1994年劇場公開の日本映画。レンタルDVDでみました。
再生し始めた際に、50分弱という短さに驚き、
どういう興行形態だったのかとても興味を持ちました。
そしてタイトルキャプションがが出たとき、
文字が小さいこともあったのですが、
文字がつぶれるほどの画質の悪さに驚き、
DVD化にあたって、なんて雑な仕事をしたものかと感じました。
上記2点が気になったので、見終えた後に調べたところ、
元々テレビドラマとして放映したものを、
編集し直して劇場で公開したものと言うことで、
それですべてに納得がいき、謎が一挙に萎んでしまいました。
テレビドラマとしてはフィルムライクにつくられていて、
画質は汚いけど、映像は綺麗なので、
言われるまでテレビカメラとは気付かなかったです。
内容ですが、小学校高学年の男の子達が、
花火を横から見たら丸いか平べったいかを言い争い、
実際に確かめるために、灯台へ向かうという話です。
とここまで書いたところで、
「
スタンド・バイ・ミー」に似ていることに気付きますが、
同時代の日本人の私としては断然こちらに共感しました。
うまく郷愁を誘うものが詰め込まれています。
ヒロインが奥菜恵なのですが、
この人は思春期の子役として輝いていた人だったのですね。
これまでこの人の立ち位置が理解できていなかったのですが、
晴れて納得しました。
(思春期に驚くほど艶っぽかった人の例として、
他には松たか子などが挙げられます)
主人公は山崎裕太(あっぱれさんま大先生)で、
大人の脇役が、麻木久仁子や石井苗子(TVタックル)や蛭子能収など、
ちょっと不思議な配役で楽しめます。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? [DVD]