかったので、
どういう経緯でこうなったのか、とても気になりました。


ジョルジュ・メリエスの月世界旅行 他三編/映画創世期短編集 [DVD]
by camuson | 2012-03-27 22:26 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 05月 09日
人形はなぜ殺される 【印象度:90】
1955年発表。
読者に対して挑戦状が叩き付けられるタイプの本格推理小説。
ゴールデンウィーク中のお楽しみとして読みました。

読む前に、目次が細かく付けられているのを見て、まず感激。
問題編の読み直しをする読者に対する超親切設計です。

序文で、読者に対して挑戦する旨、宣言されていることから、
心して、人名リスト(登場人物が結構多い)を作成しながら、
推理の鍵になりそうな部分のメモを残しながら読み進めていきました。

古臭い文章で読みづらいかなと懸念していたのですが、
そんなことはまったくなく、読みやすい文章で驚きました。

ある人物を犯人と睨んで読み進めていたのですが、
挑戦状のところまでくると、
必要以上にあやしいので、真犯人からは外さざるを得ず、
ここで、少し途方に暮れてしまいました。

気を取り直して、挑戦状で示されたヒントを噛み締めていると、
ふとメイントリックに気付き、
問題編を再度読み直してみたら、
いやはや、一度目では軽く読み流していた言動が、
怪物による怪物的言動として胸に突き刺さってきて、
脈拍が急に上がり、背筋がゾッとすると同時に、犯人を確信しました。

第一幕の方は、道具立てから真相のような可能性も当然考えたのですが、
物証が壁になって、辿り着けませんでしたね。
第二幕と同じパターンの方が綺麗かなと思ってしまったので。

人形は人間であり、人間は人形であるというような、
倒錯した陶酔、恍惚に浸ってしまったのはいい思い出。

人形はなぜ殺される 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)
by camuson | 2011-05-09 22:53 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2010年 08月 01日
二十四の瞳 【印象度:60】
1954年の日本映画。モノクロ。レンタルDVDで見ました。

1952年に原作が発表されて以来、現在に至るまで、
反戦映画の代表作として、映画、TVドラマと
数多くの映像化がなされている作品です。

今まで、どの作品も一度も見たことがなかったので、
中でも評価が高く、終戦の余韻が残る中で最初に映像化された、
本作を鑑賞することとしました。

小豆島の豊かな自然と、そこに住む人々の生活風景が、
時間をかけて選び抜かれたであろう美しい構図で、
フィルム状態が非常に悪い中にも、精細に写し撮られていて、
思わずため息がこぼれます。

しかし、長い作品です。
二時間半という時間が非常に長く感じられました。

前半、子供たちに、子供らしさを演じさせてしまっていて、
本来子供が持っている自然な生き生きとした勢いが感じられず、
これが、延々と続くので、参ってしまうのです。

後半、教え子達も戦争の波に巻き込まれていくのですが、
淡々と巻き込まれていく様子が、淡々と描写されていく感じです。
個々の悲劇に対する感情移入よりも、
元教師から見た若干俯瞰的で、間接的な描写で、
冷静に戦争の無情さを表現しているのは、よいと思います。

後でキャストを確認したときに、天本英世や清川虹子、浦辺粂子など、
後の妖怪級が何気なく出演していたことに気づき、
それが一番の驚きでした。まったく気づかなかったので。

二十四の瞳 デジタルリマスター2007 [DVD]
by camuson | 2010-08-01 15:22 | 映画 | Trackback | Comments(0)