人気ブログランキング |
書籍
漫画
映画
アニメ
テレビ
ゲーム
音楽
タイトル
印象度
ラン
書籍索引
漫画索引
映画索引
アニメ索引
テレビ索引
ゲーム索引
音楽索引
時間
空間
人間
ランまとめ
タグ:印象度:86 ( 36 ) タグの人気記事
2011年 07月 07日
若草物語 【印象度:86】
何度も映画化されていますが、1949年のアメリカ映画。
英語教材冊子とセットになっているのを購入しました。
原作(1868年)は未読です。

四姉妹の物語ということくらいしか知りませんでしたが、
苦手な分野かと思って敬遠気味でした。
ですが、古き良きアメリカが詰まっていて、
登場人物のキャラも立っていて、話の流れもスムーズで、
過剰にドラマチックであったり嘘臭さかったりもせず、
要所に笑いがちりばめられていて、
とても楽しく見られました。

また、絵づくりが素晴らしく、
どの場面をとっても、絵画から切り取ったようで、
パステル調の落ち着いた色彩には癒やされました。

みるみる上達名作映画で英会話若草物語 (COSMIC MOOK)
by camuson | 2011-07-07 20:08 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2011年 05月 21日
ライフ・イズ・ミラクル 【印象度:86】
1994年のセルビア・モンテネグロ、フランス映画。
レンタルDVDで見ました。

それほど古くはない映画ですが、
古き良き映画を彷彿とさせる雰囲気です。
全体的に赤錆がかっていて、透明感がない、
カーキー色の目立つ油絵的な絵づくりなんですよね。

ロケーションもとてもシャレてるなと思いました。
主人公の家はボスニアの片田舎の山を背にして建てられているのですが、
家の前方には結構な傾斜で下る草原が広がっていて、
そこに張り出して設置したテラスからは草原を俯瞰することができます。
ここで驚くのは、家の真ん前、テラスとの間に鉄道の線路が走っていることです。
山は、家の背だけはなく、左右にも迫っているようで、
家の前を通る鉄道の線路は左右の山をトンネルで抜けていきます。

さて、このボスニアの山奥の一軒家に、
妻と息子と3人で暮らしているセルビア人の男が物語の主人公です。
男は鉄道技師、妻はオペラ歌手で、息子はサッカー選手をめざしています。
家の前を通る鉄道は昔オーストリアが敷設したものの開通しておらず、
現在、開通に向けた作業が進められています。
おそらくその都合で、鉄道技師として現場近くに引っ越してきた
という設定なのでしょう。
(仕事らしい仕事をしてるシーンがないので謎ではありますが)

主人公家族を中心に、この地での生活が、
コミカルに、かつ、丁寧に描き出されていきますが、
その切り出し方と、つなぎ方に絶妙なセンスを感じます。

そうこうしているうちに、ボスニア紛争が勃発し、片田舎とはいえ、
その影響を少なからず受けることとなり、話は動いていきます。
ただし、あくまでも紛争は背景であり、
一貫して人の生き様を描くことに軸足を置いているところが、
他のボスニア紛争を扱った作品と異なるところでしょうか。

結局、紛争があろうが、人間やることはやるし・・・
という人間賛歌みたいなものになっていて、
見終わって、すがすがしい気持ちになる仕上がりとなっています。

ヒロインが大柄なスラブ系美人なんですけど、
表情などが結構スケベで悪くないです。

ライフ・イズ・ミラクル [DVD]
by camuson | 2011-05-21 21:10 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2010年 07月 28日
それでもボクはやってない 【印象度:86】
2007年の日本映画。レンタルDVDで見ました。

痴漢冤罪の現状に基づくフィクション作品。
日本の刑事裁判システムの歪みが痛いくらいに示され、
2時間半という長さを全く感じないくらい、引っ張り込まれました。

非常に興味深いけれど、見ていてあまり楽しくない映画です。
でも、かなり衝撃的です。

作品の真実性については、素人には判断しづらいですが、
ネットなどで調べた範囲では、真実性に対する反論はあまりなさそうですね。
脚色・演出はあれど、議論のきっかけになれば成功でしょう。


さて、
冤罪の最良かつ唯一の回避方法が、
現場から離れる(逃げる)しかないという現実。
それは結局、実際の痴漢が普通に取る行動なわけで、
ということは、
実際の痴漢は逃げるので逮捕される確率が低く、
痴漢をしていないと自信を持って、その場に残った人は、
反論は一切聞き入れられずに、逮捕・拘留されるため、
有罪になる確率が高いという、
結果的に、犯罪抑制型ではなく、
犯罪推奨型・犯罪放置型のシステムが出来上がっています。

警察、検察、裁判所のスクラムで、そうなっているようですが、
わざとやっているというよりは、
社会を良くすることに対して、ほぼ無関心で、
目先の点数稼ぎが最大の関心事であるところが原因だと思われます。

本作品では描写はありませんが、彼らは、点数稼ぎのために、
痴漢被害者が「違うかも知れない」と何度言っても聞き入れず、
「後戻りはできない」などと、なかば脅迫することもあるようです。
(ソース:夕刊フジ特捜班「追跡」~痴漢冤罪の恐怖~あなたも犯人に

もはや痴漢被害者ですら、彼らにとっては、点数稼ぎの道具の一部と推測されます。
まったくもって、わかりやすいのが、彼らの唯一の取り柄と推定されます。

その唯一の利点を活用して、社会利益に還元すべく、
彼らの最大関心事である点数稼ぎのベクトルと、
社会が良くなるベクトル、
この2つのベクトルの向きを、
逆向きから同じ向きに変えてあげれば、
社会が劇的に変わるのではないでしょうかっ?!
(これは大発明かもです。)


(で、以下は誰でも考えつくことですが・・・)
痴漢事件は単発で見れば、性犯罪の中でも最も軽い部類だと思いますが、
問題なのは、非常に常習性、再犯性が高いこと、および、
その過程でエスカレートする可能性があることだと思います。

さて、審判が見ていないときに起こったいざこざに対して、
一方の選手に対して、一方的に一発レッドカード(逮捕・有罪)を出せば、
もはや試合(社会)は壊れて収拾が付きません。
状況によって注意またはイエローカード(記録)どまりにしておき、
累積イエローカードはレッドになるような仕組みを作れば、
常習性の高い痴漢犯罪の特性と非常に良くマッチングします。
常習者は捕捉されて、冤罪は激減し、
場合によっては、イエロー累積による抑止効果も期待できるかも知れません。
試合をコントロールするとはこういうことですよね。


まとめますと、
そこらへんに転がっている国民のアイデアをうまく集めて、
うまく仕組みづくりをしてあげて、
彼らの点数稼ぎのベクトルが社会が良くなるベクトルと
うまく同じ方向になるように設定してあげること、
またすぐに方向がねじれてくるので、その都度直してあげること、
これがポイントだと思います。

それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
by camuson | 2010-07-28 20:51 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 12日
戦場でワルツを 【印象度:86】
2008年イスラエルのアニメーション映画。レンタルDVDで鑑賞しました。

1982年のイスラエル軍によるレバノン侵攻と
レバノンの親イスラエル勢力によるパレスチナ難民の大虐殺を題材にしています。

当時19才だった本作品の監督アリ・フォルマンも、
徴兵され、イスラエル兵として侵攻に加わっていましたが、
大虐殺時の記憶はPTSDによって失われていました。

本作品は、監督自身を主人公として、この戦争を体験した者達に取材を重ねることで、
その記憶を徐々に取り戻していく過程を描いています。

アニメーションの人物造形は、実写をトレースした感じで、
ほとんどデフォルメされていません。
線描ではなく、筆で描いたようでもあり、切り絵のようでもあり、
陰影の黒ベタ塗りが結果として輪郭線となるような表現で、
色もべた塗りにすることで2D感を出しています。
日本の漫画の二次元表現より、アメコミに近いですかね。

けして表情豊かではないのですが、
まばたき、しゃべるときの口の開閉など非常に細かく動いていて、
独特の雰囲気をかもし出しています。

背景はグラデーションのある立体的な表現で、
シーンによっては3DCGも使用されているようです。
前景と背景の表現のバランスも、
これまでのアニメにはない味わいになっています。

吹き替えもあるのですが、あまり聞くことのない
ヘブライ語+日本語字幕にしました。

ヘブライ語がまったくわからないので、外来語が使われていると結構耳に入ってきます。
主人公と友人との会話で、PTSDの対策例として、指圧が挙げられていましたが、
はっきりと「SHI・A・TSU」と発音していて、なぜか笑えました。
浪越徳次郎を思い出しました。
こないだ覚えたRPG(携帯対戦車グレネード)も早速何回か出てきてました。
アルファベットは外来語としてそのまま発音しているようです。

テーマがテーマなので、心躍る映画ではないですが、
戦車が、道ばたに駐車している乗用車を、
強引につぶして進んでいくようシーンや、
ゲームのように人を殺していくシーンなど、
実写でやると生々しくなりそうなところを、
ポップでクールかつシニカルにまとめています。

心のフィルターを通した映像として、
このテーマをアニメーションで表現したことの意義を感じました。

最後の映像は、現実とのリンクという意味で、ひとつの方法として理解しますが、
アニメーションには、実写ではできない、実写を超えた表現を期待してしまうので、
それに挑戦した結果を見てみたかった気はしますね。

戦場でワルツを 完全版 [Blu-ray]
by camuson | 2010-06-12 08:33 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2009年 11月 01日
スラムドッグ$ミリオネア 【印象度:86】
2008年のイギリス映画。
アカデミー賞で作品賞をはじめとして8部門受賞した話題作。
Blu-ray Discが発売になったので、購入して鑑賞してみました。

以下、感想など。

テレビのクイズ番組「クイズ・ミリオネア(インド版)」に回答者として出演した
ムンバイのスラム出身の青年が、正答を連続し、
パーフェクトまであと1問というところで、時間切れ次回持ち越し。
番組終了後、不正を疑われて警察で取り調べられることになります。

青年はクイズの正解をいかにして知り得たのか?
青年が自身の半生を回想し、語っていく物語です。

スラムの子供ですから、生活していくためには、
無銭乗車に始まり、スリや詐欺も当然のようにやります。
悪ガキの冒険譚が展開され、それはそれで楽しいのですが、
とにかく、映像で展開される「混沌」に圧倒されます。

社会的なインフラがほとんどない中、ごみと子供だけはやたら多くて、
それらが混じり合った状態で、本人たちは何の違和感もなく生活していて、
インドのスラムの現状の一端なのでしょうが、どこか近未来世界のような感じもして、
映像に見とれてしまうようなところもあります。

近代化の表の部分、虚構であるテレビのクイズ番組をとおして、
近代化の裏の部分、ゴミと子供にあふれたスラム街の現実を見せていく。
(むろん映画はフィクションであり虚構ではありますが・・・)
このアイデアが、非常にうまくはまっていて、
物語は非常にシンプルなのですが、メリハリがきいて飽きさせません。

舞台がインドであるからこそ成り立つ映画であり、
「混沌」と「躍動」こそが、この映画を輝かせている源ですね。

当のインドでは本作品に対して、批判的な意見も多いようです。
自国の社会問題をネタにされれば、いい気持ちはしないというのは、
わからなくもないですね。

スラムドッグ$ミリオネア[Blu-ray]
by camuson | 2009-11-01 23:09 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2005年 09月 04日
姑獲鳥の夏 【印象度:86】
1994年発表の日本の小説。
友人から借りた「姑獲鳥の夏」を読了。
実は借りたのが6月末なので2ヶ月以上かかった。
空いた時間に少しずつ読んだので忘れてしまっているところも多く
読み終わったあと一気に3日間くらいで再読した。

さて、今回は読み終わった直後の素直な感想を、思いついたまま書いてみた。
深い考察はさておき、第一印象を忘れずに残しておくため。

続きを読む
by camuson | 2005-09-04 12:45 | 書籍 | Trackback | Comments(1)